大垣駅の西、木戸公園のそばにある喫茶店「あすなろ」へ。色んな情報から判断すると創業は70年代の終わりぐらいだろうか。店前の駐車場に車を停め店内へ。外壁と同様に煉瓦壁で落ち着いた雰囲気で、BGMにはピアノジャズが流れていた。各席にはペンダントライトがぶら下がっている。入口近くには電話ブースもある昭和仕様。シャツにベスト、ネクタイ姿の主人は御歳80を超えているのだとか。他には女性給仕が1人(途中で人が入れ替わったので奥様かどうかは不明)。メニューを眺めるとコーヒーの種類が多い。豆の種類はもちろん、岐阜市の「ルモンド」にもあるような「アイリッシュコーヒー」や、「カフェナポリターノ」「ハリウッドコーヒー」なんていう聞いたことのないものまである。それでも初訪なので注文したのは「コーヒー(あすなろブレンド)」。コーヒーと一緒にいただくのが好きなプリンもと思ってメニューを見るが「ジャンボプリン」と「ミニプリン」の2種類ある。普通のサイズでいいんだどナ…と、とりあえず100円しか違わなかったので「ジャンボプリン」を注文してみた。すると給仕女性が戻って来て「ジャンボプリンはミニが2つになりますので。」と告げられた。訳が分からないが「ハイ」と返事しておく。
しばらくしてまず”あすなろブレンド”が出された。柿の種付き。濃いめの色づきで苦味が感じられるもの。旨い。件の「ジャンボプリン」は取っ手の付いたガラスカップに盛られていて、プリンが2つ並び、脇に生クリームとマスカットが添えられている。プリンひとつはごく普通のサイズに思えるので、やっぱり「ミニプリン」で良かったのかな。カスタードプリンで、ややすが入っているが、甘さ控えめでちょうどいい。自分が子供の頃は母が手作りのカスタード・プリンをよく作ってくれた。ただガキの頃の自分は市販のプリンミクスようなベタな味のプリンが食べたかったので、大人の味のカスタード・プリンは苦味があったりしてそれほど好きじゃなかったナ(笑)。今ではこういうプリンが大好きになった(でも喜んでプリン食べる年齢じゃないか)。やや硬めの食感のプリンをコーヒーと平らげて勘定してもらった。次は何とかお酒入りのコーヒーを味わってみたい。(勘定は¥920)
喫茶 あすなろ
岐阜県大垣市木戸町2-77-2
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