マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

タイピスト!

2014-04-28 10:16:02 | 映画ーDVD

ータイピスト!POPULAIRE

2012年 フランス 111

レジス・ロワンサル監督 ロマン・デュリス(ルイ・エシャール)デボラ・フランソワ(ローズ・パンフィル)ベレニス・ベジョ(マリー・テイラー)ショーン・ベンソン(ボブ・テイラー)ミュウ=ミュウ(マドレーヌ・エシャール)

 

【解説】

1950年代フランスを舞台に、タイプの早打ち以外には取りえのないヒロインが、タイプ早打ち世界大会優勝を目指して奮闘するラブコメディー。監督は、本作で初めて長編作のメガホンを取る新鋭レジス・ロワンサル。主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。ファッションなど1950年代当時のテイスト満載の映像美や、競技さながらの激戦が展開するタイプ早打ちシーンに目を奪われる。

 

【あらすじ】

女性にとって大人気の職業が秘書で、さらにタイプライター早打ち大会に勝つことが最高のステータスだった1950年代のフランス。田舎出身のローズ(デボラ・フランソワ)は保険会社の秘書に採用されるが、ぶきっちょで失敗してばかり。そんな彼女の唯一の才能であるタイプ早打ちに目を付けた上司ルイ(ロマン・デュリス)は、二人で協力し、タイプ早打ち世界大会に出ないかと提案する。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

秘書という職業が、女性の憧れの職業だった時代のフランス。

田舎でなんでも屋を営む父。

父の目を盗んで、店に飾ってあるタイプライターを夜ごと叩いて練習していたローズ(デボラ・フランソワ)は、パリの保険会社の秘書募集に応募する。

タイプライターを1本指で早く叩くローズに何かを感じて、社長のルイ(ロマン・デュリス)はローズを採用することにした。

平凡な結婚を望む父に逆らい、家を出たローズだが、ドジで役立たず、仕事はさんざんだった。

それでもルイはローズをタイプライターの早打ちコンテスト出場させ、1本指でも2位になった才能に注目。

自分の家に秘密で住まわせ、特訓が始まった。

 

スポ根もののような感じで物語は進んでいきます。

ローズが勝ち進むに連れて、ルイとの恋愛の行方が気になります。

ついにアメリカでの世界大会へ!

 

決まり切っているような展開だけど、女性はこういう展開、好きなんじゃないかな?

すごくおしゃれで、とても楽しめる作品でした。

 

オン・ザ・ロード

2014-04-28 10:11:58 | 映画ーDVD

ーオン・ザ・ロードーON THE ROAD

2012年 フランス/ブラジル 139

ウォルター・サレス監督サム・ライリー(サル・パラダイス(ジャック・ケルアック))ギャレット・ヘドランド(ディーン・モリアーティ(ニール・キャサディ))クリステン・スチュワート(メリールウ(ルアンヌ・ヘンダーソン))エイミー・アダムス(ジェーン(ジョーン・フォルマー))トム・スターリッジ(カーロ・マルクス(アレン・ギンズバーグ))キルステン・ダンスト(カミール(キャロリン・キャサディ))ヴィゴ・モーテンセン(オールド・ブル・リー(ウィリアム・バロウズ))

 

【解説】

アメリカ文学をけん引したビート・ジェネレーションの中心人物であるジャック・ケルアックの小説を基にした青春作。自分とは真逆の破天荒な性格の男とその妻に出会った作家が、彼らと一緒にアメリカを放浪する中で成長していく姿を映し出す。『コントロール』のサム・ライリー、『トロン:レガシー』のギャレット・ヘドランド、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートら実力派が出演。アメリカ、カナダ、メキシコ、アルゼンチンでロケを敢行して撮られた雄大な風景も、深遠な物語にさらなる奥行きを与えている。

 

【あらすじ】

父親の死を引きずり鬱屈(うっくつ)とした日々を過ごす青年作家サル・パラダイス(サム・ライリー)。ある日、彼は内省的な自分とは正反対である奔放な男ディーン(ギャレット・ヘドランド)とその幼妻メリールウ(クリステン・スチュワート)と知り合う。社会規範にとらわれずにセックスやドラッグをむさぼるディーンの生き方、メリールウの美貌に惹(ひ)き付けられたサルは、彼らと一緒にニューヨークを飛び出して各地を放浪することに。かつてないほどの充足感と自由を得る彼だったが、そんな日々にも終わりが近づこうとしていた。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

ビート・ゼネレーションとかビートニクという言葉とともに、ジャツク・ケルアックの名前はよく耳にしたのですが、はっきりいってよく知りませんでした。

アメリカの若者文化に大きな影響を与えたと言われる「路上」の映画化ということで鑑賞しましたが、ちょっとピンと来ませんでした。

 

1940年代から50年代の話で、作家を志しているサル・パラダイス(サム・ライリー)が、友人となったディーン(ギャレット・ヘドランド)とその幼妻メリールウ(クリステン・スチュワート)とともに、おんぼろ車で旅をするロードムービーです。

小説の形を取っていいますが、モデルがいて、サルはケルアック自身、ディーンはニール・キャサディ。

 

仲間がまたすごくて、詩人のアレン・ギンズバーグや作家のウィリアム・バロウズらのエピソードが盛り込まれています。

 

監督は「モーターサイクル・ダイアリー」のウォーター・サレス、フランシス・コッポラがプロデュースしています。

主人公の二人はあまり知らない俳優さんですが、キルスティン・ダンスト、エイミー・アダムス、スティーヴ・ブシェミ、テレンス・ハワード、ヴィゴ・モーテンセンなどがゲスト出演しています。

 

これを見れば、ビート・ゼネレーションの精神がわかるのかなあ、という期待で見ましたが、私にはあまり新鮮味のない青春映画に見えました。

やはり、本を読んだ方がいいのでしょうね。