マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

エージェント・ゾーハン

2011-01-11 09:12:45 | 映画ーTV

ーエージェント・ゾーハンーYOU DON'T MESS WITH THE ZOHAN

2008年 アメリカ

デニス・デューガン監督 アダム・サンドラー(ゾーハン)ジョン・タートゥーロ(ファントム)エマニュエル・シュリーキー(ダリア)

 

【解説】

イスラエルの凄腕エージェントが夢の美容師になるためアメリカに渡り奮闘しながら、逃れられない宿命に立ち向かうハチャメチャぶりを、アダム・サンドラーとジョン・タートゥーロの顔合わせで描くアクション・コメディ。(allcinema ONLINE

 

【感想】

続いても、録画してあったアメリカンコメディー。

新春にふさわしい?

 

いいなあ、アダム・サンドラー。

こんなかっこよかったっけ?

 

ゾーハン(アダム・サンドラー)は、イスラエルのエージェントでテロリストと闘って、輝かしい活躍の数々を残していた英雄でした。

 

しかし、ゾーハンは、反イスラエルの宿敵ファントム(ジョン・タートゥーロ)の闘いで死んだ振りをして、密かにアメリカに渡り、長年の夢だった美容師になろうと、高名な美容室の門を叩いた。

 

☆ネタバレ

しかし、無名で未経験なゾーハンは門前払いとなり、結局、ヒスパニック地区のパレスチナ人の経営する美容院で下働きを始めた。

 

ところが、彼のたぐいまれなる女性の扱い方が大受けで、熟女の間で評判となり、行列のできる店となった。

 

ところが、この地区に地上げを狙っている企業が目をつけていて、立ち退きを企み、人種の争いを利用して人々を争わせようとしていた。

 

そしてそこへ、宿敵ファントムも!!

 

ゾーハンの夢はかなうのかー。

 

これも、下ネタ満載のおバカ映画ですが、アダサンの人柄か、汚らしくなりません。

映画の中の熟女のように、アダサンのファンになってしまいます。

 

そして、最後は宗教も人種も乗り越えてハッピーエンド。

いつか、世界もこんなふうにハッピーになればいいのになあ。

愛と友情が世界を救う、作品でした。


26世紀青年

2011-01-11 09:05:28 | 映画ーTV

26世紀青年ーIDIOCRACY

2006年 アメリカ

マイク・ジャッジ監督 ルーク・ウィルソン(ジョー・バウアーズ)マーヤ・ルドルフ(リタ)

 

【解説】

極秘実験で一時的な冬眠状態にされるも手違いで500年後に覚醒した男が、国全体がおバカになっている有様に驚愕しながらその改善へ奔走する姿を描いたSFコメディ。(allcinema ONLINE

 

【感想】

おバカ映画で、レイによって下ネタ満載のアメリカ映画なんだけど、結構面楽しめました。

 

ジョー(ルーク・ウィルソン)はアメリカ軍に勤務しているけど、事なかれ主義で出世欲もない男。

そんな平凡さを買われて冬眠実験の被験者に選ばれた。

もう一人は軍に候補者がなく、お金で借りれたという理由で売春婦のリタ(マーヤ・ルドルフ)。

1年後に冬眠から醒める予定が、軍も国家も崩壊して忘れ去られた状態に。

 

時は過ぎて、500年後。

ゴミの山が崩壊して、その中からジョーとリタの入った冬眠装置が転げ出し、破壊されて目覚めた。

 

ジョーの目覚めたところは弁護士(ダックス・シェバード)の家。

 

この500年後の未来設定がなかなか面白い。

 

この世界、想像するのは簡単かも…。

インテリ夫婦は、なかなか子供を作ることに踏み切れない。

仕事も忙しいし、将来にも夢が持てないし、個性が強くて折り合えない。

そうこうするうちに、子供を産む年齢が過ぎたり、パートナーが亡くなったりして、ついに子供が持てない。

 

一方、何も考えないお気楽な人たちは、簡単に仲良くなって簡単に子供を作ってしまう。

そんな家はついつい子だくさん。

結局、賢いDNAは残らず、あまり物事をよく考えない人たちの子孫が繁栄して、500年後には人類の存続自体が危うい状態になっていると言う訳です。

町は、ゴミで溢れ、農作物の作り方も忘れ、男も女もセックスの事や下ネタのことしか考えない世界。

そんな世界にジョーとリタは送り込まれたのでした。

 

21世紀では平凡なジョーも、この世界ではインテリです。

いろんな騒動に巻き込まれながらも、リタと協力してもう少しまともな世界を作る努力をするという作品でした。

 

ほんとにほんとのおバカ映画ですが、現代人が陥りがちな一面を端的に表している気がして、リアル感もありました。

 

ジャスティン・ロングやトーマス・ヘイデン・チャーチも出演しています。

 


酔いが醒めたら、うちに帰ろう

2011-01-07 10:54:24 | 映画ー劇場鑑賞

ー酔いが醒めたら、うちに帰ろうー

日本 2010

監督・脚本=東陽一 原作=鴨志田譲 浅野忠信(塚原安行)永作博美(園田由紀)市川実日子(湊麻美)利重剛(三笠クリニック院長)藤岡洋介(園田宏)森くれあ(園田かおる)高田聖子(衣田医師(精神科医))柊瑠美(猪瀬看護師(アルコール病棟))甲本雅裕(山田医師(内科医))渡辺真起子(美人(精神科 患者))堀部圭亮(若い男(精神科 患者))西尾まり(石山看護師(精神科))大久保鷹(松本(アルコール病棟 患者))滝藤賢一(大川(アルコール病棟 患者))志賀廣太郎(伊藤(アルコール病棟 患者))北見敏之(坂井(アルコール病棟 患者))螢雪次朗(吉田(アルコール病棟 患者))光石研(鬼頭(アルコール病棟 患者))香山美子(塚原弘子)西原理恵子

 

【解説】

人気漫画家・西原理恵子の元夫で戦場カメラマンの鴨志田穣が、自身のアルコール依存症の経験をつづった自伝的小説を映画化した人間ドラマ。重度のアルコール依存症になった男と、彼を支え続けた家族たちの日々を、『わたしのグランパ』の東陽一監督が丁寧に描き出す。身勝手だが憎めない主人公を浅野忠信、その妻には『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の永作博美がふんする。どん底の状況で主人公が自分と向き合い、家族という心の居場所を見いだしていく姿が胸を打つ。

 

【あらすじ】

戦場カメラマンとして世界中を駆け回ってきた塚原安行(浅野忠信)は、人気漫画家の園田由紀(永作博美)と結婚し子どもにも恵まれるが、彼のアルコール依存症が原因で離婚。やがてアルコール病棟へ入院した安行は、そこで出会った人々との触れ合いに不思議な安堵(あんど)感を覚える。家族の深い愛情に支えられ、安行は穏やかな日々を取り戻すが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

東陽一監督作品では、高校時代に「やさしいにっぽん人」と出会い、これが私の邦画好きの原点かなと思っています。

 

そのこともあり気になっていた作品。

私の年明け最初の劇場鑑賞映画となりました。

 

主人公塚原安行(浅野忠信)が、居酒屋で女の子を眺めながらビールを飲んでいて、失神する場面から始まりました。

駅の酒屋でしこたま酒を買い込んで、実家に戻り、「これでお酒は終わりです。来週はしらふで家族に会う」とつぶやきながら酒を飲む。

トイレに行ったら吐き気をもうし、大量の吐血をしてしまう。

母はあわてて救急車と元妻の人気漫画家の園田由紀(永作博美)を呼ぶ。

これが10回目の吐血。

 

由紀がやってきて開口一番言った言葉「大丈夫、まだ死なないよ」。

 

☆ネタバレ

この最悪のオープニングから、塚原のアルコール依存症との闘いが始まります。

しかし、アルコール依存症は克服できても、時すでに遅し、癌が彼の体を蝕んでいました。

 

この作品のいいところ、アルコール依存症のいい訳をしないところです。

酒に酔って、暴言暴力、許せない行為です。

反省してもダメ。

 

離婚しても寄り添い続ける元妻と、いたいけな子供たちの姿が素晴らしいです。

精神科の医者に「なぜ、そこまで心配するの?」と聞かれて、「好きになった人はなかなか嫌いにならない」と答えます。

永作博美さん、いいなあ。

 

エンディングテーマ曲は忌野清志郎の「誇り高く生きよう」。

これもぐっと来ました。

 

西原理恵子さんはブームですね。

次は「毎日かあさん」も見に行きたいと思いました。

 


あけましておめでとうございます

2011-01-05 10:48:50 | Weblog

あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いします。

今年も我が家のお節から始めたいと思います。

相変わりませんが、相変わらないところがいいんだと、ある方からのお年賀状に書いてあって、「本当にそうだなあ」としみじみ感じています。

昨年は、親しい友達のご主人が亡くなったり、喪中のはがきが例年に比べて多かったり、年末に親戚のおじさんや友達のお父さんのお葬式があり、人の命のはかなさについても考えることの多い年末でした。

さらに、妹がケガをして入院となってしまったので、うちのライトの双子のひなたを預かることになり、大騒ぎの年末年始となりました。

ライトがひなたのご飯を横取りしているところ。

双子なのに、ライトはデブで食いしんぼ。

ひなたはよく動いて筋肉質です。

この二匹が、大変な騒ぎで、暮れから新年にかけて我が家に来てくださった人は、大変だったと思います。

おまけに、甥っ子夫婦が8ヶ月の赤ちゃんを連れてきてくれたのですが、犬と人の多さに驚いて、泣いてばかりいてかわいそうでした。


でも、この2匹、本当にかわいいんです。

妹のリハビリが終了するまで預かるつもりですが、それまでかわいがりたいと思います。


こんな状態で、どれだけ映画が見られるかわかりませんが、今年もお付き合いをよろしくお願いします。



 

 

 

 


私の2010年の劇場鑑賞映画ベスト発表!!

2011-01-05 10:09:39 | 映画ー劇場鑑賞

とっくに新しい年が明けてしまいましたが、あけましておめでとうのご挨拶より前に、昨年の映画鑑賞の総括をしたいと思います。

 

昨年はさらに鑑賞数が減って、69本でした。

がっかりー。

 

言い訳じゃないけど、私の中でも大ヒット作品ってなかったような気がします。

「ハリーポッターと死の秘宝」はよかったけど、パート1だし、すごーく期待した「アリス・イン・ワンダーランド」は、期待値が高かった分ちょっとねー。

 

では、私の2010年劇場鑑賞映画ベスト発表!!

 

第1位は!!

「ハング・オーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」

笑ったからねえ!

 

第2位

「フェアウェルさらば、哀しみのスパイ」

真に国を思うとは、息子を思うとは、家族を思うとは何かということを考えさせられました。エミール・クストリッツアがよかった!

 

第3位

「ロビン・フッド」

やっぱり王道かな。

ラッセル・クロウ、よかったです。

 

次点は、私のお気に入り、「マチェーテ」かなりはまりました。

「しあわせの隠れ場所」「プレシャス」は対で見てもらいたいです。

苦しんでいる子供の話、心が痛みました。

 

「オーケストラ!」

音楽ものにはハズレがないのか?

なかでもこれは、感動でした。

 

最後に、「クレイジー・ハート

ジェフ・ブリッジスが渋くてよかったですね。

この映画かあったからよけい「トロンレガシー」が面白かったのかもしれません。

 

お気に入り映画は次の通り。

見逃したものがあれば、ぜひ見てくださいね。

 

Dr.バルナサスの鏡 アバター ゴールデン・スランバー インビクタスー負けざる者 ずっとあなたを愛している すべては彼女のために シャーロックホームズ  噂のモーガン夫妻 渇き ハート・ロッカー やさしい嘘と贈り物 ウディ・アレンの罪と夢 シャッター・アイランド 17歳の肖像 パリより愛をこめて アイアンマン2 ベスト・キッド クレイジー・ハート ソルト インセプション 告白 ゾンビランド ぼくのエリ200歳の少女 悪人 瞳の奥の秘密 終着駅トルストイ最後の旅 ソーシャル・ネットワーク ナイト&デイ ノーウェアボーイ バーレスク ハーブ&ドロシーアートの森の小さな巨人 トロンレガシー

 

そうそう、「のだめ」をmegさんに教えてもらって、「のだめカンタービレ後編」を劇場に見に行けたことも今年の収穫でした。

やはり、音楽ものに外れはない…のでしょうか?

よかったです!!

 

邦画は今年は、特によかったものはなかった感じです。

「告白」「悪人」良かったんだけど、内容が暗かった。

やはり、世相を反映しているのでしょうか?

 

それぞれの映画の内容を知りたい方は、ブログ右上にある検索窓にタイトルを入れて、「このブログ内で」を選んでくださいね。

 

今年もよろしくお願いします。