ーウルヴァリン:SAMURAIーTHE WOLVERINE
2013年 アメリカ
ジェームズ・マンゴールド監督 ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン)真田広之(シンゲン)TAO(マリコ)福島リラ(ユキオ)ファムケ・ヤンセン
【解説】
『X-メン』シリーズのメインキャラ、ウルヴァリンを主人公にした人気アクションの第2弾。超人的治癒能力と手の甲から飛び出す鋭利な爪を持つウルヴァリンが、日本で自身の運命を大きく左右する戦いに身を投じる。『X-メン』シリーズと前作に続き、『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを力演。メガホンを取るのは、『ナイト&デイ』などのジェームズ・マンゴールド。一大ロケを敢行して撮影された日本の風景をバックに展開する壮絶なバトル描写や、ハリウッドでも活躍している真田広之の共演にも注目。
【あらすじ】
カナダで人目を避けるように暮らすウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、以前命を救ったことのある日本人実業家・矢志田からの願いで、彼の部下ユキオ(福島リラ)と共に日本へと向かう。不敵なまなざしを向ける矢志田の息子シンゲン(真田広之)に迎えられ、病身の矢志田と再会したローガンは彼から謎めいた言葉を告げられる。ほどなくして亡くなった矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコ(TAO)を連れ、その混乱から逃げ出すが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
「X-Men」シリーズの中の登場人物、ウルヴァリンを主人公としたスピンオフ第2弾。
日本を舞台に、ミュータントたちが暴れます。
超合金のかぎ爪だけではなく、治癒能力も持つウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、永遠の命を持っています。
生まれは19世紀のカナダ。(前作は「ウルヴァリンZERO」)
時は1945年8月9日、ウルヴァリンは日本の捕虜として長崎にいた。
アメリカ軍の戦闘機が飛来し、日本兵の矢志田はアメリカ軍捕虜の牢屋の鎖を壊して、捕虜たちを逃がした。
井戸の底深くに閉じ込められていたウルヴァリンも解放して、自分は切腹しようとしたや先、原子力爆弾が投下された。
その瞬間、ウルヴァリンが身をていして矢志田を助けた。
時は過ぎ、現代。
カナダの山の中で孤独にひっそりと暮しているウルヴァリン。
夢の中に死んだはずのジーン・クレイ(ファムケ・ヤンセン)が現れ、死へと誘う。
望んでも得られない永遠の安らぎー。
彼は夜ごと悪夢に苛まれていた。
グリズリーを毒矢で殺した狩人たちといざこざを起こしかけた時、ユキオ(福島リラ)という日本人の女性が現れ、矢志田が重病で、一目ウルヴァリンに礼を言いたいと探しているという。
こうして日本に来たウルヴァリン。
瀕死の矢志田はウルヴァリンに「君に死を与えるから治癒力をくれ」と、謎の言葉を残して死んだ。
矢志田の葬式に出席すると、矢志田の一人娘マリコ(TAO)が何者かに誘拐されそうになり、ウルヴァリンはマリコを助ける。
二人は長崎のマリコの隠れ家に身を潜める。
アクション満載です。
日本人から見たら、変な日本ですが、お話そのものがありえないことだらけなので、いい感じでした。
新幹線を使った列車アクションもなかなか新鮮。
ユキオ役の福島リラ
めっけものは福島リラ。
個性的なお顔にアクションも良く、だんだんチャーミングに見えてきました。
ラストはここまでやるかシリーズで面白かったのですが、せっかく真田広之が出ているのに、中途半端な悪役で、中盤で死んでしまうのが残念。
どうせなら、大ワルで最後までウルヴァリンと戦ってほしかったです。
エンドロールが始まっても、最後まで席は立たないように。
X-Menシリーズでは大御所二人が出てきます!!