マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

バンディダス

2008-05-18 11:13:51 | 映画ーDVD
ーバンディダスー
2006年 ヨアヒム・ローニング監督 ペネロペ・クルス、サルマ・ハエック、スティーヴ・ザーン、ドワイト・ヨーカム、デニス・アーント、サム・シェパード

【解説】
ペネロペ・クルスとサルマ・ハエックがお色気たっぷりの無法者に扮したセクシー・ガンアクション。1848年のメキシコ。鉄道建設を巡り父親を殺されたマリアとサラは、復讐を誓い銀行強盗になることを思い付く。リュック・ベッソンが製作・脚本を担当。

【感想】
ペネロペ・クルスとサルマ・ハエックが主演の西部劇、リュック・ベンソンが制作・脚本って、どんなだろう、って思いません?

それで見ることにしたんだけど。

ストーリーはいたって単純。
メキシコが舞台だけど、お金持ちの地主の娘で、ヨーロッパに留学中のサラ(サルマ・ハエック)が帰宅したら、アメリカ大資本の銀行の手の者(ドワイト・ヨーカム)が父親の銀行を乗っ取りにかかっていて、あげくには毒殺されてしまった。
危機一髪で悪者から逃れたサラは、田舎娘のマリア(ペネロペ・クルス)と出会う。

彼女は土地をその銀行に取られていて、父親も傷つけられた。
二人は土地を奪われた民衆のために銀行強盗で資金を稼ぐことにした。
こう書いてたら、物語はシビアな感じだけど、全編コメディでした。

よくあるように見えて、女同士というのは珍しいかも。

この二人が、銀行強盗指南を受けるのがサム・シェパード、この二人に同情して協力するニューヨークからきた刑事にスティーヴ・ザーン。
この絡みはなかなか面白いです。

悪者がドワイト・ヨーカムと言う人だけど、この人がもう少しセクシーないい男だったらよかったのになあ。

リュツク・ベンソンにしたらもたもたした展開だけど、まあ、俳優さんたちを見ている分には楽しい作品でした。

恋人たちのアパルトマン

2008-05-18 11:08:57 | 映画ーDVD
ー恋人たちのアパルトマンーFANFAN
1992年 フランス アレクサンドル・ジャルダン ソフィー・マルソー ヴァンサン・ペレーズ マリーヌ・デルテレム ジェラール・セティ ブリュノ・トデスキーニ

【解説】
愛しすぎたが為、その愛が醒めていくのを恐れプラクトニックを守ろうとする男と、自由奔放だが心に寂しさを抱いた女。パリを舞台に、魅かれ合い、すれ違う若い男女の切なくも狂おしい愛の姿を描いたフレンチ・ラブ・ストーリー。フランスの新鋭作家アレクサンドル・ジャルダンが、人気女優ソフィー・マルソーと、「インドシナ」のヴァンサン・ペレーズを主演に自らメガホンを取った監督デビュー作。(allcinema ONLINE)

【感想】
フランス人の男と女、しかもヴァンサン・ペレーズとソフィー・マルソーがプラトニックな恋に挑戦、という方が不自然だけど、その葛藤を楽しむ映画でした。

ある嵐の夜に、ファンファンのおばあちゃんの家で偶然であった二人。
アレクサンドル(ヴァンサン・ペレーズ)とファンファン(ソフィー・マルソー)。
アレクサンドルは決心する。
ファンファンのことは、プラトニックなまま一生思い続け、自分はフィアンセと結婚しよう、と。
でも、引かれているのはファンファンも同じ。
フィアンセがいるとわかってショックを受ける。

おとぎ話の一シーンのような、二人で踊るシーンとか、きれいなシーンがたくさんあったけど、だんだんシリアスに展開していって、どこまでいくかと心配しました。
ハッピーエンドで終わってよかったです。

壁をぶち抜いてマジックミラーにして、愛する人の生活を覗き見る(どころではない、壁全面なんだから!!怒)のは、とても嫌な感じになるところ、ソフィーのかわいい踊りやそれについて踊るヴァンサンのかっこいいとはいえないダンスなどでうまくかわして行きました。

永遠の恋なんて、考えても無駄。
それより、長い人生、共に歩く人を愛しましょうね。
そういう意味で、フィアンセの考え方は現実的で正しいと思いましたが。

フランス人は、この映画のように、永遠の恋に価値を感じているのでしょうか?
そんな風に考える私は、あまりに現実的なのかな?