2006年 アメリカ クリス・シェリダン 、パティ・キム監督
【解説】
北朝鮮による拉致問題を、横田めぐみさんの拉致事件と残された家族の視点から描いた衝撃のドキュメンタリー。『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督が製作総指揮を務め、めぐみさん拉致疑惑の真相を究明するために闘い続けた横田夫妻らの姿を追う。日朝間の政治的な問題にも触れながら、拉致という非人道的な行為によって傷つけられた親子間の愛を浮き彫りにする。30年以上にも渡って、娘の生存を信じながら活動を続ける横田夫妻の姿が胸を打つ。
【内容】
1977年11月15日、いつものように学校へ出かけた当時13歳の横田めぐみさんが忽然と姿を消す。一家は帰ってこない娘を探し続け、彼女の無事を祈り続けた。それから30年。その実態が北朝鮮による拉致事件であることが判明。怒りや悲しみに包まれながら闘い続けた一家の捜索活動は、世論を巻き込み、やがて政府をも動かしていく。 (シネマトゥデイ)
【感想】
アカデミー賞も注目するドキュメンタリー映画、アメリカの制作なんですね。
拉致問題のニュースに接する度に、私は国家って何だろうと考えてしまいます。
国家って、国民の生活や生命を守るためにあるのと違うの?
めぐみさんやそのご家族、他の拉致被害者やご家族の心労を思うと、なぜこの問題が未だに解決されないか、とても不思議です。
だって、映画だったら、北朝鮮にいるとわかっている我が子を誰かヒーローが助けにいってくれるでしょう。
当然でしょ。
それが、なぜ…。
この問題を政治問題にするのは間違っている気がします。
なんで、めぐみさんや他の被害者がお米と比べられなくちゃならないのでしょう。
経済報復も違うでしょう。
北朝鮮は「日本だって同じことをした」と言う。
それはそれで、話し合って、謝るべきは謝って。
でも、13歳の少女を拉致していいことには決してならないはずです。
横田ご夫妻の闘いはもう30年も続いているのですね。
北朝鮮はもちろん言語道断ですけど、日本政府も頼りない…冷たい…。
この映画では、めぐみさんのソロの肉声が涙を誘います。
なんて、澄み切った美しい歌声。
でも、泣いてなんかいられないわ。
ご両親がお元気なうちに、めぐみさんを取り戻したい。
この映画、最後に監督夫妻の両親に捧げられていました。
親が子を思う気持ちは、どの国でもどんな人種でも同じですものね。
この映画、日本では、TV局で放送して、世界中でも放送してほしい。
もっと、国連や国際会議の場で上映してほしい。
力のある人もない人も、みんなで見たら、なんかできることが見つかるのじゃないかしら。
幸せだった横田さん一家
【解説】
北朝鮮による拉致問題を、横田めぐみさんの拉致事件と残された家族の視点から描いた衝撃のドキュメンタリー。『ピアノ・レッスン』のジェーン・カンピオン監督が製作総指揮を務め、めぐみさん拉致疑惑の真相を究明するために闘い続けた横田夫妻らの姿を追う。日朝間の政治的な問題にも触れながら、拉致という非人道的な行為によって傷つけられた親子間の愛を浮き彫りにする。30年以上にも渡って、娘の生存を信じながら活動を続ける横田夫妻の姿が胸を打つ。
【内容】
1977年11月15日、いつものように学校へ出かけた当時13歳の横田めぐみさんが忽然と姿を消す。一家は帰ってこない娘を探し続け、彼女の無事を祈り続けた。それから30年。その実態が北朝鮮による拉致事件であることが判明。怒りや悲しみに包まれながら闘い続けた一家の捜索活動は、世論を巻き込み、やがて政府をも動かしていく。 (シネマトゥデイ)
【感想】
アカデミー賞も注目するドキュメンタリー映画、アメリカの制作なんですね。
拉致問題のニュースに接する度に、私は国家って何だろうと考えてしまいます。
国家って、国民の生活や生命を守るためにあるのと違うの?
めぐみさんやそのご家族、他の拉致被害者やご家族の心労を思うと、なぜこの問題が未だに解決されないか、とても不思議です。
だって、映画だったら、北朝鮮にいるとわかっている我が子を誰かヒーローが助けにいってくれるでしょう。
当然でしょ。
それが、なぜ…。
この問題を政治問題にするのは間違っている気がします。
なんで、めぐみさんや他の被害者がお米と比べられなくちゃならないのでしょう。
経済報復も違うでしょう。
北朝鮮は「日本だって同じことをした」と言う。
それはそれで、話し合って、謝るべきは謝って。
でも、13歳の少女を拉致していいことには決してならないはずです。
横田ご夫妻の闘いはもう30年も続いているのですね。
北朝鮮はもちろん言語道断ですけど、日本政府も頼りない…冷たい…。
この映画では、めぐみさんのソロの肉声が涙を誘います。
なんて、澄み切った美しい歌声。
でも、泣いてなんかいられないわ。
ご両親がお元気なうちに、めぐみさんを取り戻したい。
この映画、最後に監督夫妻の両親に捧げられていました。
親が子を思う気持ちは、どの国でもどんな人種でも同じですものね。
この映画、日本では、TV局で放送して、世界中でも放送してほしい。
もっと、国連や国際会議の場で上映してほしい。
力のある人もない人も、みんなで見たら、なんかできることが見つかるのじゃないかしら。
幸せだった横田さん一家
11月にアイアイランドへ行ったら、この作品の上映会をやっていました。
地道に活動は続いているのだなあ、と思いました。
ほんと、早くめぐみさんを返してもらいたいね。
これがもしわが子だったら・・・
ある日突然姿を消してしまったら、私なら半狂乱になるでしょう。
横田夫妻も、不安・絶望・悲しみ・寂しさ・喪失感・・・いろいろな時期を乗り越えて来られたのだと思いますが、テレビで見る姿はいつも立派です。
どうして日本政府は、こんなに冷たい態度を取れるのでしょう?
他国に遠慮して、自分の国の国民を守ることさえできないのでしょうか?
めぐみさんの歌声は本当に澄んでいてきれいな歌声です。13才で突然拉致されて、ほんとうに辛く悲しい日々を過ごしていらっしゃるのでしょうね・・・
また同じコーラス部だったお友達の歌声も、横田夫妻の悲しみを表しているような歌声で、涙がでます。
「やっちゃんに会いたい」といい続けて亡くなったお気の毒な地村さんのお母さんのようにならないためにも、一日も早く、横田夫妻が元気なうちにめぐみさんが帰ってこれることを祈ります。
もちろん、他の拉致被害者の方々の一日も早い帰国を望みます。
ぜひ、ご覧になってくださいね。
集会へは行けませんが、今後もニュースを注目していきたいと思います。
怒ってくれて、うれしいわ。
日本人はこんな人権蹂躙されても、怒らないのよね。
みんな、自分のこととして怒らなくちゃ、ということを感じました。
隣の女性は、ずっと泣いておられました。
韓国の発表でめぐみさんは亡くなったと聞かされたあの残酷な記者会見で、早紀江さんがおっしゃったあの言葉は、生で聞いて「なんと素晴らしい人なんだろう」と思いましたが、改めてあの言葉を聞き、もう一度感動しました。
アンミョンジン氏が「めぐみさんは生きて金正日の息子に日本語を教えている」と言った言葉を信じたいと思いました。
ところで
12/16に渋谷で拉致被害者のための
「日米合同集会」があるとか
横田夫妻も参加されます
見に行きません?
一人の力は弱いけど、人が集まればそこに力も生まれるんですもの。
何と言えばいいのでしょう・・・
このドキュメンタリーはアメリカの製作だから世界中の人に見てもらえるのでは?日本人が作るべき作品でしょうが 日本映画だと世界に広がりにくいでしょう?
私はどこで上映されているかも知りませんでした。
もっとみんなが見ないとダメなんですね・・・
私も頑張って見て来ようかな・・・