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ーハリウッドランドー
2006年 アレン・コールター監督 エイドリアン・ブロディ 、ダイアン・レイン 、ベン・アフレック 、ボブ・ホスキンス 、ロイス・スミス 、ロビン・タネイ 、ラリー・セダー 、ジェフリー・デマン 、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ 、ダッシュ・ミホク 、モリー・パーカー 、カロリン・ダヴァーナ 、キャスリーン・ロバートソン 、ジョー・スパーノ 、ギャレス・ウィリアムズ 、ザック・ミルズ 、テッド・アザートン
【解説】
テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫るサスペンスドラマ。謎の自殺を遂げたジョージ・リーヴスを『アルマゲドン』のベン・アフレックがリアルに演じる。また、彼の死を追う私立探偵を『キング・コング』のエイドリアン・ブロディが熱演。ジョージ・リーブスの愛人だった映画会社の重役夫人を『運命の女』のダイアン・レインとキャスティングも豪華。ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマを堪能できる。
【あらすじ】
1956年6月16日、スーパーマン役を演じたことで知られる俳優ジョージ・リーヴス(ベン・アフレック)が自宅で死亡した。彼の母親に雇われた私立探偵ルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)は、事件の真相を探るうちに、映画会社の重役夫人トニー・マニックス(ダイアン・レイン)とリーブスの情熱的な恋の事実を知る。 (シネマトゥデイ)
【感想】
私の幼い頃、テレビのスーパーマンはヒーローでした。
子供たちは背中にふろしきをなびかせて、スーパーマンごっこをしていました。
「弾よりも速く~」のフレーズは、懐かしさとともによみがえってきます。
この映画のなかでも、それが流れて、私の世代の人はうれしいんじゃないでしょうか。
スーパーマンは永遠のヒーロー、映画でも何度も取り上げられていますが、テレビのスーパーマンの役者さんが、実は謎の死を遂げていたというのを、私は知りませんでした。
そして、この死にまつわるお話は、スーパーマンの話とはまるで違う、陰湿でスキャンダラスなもののようです。
そもそも、ジョージ・リーヴス(ベン・アフレック)とトニー・マニックス(ダイアン・レイン)の愛人関係が、ハリウッドならさもありなんと思わせるほどスキャンダラスな関係です。
その関係のなかで、人気が出れば出るほど、テレビスターで自分の役者生命は終わるのではないかという、ジョージのあがき、焦りが、ひしひしと伝わってきました。
魅力的なんだけど、それ以上ではない俳優の哀愁も含めて、ベンの演技は素晴らしかった。
もうひとつの軸は、その事件を調査するルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)の話。
うらぶれて落ち目の探偵は、巨大スキャンダルを追求するも、巨大組織の壁にはじかれてしまいます。
エイドリアンも、抑え目の演技で、仕事も家庭もうまくいかない、最低の探偵家業をよく表現していました。
また、映画会社の重役を演じたボブ・ホプキンスが、真相を隠す闇となって立ちはだかっていました。
怖いくらいでした。
ダイアンも、享楽的で退廃的な金持ちおばさんを、鬼気迫る演技でみせました。
ふたつのエピソードが交錯しながら物語は進んで行きますが、編集力がすごいのでしょうね、観客は混乱することなく、二人の主人公の心情に触れることができます。
ただ、全体に暗くて重苦しいです。
役者の力量で見せて行く映画だと思いました。
2006年 アレン・コールター監督 エイドリアン・ブロディ 、ダイアン・レイン 、ベン・アフレック 、ボブ・ホスキンス 、ロイス・スミス 、ロビン・タネイ 、ラリー・セダー 、ジェフリー・デマン 、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ 、ダッシュ・ミホク 、モリー・パーカー 、カロリン・ダヴァーナ 、キャスリーン・ロバートソン 、ジョー・スパーノ 、ギャレス・ウィリアムズ 、ザック・ミルズ 、テッド・アザートン
【解説】
テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫るサスペンスドラマ。謎の自殺を遂げたジョージ・リーヴスを『アルマゲドン』のベン・アフレックがリアルに演じる。また、彼の死を追う私立探偵を『キング・コング』のエイドリアン・ブロディが熱演。ジョージ・リーブスの愛人だった映画会社の重役夫人を『運命の女』のダイアン・レインとキャスティングも豪華。ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマを堪能できる。
【あらすじ】
1956年6月16日、スーパーマン役を演じたことで知られる俳優ジョージ・リーヴス(ベン・アフレック)が自宅で死亡した。彼の母親に雇われた私立探偵ルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)は、事件の真相を探るうちに、映画会社の重役夫人トニー・マニックス(ダイアン・レイン)とリーブスの情熱的な恋の事実を知る。 (シネマトゥデイ)
【感想】
私の幼い頃、テレビのスーパーマンはヒーローでした。
子供たちは背中にふろしきをなびかせて、スーパーマンごっこをしていました。
「弾よりも速く~」のフレーズは、懐かしさとともによみがえってきます。
この映画のなかでも、それが流れて、私の世代の人はうれしいんじゃないでしょうか。
スーパーマンは永遠のヒーロー、映画でも何度も取り上げられていますが、テレビのスーパーマンの役者さんが、実は謎の死を遂げていたというのを、私は知りませんでした。
そして、この死にまつわるお話は、スーパーマンの話とはまるで違う、陰湿でスキャンダラスなもののようです。
そもそも、ジョージ・リーヴス(ベン・アフレック)とトニー・マニックス(ダイアン・レイン)の愛人関係が、ハリウッドならさもありなんと思わせるほどスキャンダラスな関係です。
その関係のなかで、人気が出れば出るほど、テレビスターで自分の役者生命は終わるのではないかという、ジョージのあがき、焦りが、ひしひしと伝わってきました。
魅力的なんだけど、それ以上ではない俳優の哀愁も含めて、ベンの演技は素晴らしかった。
もうひとつの軸は、その事件を調査するルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)の話。
うらぶれて落ち目の探偵は、巨大スキャンダルを追求するも、巨大組織の壁にはじかれてしまいます。
エイドリアンも、抑え目の演技で、仕事も家庭もうまくいかない、最低の探偵家業をよく表現していました。
また、映画会社の重役を演じたボブ・ホプキンスが、真相を隠す闇となって立ちはだかっていました。
怖いくらいでした。
ダイアンも、享楽的で退廃的な金持ちおばさんを、鬼気迫る演技でみせました。
ふたつのエピソードが交錯しながら物語は進んで行きますが、編集力がすごいのでしょうね、観客は混乱することなく、二人の主人公の心情に触れることができます。
ただ、全体に暗くて重苦しいです。
役者の力量で見せて行く映画だと思いました。
どっかですごく盛り上がるということもなく淡々と進んでいくけど。
シモだけは架空の人物らしいけど、当時の雰囲気をよく出して作ってあったね。
ブロディの探偵さん、落ちぶれた感じがよく似合ってたわ。
風呂敷をマントに~
いろんなヒーローがマント着けてた時代でしたね。
私、♪弾よりも早く~♪って言うと、スーパーマンよりエイトマン思い出すんだけど・・・
いまでは「HOLLY WOOD」と大きな字のあるあたり。
スーパーマンがテーマなのに、シリアスなお話でした。
ハリウッドに生きる二人の男性の生き様を追った映画でした。
二人の話が、しかも過去と現在なのに、混乱することなく見れました。
編集がうまいんだと思いました。
ブロディさんて、特徴的な顔で、イメージも固定されがちだと思うけど、この探偵はまた違う味が出て、よかったですね。
かけ離れた映画でしたよね。
でも、演じる側って難しいものですよね。
特にあれほどの国民的、世界的なヒーローを
演じる気分ってどうなんでしょうね。
ひとつのヒーローで満足できないのも、俳優って難しい職業ですね。