ーやさしい嘘と贈り物ーLOVELY, STILL
2008年 アメリカ
ニコラス・ファクラー監督 マーティン・ランドー(ロバート)エレン・バースティン(メアリー)アダム・スコット(マイク)エリザベス・バンクス(アレックス)
【解説】
認知症で記憶をなくした老人が、彼を気遣う家族に見守られながら自分の妻に恋をする姿を描いた人間ドラマ。主人公の老夫婦を、共にオスカー俳優のマーティン・ランドーとエレン・バースティンが演じる。数々の巨匠たちの作品に出演してきた名優二人を主演に迎え、シリアスな内容ながら心温まる感動作に仕上げたのは、本作で長編初監督を果たす新鋭ニコラス・ファクラー。妻から夫へ、娘・息子から父へ、ロバートを愛するがゆえのやさしいうそが胸に迫る。
【あらすじ】
小さな町に一人で暮らす老人ロバート(マーティン・ランドー)は、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、メアリー(エレン・バースティン)という美しい女性に出会い、彼の味気ない日常は心ときめく日々へと変わっていく。しかし、実は彼が恋した女性は自分の妻であり、認知症で記憶をなくしたロバートを家族が見守っていたのだった……。
【感想】
もし、まだ見ていない人がいたら、チラシを見ないでこの映画を鑑賞して欲しい。
チラシ!!あかんわ。
ネタバレになってる!怒!!
私は幸い、何も知らずに見に行きました。
☆ネタバレ
孤独な老のロバート(マーティン・ランドー)は、数日後に来るクリスマスに、自分宛のプレゼントをラッピングして、クリスマスツリーの根元に置きました。
次の日、いつものように目覚めて朝の支度をして、出かけるときに、お向かいの家に新しい住人が引っ越して来るのを見ました。
ボォーッとしていたのでしょう、ドアを閉め忘れてでかけました。
そして、自分が共同経営者のスーパーに通い、あてもなく絵を描いています。
帰ったら、ドアが開いていて、誰かがいる!
女性が出て来て、驚かせたことを詫びて「向かいに越して来たメアリー(エレン・バースティン)」だと名乗りました。
こうして二人は知り合い、デートを重ね、恋に落ちていきます。
クリスマスイブには、メアリーの知り合いのパーティにも出席して、二人きりで雪降る中でダンスをします。
美しいダンスで、私は涙が溢れてしまいました。
クリスマスの朝、プレゼントを開けていると、ロバートが自分宛に送ったプレゼントをメアリーはうっかり開けてしまいました。
それは、自殺用のピストルでした。
ロバートは孤独感に苛まれ、自殺を計画していたのでした。
ロバートはメアリーに「二度と愚かな考えはしない」と言って、涙で永遠の愛を誓い合う二人。
ほんとうに美しいシーンでした。
ここから急に雰囲気が変わって、種明かしとなります。
まとめの部分ですが、私は少し不満でした。
ロマンチックなまま終わってもらいたかったです。
マーティン・ランドーは1931年生まれ、エレン・バースティンは1932年生まれ。
びっくりするほど、美しい人たちです。
美しい皺と、美しい表情。
アップになっても魅力的でした。
老人がテーマの映画のなかでも、とりわけ美しい話、愛のストーリーでした。
それだけに、まとめ方がリアルすぎて、とても残念でした。
でも、このニコラス・ファクラー監督、24歳ですって。
サラ・ポーリーも「アウェイ・フロム・ハー」を撮っていたけど、若い人にとっても、老人問題は看過できない問題ですね。
2008年 アメリカ
ニコラス・ファクラー監督 マーティン・ランドー(ロバート)エレン・バースティン(メアリー)アダム・スコット(マイク)エリザベス・バンクス(アレックス)
【解説】
認知症で記憶をなくした老人が、彼を気遣う家族に見守られながら自分の妻に恋をする姿を描いた人間ドラマ。主人公の老夫婦を、共にオスカー俳優のマーティン・ランドーとエレン・バースティンが演じる。数々の巨匠たちの作品に出演してきた名優二人を主演に迎え、シリアスな内容ながら心温まる感動作に仕上げたのは、本作で長編初監督を果たす新鋭ニコラス・ファクラー。妻から夫へ、娘・息子から父へ、ロバートを愛するがゆえのやさしいうそが胸に迫る。
【あらすじ】
小さな町に一人で暮らす老人ロバート(マーティン・ランドー)は、孤独な日々を過ごしていた。そんなある日、メアリー(エレン・バースティン)という美しい女性に出会い、彼の味気ない日常は心ときめく日々へと変わっていく。しかし、実は彼が恋した女性は自分の妻であり、認知症で記憶をなくしたロバートを家族が見守っていたのだった……。
【感想】
もし、まだ見ていない人がいたら、チラシを見ないでこの映画を鑑賞して欲しい。
チラシ!!あかんわ。
ネタバレになってる!怒!!
私は幸い、何も知らずに見に行きました。
☆ネタバレ
孤独な老のロバート(マーティン・ランドー)は、数日後に来るクリスマスに、自分宛のプレゼントをラッピングして、クリスマスツリーの根元に置きました。
次の日、いつものように目覚めて朝の支度をして、出かけるときに、お向かいの家に新しい住人が引っ越して来るのを見ました。
ボォーッとしていたのでしょう、ドアを閉め忘れてでかけました。
そして、自分が共同経営者のスーパーに通い、あてもなく絵を描いています。
帰ったら、ドアが開いていて、誰かがいる!
女性が出て来て、驚かせたことを詫びて「向かいに越して来たメアリー(エレン・バースティン)」だと名乗りました。
こうして二人は知り合い、デートを重ね、恋に落ちていきます。
クリスマスイブには、メアリーの知り合いのパーティにも出席して、二人きりで雪降る中でダンスをします。
美しいダンスで、私は涙が溢れてしまいました。
クリスマスの朝、プレゼントを開けていると、ロバートが自分宛に送ったプレゼントをメアリーはうっかり開けてしまいました。
それは、自殺用のピストルでした。
ロバートは孤独感に苛まれ、自殺を計画していたのでした。
ロバートはメアリーに「二度と愚かな考えはしない」と言って、涙で永遠の愛を誓い合う二人。
ほんとうに美しいシーンでした。
ここから急に雰囲気が変わって、種明かしとなります。
まとめの部分ですが、私は少し不満でした。
ロマンチックなまま終わってもらいたかったです。
マーティン・ランドーは1931年生まれ、エレン・バースティンは1932年生まれ。
びっくりするほど、美しい人たちです。
美しい皺と、美しい表情。
アップになっても魅力的でした。
老人がテーマの映画のなかでも、とりわけ美しい話、愛のストーリーでした。
それだけに、まとめ方がリアルすぎて、とても残念でした。
でも、このニコラス・ファクラー監督、24歳ですって。
サラ・ポーリーも「アウェイ・フロム・ハー」を撮っていたけど、若い人にとっても、老人問題は看過できない問題ですね。
こういう笑顔を見せていただくと、年を取るのも怖くない、と勇気がわいてきますね。
気に入ってもらえて、よかったです。
また、映画のおしゃべりしましょうね。
先週やっと観る事が出来ました。
温かい家族のお話でしたね~
私は、認知症のロバートがクリスマスプレゼントを買いに行ったお店で、いろいろと探す中でメアリーにピッタリなプレゼントを見つけたときの笑顔がとても印象的でした。。。
家や街並みを飾るイルミネーションが温もりのある色で温かさを感じました☆
映像、音楽も良かったですが、何といっても主役のお二人の笑顔が可愛くて素敵でした!
この映画いいから、ぜひ見てください。
チラシは見ないでね。
これは、絶対ネタバレを聞きたくない映画だと思うんだけど。
「すべて彼女のために」もいい映画だったでしょ?
すべて彼女のためにするなら、もっと違うことがあったと思うけど、これも愛の力よね。笑!
「やさしい嘘~」近々観に行く予定です。
映画紹介の番組を観て興味が沸いたので楽しみにしています!
ようさんご紹介の「すべて彼女のために」を先月観て来ました。
最後までハラハラドキドキで面白かったです。