ーナニー・マクフィーの魔法のステッキーNANNY MCPHEE
2005年 アメリカ/イギリス/フランス
カーク・ジョーンズ監督 エマ・トンプソン脚本(ナニー・マクフィー)クリスティァナ・ブランド原作 コリン・ファース(セドリック・ブラウン)ケリー・マクドナルド(エヴァンジェリン)アンジェラ・ランズベリー(アデレード)セリア・イムリー(クイックリー夫人)デレク・ジャコビ(ホィーン氏)イメルダ・スタウントン(ブラザウィック夫人)トーマス・サングスター(サイモン)ホリー・ギブス(クリッシー)
【解説】
イギリスの児童書「ふしぎなマチルダばあや」を、『ウェイクアップ! ネッド』の新鋭、カーク・ジョーンズ監督が手がけた魅力的で上質なファンタジー映画。主人公のナニー・マクフィーをユーモアたっぷりに演じるのは、本作で脚本も担当する『いつか晴れた日に』の才媛エマ・トンプソン。共演は『秘密のかけら』のコリン・ファース。笑いとロマンス、そして教訓ありの夢見る楽しさを思い出させてくれる秀作。
【あらすじ】
妻を亡くしたブラウン氏(コリン・ファース)には長男のサイモン(トーマス・サングスター)を筆頭に7人の子供がいた。やんちゃな彼らは17人目にもなる子守りも追い出すことに成功。新しくやって来たナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)も追い出そうとするが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
子供向けのファンタジー映画ですが、大人が見ても十分に面白いですよ。
子供たちもかわいいし、コリン・ファースはこういう真面目ぶった役が面白くてぴったりです。
コリン・ファース(セドリック・ブラウン)と7番目の子供のアビー
いたずらしていない時はこんなにかわいい
エマ・トンプソンも自身の脚本とあって、メイクにも力が入り、とても凝っています。
懐かしい映画「メアリー・ポピンズ」も思い出して、とても嬉しい気持ちになるけど、この7人の子供たちは、さらに一筋縄ではいかないいたずらっ子たちです。
すごい仕掛けを次々に繰り出して、大人たちを苦しめます。
そこに登場する、魔女のような風体のナニー・マクフィー。
自分で決めた課題を次々にクリアして、子供たちを躾けていきます。
こんな凄腕の乳母が欲しい家庭もあるのでは?
でも、やはり子供たちに必要なのは愛情なのですよね。
親が変われば子供たちも変わる。
みんなとても頭のいいいい子たちなのですから。
薦めてくれたNAKAちゃん、ありがとう。
未見の方は、ぜひ見てくださいね。
長男のサイモン役のトーマス・サングスター。「ラブアクチュアリー」ではとてもかわいかったけど、ここではしっかりものの長男でした。