マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ウォーム・ボディーズ

2013-09-30 09:30:55 | 映画ー劇場鑑賞

ーウォーム・ボディーズーWARM BODIES

2013年 アメリカ 98

ジョナサン・レヴィン監督 ニコラス・ホルト(R)テリーサ・パーマー(ジュリー)ロブ・コードリー(M)デイヴ・フランコ(ペリー)アナリー・ティプトン(ノラ)コリー・ハードリクト(ケヴィン)ジョン・マルコヴィッチ(グリジオ大佐)

 

【解説】

アイザック・マリオンの小説「ウォーム・ボディーズゾンビRの物語」を実写化した、異色のゾンビ作。ゾンビと人類が対峙(たいじ)する近未来を舞台に、人間の女性に心惹(ひ)かれてしまったゾンビ青年の恋の行方を追い掛けていく。主人公の恋するゾンビを、『シングルマン』『ジャックと天空の巨人』のニコラス・ホルトが好演する。メガホンを取るのは、『50/50 フィフティ・フィフティ』で注目を浴びたジョナサン・レヴィン。奇想天外な設定とコミカルな展開もさることながら、随所にちりばめられたゴア描写も見応えあり。

 

【あらすじ】

ゾンビと人類が戦いを繰り広げる近未来。ゾンビのR(ニコラス・ホルト)は、仲間と一緒に食糧である生きた人間を探しに街へと繰り出す。人間の一団と激闘する中、彼は自分にショットガンを向けた美少女ジュリー(テリーサ・パーマー)に心を奪われてしまう。ほかのゾンビに襲われる彼女を救い出し、自分たちの居住区へと連れ帰るR。彼の好意をかたくなにはねつけていたジュリーだったが、徐々にその純粋さと優しさに気付き出す。ついに思いを寄せ合うようになった二人は、ゾンビと人類の壁を打ち壊そうとするが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

ゾンビ映画は嫌いだけど、たまに見たいものもあるのよね。

「28日後…」はなかなかよかったし、「ゾンビランド」は大好きだし。

これも、そうなるといいなあ。

主演がほら!ニコラス・ホルト(私の大好きな映画「アバウト・ア・ボーイ」の子役だった子)!!

 

最初から、なかなかいい感じで始まりました。

なぜか自分がゾンビになってしまったRという青年(ニコラス・ホルト)。

Rと言うのも、自分の名前がRで始まると言うことしか覚えていないから。

口に出してしゃべることはできないけど、心の中のひとり言で物語が進行していきます。

 

ゾンビたちは、空港の中であてもなく彷徨い続けている。

目を合わすこともなく、ぶつかっても知らん顔で、一日中歩き回っている。

いよいよ果ててしまうときには、次のステージ骸骨になって、人間を襲い続けなければならない。

Rはそれだけは避けたいと願っている。

 

たまに、お腹が減って我慢できなくなると、集団で人間を食べに出かける。

その飢餓感は、凄まじいらしい。

 

人間は、町の周りを高い壁で囲って息をひそめていた。

訓練された若者たちが、たまに外の町に必要なものを取りにいく。

この日も、この町のリーダーのグリジオ大佐(ジョン・マルコヴィッチ)の娘ジュリー(テリーサ・パーマー)たち数人の若者が医薬品を調達に町の外に出た。

 

そこへRたちゾンピ集団が来て、ジュリーの恋人ペリーはRに食べられてしまう。

ベリーの脳を食べたRに、ペリーの記憶が入ってきて、思わずジュリーをゾンビに見せかけて空港へ連れて帰ってきてしまった。

 

☆ネタバレ

ペリーを食べるところはとても気持ちが悪いんだけど、ジュリーを匿う飛行機の中は、Rがコレクションしたものでいっぱい。

特に、レコードのコレクションはすごくて、言葉で言えない分、音楽で表現するって、とても素敵。

 

献身的なRに、ちょっとずつ引かれていくジュリーだけど、相手がゾンビじゃどうしようもない。

Rにさよならも言わず、人間の町に帰って来る。

 

でも、ゾンビたちに思いがけない変化が!

 

観客から、時折笑いが聞こえる楽しい作品。

特に、「プリティ・ウーマン」がかかるシーンは、爆笑でした。

 

「ロミオとジュリエット」みたいなシーンもあったし、見事な恋愛コメディ。

終わり方は強引だけど、短い作品だし、楽しめるのではないかな?

 


スパニッシュ・アパートメント

2013-09-30 09:25:55 | 映画ーDVD

ースパニッシュ・アパートメントーL' AUBERGE ESPAGNOLE/THE SPANISH APARTMENT

2002年 フランス/スペイン

セドリック・クラピッシュ監督 ロマン・デュリス(グザヴィエ)ジュディット・ゴドレーシュ(アンヌ=ソフィ)オドレイ・トトゥ(マルティーヌ)セシル・ドゥ・フランス(イザベル)ケリー・ライリー(ウェンディ)

 

【解説】

『猫が行方不明』のセドリック・クラピッシュ監督最新作。留学先であるスペインを舞台に、国籍も性別もバラバラの仲間たちとルームシェアをすることになったフランス人青年の奮闘と成長を、微笑ましいエピソードの数々と共に活写した青春ドラマの快作だ。出演はクラピッシュ作品の常連俳優ロマン・デュリス、『アメリ』のオドレイ・トトゥ、『仮面の男』のジュディット・ゴドレーシュら。また、舞台となるバルセロナの街並みも魅力的だ。

 

【あらすじ】

パリに住む25歳の青年グザヴィエ(ロマン・デュリス)は恋人のマルティーヌ(オドレイ・トトゥ)を残し、バルセロナへ単身留学。彼は国籍も性別もそれぞれ違う5人の学生たちが暮らすアパートでルームシェアをすることになる。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

主演はロマン・デュリス。

始め、わからなかったです。

最近のロマン・デュリスとずいぶん印象が違います。

そんなに濃くないね!?

 

パリの学生グザヴィエ(ロマン・デュリス)は、父親の知り合いの官僚から、「スペイン語をやれば、公務員になれるかも」とアドバイスを受け、交換留学生制度を利用してスペインの大学へ。

 

当てにしていた短期滞在予定の家庭は、話と違っていられなくなり、空港で知り合ったフランス人夫婦のお世話になることになった。

お金がないので、ルームシェアを条件に部屋探しを始めた。

 

ようやく、受け入れてくれるアパートが見つかったが、そこは各国から来ている留学生たちのシェアハウスだった。

 

個性豊かな留学生たちで反目し合ったり、湖畔し合ったりすることもあったが、いつしか連帯感が芽生える。

 

グザヴィエも、人妻(ジュディット・ゴドレーシュ)との火遊びや、恋人(オドレイ・トトゥ)との辛い別れを経験し、ようやく自分の人生に真っ正面から向き合う気持ちになった。

 

シェアハウスのリーダー的な女の子、ウエンディ(ケリー・ライリー)が可愛くて、どこかで見たことがあるなあと思ったら、「シャーロックホームズ」シリーズのワトソンの恋人役をしている人でした。

 

グザヴィエのように、将来にこれという望みもなく、漠然と青春を浪費している人も多いでしょうね。

そんなときには、留学もいいかもしれませんね。

同世代の人たちが、なにを考えているか、きっと参考になるでしょう。

若者たち、がんばれ!!