マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ゲゲゲの鬼太郎

2007-05-02 12:00:19 | 映画ー劇場鑑賞
ーゲゲゲの鬼太郎ー
2007年 日本 本木克英監督 水木しげる原作 ウエンツ瑛士 、井上真央 、田中麗奈 、大泉洋 、間寛平 、利重剛 、橋本さとし 、YOU 、小雪 、内田流果 、神戸浩 、中村獅童 、谷啓 、室井滋 、西田敏行 、田の中勇 、柳沢慎吾 、伊集院光 、石原良純 、立川志の輔 、デーブ・スペクター 、きたろう 、石井一久 、安田顕

【解説】
1965年に誕生してから、日本に妖怪ブームを巻き起こした、奇才・水木しげる原作の同名人気漫画を実写映画化したエンターテインメント作品。幽霊族唯一の末裔(まつえい)の鬼太郎とその父親の目玉おやじ、そのほか個性的な妖怪仲間たちの奇想天外な活躍を描く。鬼太郎をウエンツ瑛士が演じるほか、ねずみ男に大泉洋がふんするなど豪華キャストが名キャラクターに新風を吹き込む。強力な魔力の妖怪石をめぐる物語や鬼太郎と事件に巻き込まれる女子高生の実花など、映画オリジナルの展開にも注目。

【あらすじ】
妖怪世界で父親の目玉おやじや妖怪仲間たちに囲まれて暮らす鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。助けを求めたのは小学生の三浦健太。健太が暮らしている団地では、テーマパーク建設のための工事が始まって以来、不気味な妖怪たちが出現し、住民を恐怖と混乱に陥れているというのだ。 (シネマトゥデイ)

【感想】
映画が終わって明るくなったとたん、誰かが「中身ねえー」と言いました。
それが、みんなの感想を代弁していたと思いました。

私はウエンツ瑛士の鬼太郎は正解だろう、と密かに期待していました。
他のキャスティングも。
劇場の中にふっと笑いがもれるシーンもいくつかありました。
確かに、それは良かったと思いました。
なにが、問題か?

 オールスターキャストの妖怪の皆さん

日本映画はどうしても特撮部分で世界に遅れている気がします。
でも、今回は水木しげるの世界なんだから、そんなにあか抜けて作る必要はないと思ったんです。
それより、あの世界観。
無常観。
それを表現して欲しいと思っていたんです。
残念ながら、今風の恋愛劇、親子の情愛劇に終始してしまい、環境問題も尻切れとんぼ、権力争いも中途半端に終わってしまいました。

こういう作品こそ、骨太に作ってもらいたいなあ。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (puchika)
2007-05-03 11:23:15
う~~~ん。劇場には見に行かないかもです。

原作は面白いと思うけど。重点の置き場所がずれてしまったのかしらね?
残念!
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息子が観て来ました。 (ロク)
2007-05-03 18:29:17
年に1、2回しか映画を観ない息子が
よりによってこれを観たそうです
『ロッキー』を観に行ったら 時間が合わず
友人のチョイスだったようですが・・・

彼がますます映画から遠ざかりそうな感想でした
返信する
puchikaさんへ (よう)
2007-05-06 12:53:10
お子様向きですってよ。

>重点の置き場所がずれてしまったのかしらね?
そうですね。
私は、水木しげるの「妖怪たちも切ない思いがある」というのが好きだったのに、この鬼太郎はあっけらかんと明るいのね。
もうちょっと暗さがいるなあ、と思いました。
返信する
ロクさんへ (よう)
2007-05-06 12:56:07
まあ、息子さんの感想が聞きたいです。
若い人はなんて感じたのかしら。
私は、特撮の貧弱な分、中身で勝負して欲しかったんですが。

「ロッキーザファィナル」は良かったですよ。
今、記事を書いているところです。
乞うご期待!!
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