ー歓喜の歌ー
松岡錠司=監督 立川志の輔=原作
小林薫(飯塚正)安田成美(五十嵐純子)伊藤淳史(加藤俊輔)由紀さおり(松尾みすず)浅田美代子(飯塚さえ子)田中哲司(北澤直樹)藤田弓子(大田登紀子)根岸季衣(塚田真由美)光石研(五十嵐恒夫)筒井道隆(「リフォーム大田」の客)笹野高史(伊藤茂)塩見三省(大河原勇)渡辺美佐子(大河原フク)斎藤洋介 片桐はいり でんでん
猫背椿 平澤由美 江本純子 吉本菜穂子 土屋久美子 峯村リエ 於保佐代子
宮本裕子 波岡一喜 山本浩司 野嵜好美 安田祥子 立川志の輔 立川談志
リリー・フランキー
【解説】
人気落語家、立川志の輔の同名落語を、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司監督が映画化したヒューマンドラマ。大晦日の市民ホールを舞台に、紛らわしい名前のママさんコーラスグループをダブルブッキングしてしまったことから起こる騒動を描く。“事なかれ主義”の主人公に実力派の小林薫がふんするほか、本作が6年ぶりの映画出演となる安田成美、“日本の歌唱”の第一人者、由紀さおりらが出演。クライマックスの大合唱シーンは圧巻。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
文化会館で働く飯塚主任(小林薫)は、似た名前の2つのコーラスグループを聞き違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。双方に掛け合うものの、どちらも一歩も譲らず大問題に発展。“事なかれ主義”で生きてきた飯塚だったが、2つのグループの板ばさみとなってしまい途方に暮れる。(シネマトゥデイ)
【感想】
よかったです。
お薦めです。
「邦画が見たい」という夫のご要望にお応えして、見に行きました。
安田成美さん率いる「みたま町コーラスガールズ」
由紀さおりさん率いる「みたまレディースコーラス」
みたま町文化会館の主任の飯塚さん(小林薫)は、ことなかれ主義の公務員根性丸出して生きて来た人物。
ガイジンホステスに入れあげて、職場も左遷され、家族とも別居状態。
それでも、懲りない男。
その彼が、こともあろうに12月31日のママさんコーラスのイベントを2つ同時間に受けてしまったことが、前日になって発覚した。
「みたま町コーラスガールズ」と「みたまレディースコーラス」。
名前は似ているけど、全然違うグループです。
「これって、ダブルブッキングっぽくないですか?」と、部下の加藤君(伊藤淳史)。
たかがママさんコーラスだろう、とタカをくくっていたら、それぞれに事情があって前日から予定は変更できない。
「私たちに非があるとおっしゃるの?」と詰め寄る松尾さん(由紀さおり)さんと塚田さん(根岸季衣)さん。
「悪いのは当方です」と引き下がる飯塚さん。
それでも、ちゃらんぽらんやってきた根性はなかなか直りません。
けれども、なんとかしようと努力しているうちに、天然キャラの五十嵐純子(安田成美)はじめ、いろんな人と出会い、いよいよ本気になっていきます。
いくつになっても、生き甲斐を見いだすきっかけってあるもんです。
ラーメン屋の娘さんが語る、おばちゃんのエピソードから涙を拭きだす我が夫。
なんで?これコメディですけど…。
ても、彼も公務員のはしくれ、日頃いろいろ苦労があるのかもしれません。
見終わった後で、「僕の仕事は『ギョーザ』ばかりや」と嘆いていました。
(『ギョーザ』の意味は映画を見たら解りますよ)
最後は小林薫さんの熱演に、私も思いっきり笑っているのに、ああ涙が…
ややっ、前の席のはげ頭に刺繍のジャンバーを着ている怪しいおっちゃんまで泣いているようです。
まるで、中年女性のための映画みたいなのに、おっちゃんも泣く映画みたいでした。
(私には謎ですが)
私はコーラスが好きだし、ママさんコーラスの懐かしい歌を聞いているのも心地よくて、この映画はお気に入りです。
ドラマチックじゃないという意見もあるようですが、私は「フラガール」よりよかったと思いました。
小林薫さんを最初に見たのは伊丹十三監督の「お葬式」の焼き場の人の役で、ちょい役でしたが、あれも存在感があって光っていました。
いい役者さんです。
志の輔さんの落語も聞いてみたいなあ。
松岡錠司=監督 立川志の輔=原作
小林薫(飯塚正)安田成美(五十嵐純子)伊藤淳史(加藤俊輔)由紀さおり(松尾みすず)浅田美代子(飯塚さえ子)田中哲司(北澤直樹)藤田弓子(大田登紀子)根岸季衣(塚田真由美)光石研(五十嵐恒夫)筒井道隆(「リフォーム大田」の客)笹野高史(伊藤茂)塩見三省(大河原勇)渡辺美佐子(大河原フク)斎藤洋介 片桐はいり でんでん
猫背椿 平澤由美 江本純子 吉本菜穂子 土屋久美子 峯村リエ 於保佐代子
宮本裕子 波岡一喜 山本浩司 野嵜好美 安田祥子 立川志の輔 立川談志
リリー・フランキー
【解説】
人気落語家、立川志の輔の同名落語を、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司監督が映画化したヒューマンドラマ。大晦日の市民ホールを舞台に、紛らわしい名前のママさんコーラスグループをダブルブッキングしてしまったことから起こる騒動を描く。“事なかれ主義”の主人公に実力派の小林薫がふんするほか、本作が6年ぶりの映画出演となる安田成美、“日本の歌唱”の第一人者、由紀さおりらが出演。クライマックスの大合唱シーンは圧巻。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
文化会館で働く飯塚主任(小林薫)は、似た名前の2つのコーラスグループを聞き違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。双方に掛け合うものの、どちらも一歩も譲らず大問題に発展。“事なかれ主義”で生きてきた飯塚だったが、2つのグループの板ばさみとなってしまい途方に暮れる。(シネマトゥデイ)
【感想】
よかったです。
お薦めです。
「邦画が見たい」という夫のご要望にお応えして、見に行きました。
安田成美さん率いる「みたま町コーラスガールズ」
由紀さおりさん率いる「みたまレディースコーラス」
みたま町文化会館の主任の飯塚さん(小林薫)は、ことなかれ主義の公務員根性丸出して生きて来た人物。
ガイジンホステスに入れあげて、職場も左遷され、家族とも別居状態。
それでも、懲りない男。
その彼が、こともあろうに12月31日のママさんコーラスのイベントを2つ同時間に受けてしまったことが、前日になって発覚した。
「みたま町コーラスガールズ」と「みたまレディースコーラス」。
名前は似ているけど、全然違うグループです。
「これって、ダブルブッキングっぽくないですか?」と、部下の加藤君(伊藤淳史)。
たかがママさんコーラスだろう、とタカをくくっていたら、それぞれに事情があって前日から予定は変更できない。
「私たちに非があるとおっしゃるの?」と詰め寄る松尾さん(由紀さおり)さんと塚田さん(根岸季衣)さん。
「悪いのは当方です」と引き下がる飯塚さん。
それでも、ちゃらんぽらんやってきた根性はなかなか直りません。
けれども、なんとかしようと努力しているうちに、天然キャラの五十嵐純子(安田成美)はじめ、いろんな人と出会い、いよいよ本気になっていきます。
いくつになっても、生き甲斐を見いだすきっかけってあるもんです。
ラーメン屋の娘さんが語る、おばちゃんのエピソードから涙を拭きだす我が夫。
なんで?これコメディですけど…。
ても、彼も公務員のはしくれ、日頃いろいろ苦労があるのかもしれません。
見終わった後で、「僕の仕事は『ギョーザ』ばかりや」と嘆いていました。
(『ギョーザ』の意味は映画を見たら解りますよ)
最後は小林薫さんの熱演に、私も思いっきり笑っているのに、ああ涙が…
ややっ、前の席のはげ頭に刺繍のジャンバーを着ている怪しいおっちゃんまで泣いているようです。
まるで、中年女性のための映画みたいなのに、おっちゃんも泣く映画みたいでした。
(私には謎ですが)
私はコーラスが好きだし、ママさんコーラスの懐かしい歌を聞いているのも心地よくて、この映画はお気に入りです。
ドラマチックじゃないという意見もあるようですが、私は「フラガール」よりよかったと思いました。
小林薫さんを最初に見たのは伊丹十三監督の「お葬式」の焼き場の人の役で、ちょい役でしたが、あれも存在感があって光っていました。
いい役者さんです。
志の輔さんの落語も聞いてみたいなあ。
面白かったね。
それぞれの人がいいですよね。
また、ママさんコーラスの人たちの気持ちもよくわかったよね。
これって元は落語なんですか
この前図書館に行ったら、落語のシリーズのDVDがあったので、ゆっくり見たいなあと思いつつ、忙しくてなかなか落語にまで手がまわりません・・・
ホント、どこにでもあるような話なのに、とっても良かった
安田成美、久々だけどやっぱり可愛げがあって、演技が上手くて良いですねー
みんな日々いろいろあって大変だけど、コーラスの練習がストレス発散になって、大晦日の発表会を本当に楽しみにしているのですね。すご~く良くわかります。私のストレス解消は、テニスと映画鑑賞です
最後に藤田弓子を歌わせる為に車で迎えに行って、お客の相手をしながら何とかリフォームしようと頑張る小林薫、救いの手を差し伸べる浅田美代子が良かったわー
気の毒だなあ。
>こういう日常的の生活的なことを、芸達者な人たちがするとほんとに引き込まれるんでしょう。
まさに!その通りだよ。
日常生活を誇張したくらいのものなのに、泣き笑いなのよね。
「ギョーザばっかり」
つまり、アフターサービスのことなの。
あるいは、ミスしたときの気持ちの表し方。
娘がギョーザを「母の気持ちです」って持って来るシーン、よかったわ。
いつか見れたらいいね。
さて、これはやっぱり面白いんだね。私も目をつけているのですが、当地ではどうも上映がないみたいなのよね・・・。
こういう日常的の生活的なことを、芸達者な人たちがするとほんとに引き込まれるんでしょう。
あ~、見たい、見たい!
ダンナさまの『僕の仕事はギョーザばっかり』というのはどういう意味か気になるぅ!!
私がこの映画を見るチャンスがなさそうだったら、その言葉の種明かし教えてね。
コメントは承認制なので、すぐには反映されないのです。
ご了解くださいね。
「白鳥の歌なんか~」なんとなく聞き覚えがあります。
庄司薫!!世代ですねえ。
銀河テレビ小説、見たこともあります。
あのころのテレビドラマ、すごく良質のものがありましたね。
昔のドラマ、見る方法はないのでしょうかね?