マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

祝春一番2011 40周年記念 ーその1ー

2011-05-07 13:29:47 | ライブ

 

ー祝春一番2011 40周年記念ー

我が家にとっては、恒例行事「春一番コンサート」。

今年は、430日から(52日はお休み)5日間、はじめて通し券を買って、朝一から終わりまで鑑賞しました。

こんなにまじめに参加したのは長い春一人生でも初めてのことでした。

 

この春一番コンサートは、1971年から天王寺野外音楽堂で、福岡風太、阿部登が中心となって始めたコンサートで、1979年から1995年までの休止をへて、1995年には大阪城や外ホールで、1996年からは服部緑地の野外音楽堂に場所を移して行われてきたものです。

 

その一翼をになう阿部登が、去年の11月に亡くなりました。

詳しくは、私のブログで。

ありがとう。あべちゃんー阿部登逝くー

 

今年の春一は、あべちゃんの追悼色の強いものになりました。

すべてのミュージシャンが、あべちゃんのために新しい歌を披露してくれました。

みんな、あべちゃんに心を込めて歌っていたので、今まで以上に心に届きました。

 

さらに、今年は3.11

感受性の豊かなミュージシャンたちは、強いメッセージをたくさん発信してくれました。

有事のときこそ、輝くのがアーティストだと思いました。

 

<430日>

オープニングはぜいたくなことに、LOW-LOWSでした。

 

ブラスユニットとコーラスユニットで、盛大に盛り上がりました。

 

俵越山(越前屋俵太)の書動のパフォーマンス。

宙刷り状態で書いたニコちゃんマークだけど、どこかあべちゃんの面影が…。

コンサートの期間中、この謎の微笑みがステージを見守り続けた。

 

今年は、寒いせいか、毎年なら散っているハナミズキが満開。

新緑に映えてきれいでした。

 

天野SHOさんがかっこよかったし、昨年のR-1グランプリファイナルに残ったナオユキさんのスタンダップコメディも面白かったです。

 

 ナオユキ

 

林亭(佐久間順平・大江田信)の素晴らしいハーモニーも、いつも以上に心を打ちました。

 

林亭

 

この日、うちの娘がスタップでまかないに入っていたのですが、林亭はステージが終わった後「朝からご苦労様です」とまかないスタッフの前で一曲披露してくださったそうです。

娘は、「すごくよかったし、東京の人はおしゃれやわ」と感激していました。

 

桜川唯丸一座の江州音頭。

毎年聞いているのに、今回の般若心経はしんみりしてしまいました。

 

 

この日、エンディングを飾った夕凪。

西岡恭蔵さんの「春一番」を歌い上げてくれました。

ものすごく、感動的でした。

 


 


大塚まさじライブat「足助の鍛冶屋さん」

2011-03-23 08:53:59 | ライブ

もうずいぶん前のことのように思えますが、3月の初め、愛知県の足助に遊びに行きました。

 

大塚まさじさんのライブが、「足助の鍛冶屋さん」であるので、ぜひいらっしゃいと誘ってくださる方がありました。

 

彼女は加川良さんつながりの友達で、去年、自分で木から吟味して、お家を建てた人でした。

今回は、大塚さんのライブもさることながら、彼女のお宅拝見も楽しみなことでした。

なんと、彼女の家には「加川良博物館」があるそうです!!

 

まず、立ち寄ったのは鰻屋「川安」0565-62-0644

絶対食べる価値ありです。

友達のご主人が午後4時開店のところ3時から並んでくださって、首尾よくいただくことができました。

営業は7時までで、売り切れたら終わりです。

 

それから、大塚さんも加わってくださって一緒に足助の町を散策。

立ち寄ったお団子屋さんで一服。左が大塚まさじさん。

 

「中馬のおひな様」というイベントの最終日でした。

 

 

このイベントはNHKでも紹介されたので、ご存知の方も多いでしょう。

4時を回っていたので、閉まっている家も多かったのですが、町は手入れが行き届いて、歴史と風格を感じるいい町です。

 

 

 

坂の上から路地を見下ろす。

 

そして「加川良博物館」。

こんなものを建ててしまう館長さんの情熱に、ただただ胸がいっぱいになりました。

 

午後7時、大塚まさじライブが始まりました。

階下は鍛冶屋さん、2階がライブハウスです。

満席の店内に大塚さんの世界が広がります。

 

大塚さんと言えば、この2月からからFMcocoroで始まった、毎週金曜日午後7時からの1時間番組「ムーンライトマジック」のDJをしていらっしゃいます。

大塚さんの個性が十分に生かされて、とても楽しい番組です。

興味のある方、放送地域にお住まいの方は一度聞いてみてください。

 

そして、朝日新聞の「うたの旅人」でも紹介された「プカプカ」。

この日もアンコールで演奏してくださいました。

何度聞いても、名曲です。

 

次の朝は、彼女の家の近くの廃線を散歩しました。

 

 

本当に楽しい旅でした。

ありがとうございました。

 

 


加川良ライブatバーカマクラ

2011-02-22 09:35:49 | ライブ

シンガーソングライターの鎌倉研さんの大阪ミナミのバーカマクラが2月20日で閉店するというので、旧知の加川良さんが閉店記念ライブを行いました。

ヒポポも昨年末に閉店したし、寂しいことです。

 

でも、良さんはいつものように明るく笑い飛ばして楽しいライブをしてくださいました。

最後には鎌倉研さんと一緒に。

研さん、えみちゃんお疲れさまでした。

 

 


私のアイドル阪本正義&「東京バンド」神戸・岡山ツアーに同行

2010-10-29 12:23:12 | ライブ
「麗しき金曜日in神戸」

「東京バンド」、阪本正義と言っても、ほとんどの人が知らないでしょう。
加川良さんつながりで、ここ数年、個人的に仲良くしているバンドです。
夫の還暦にもまじさんと阪本さん(ローリン)には来てもらいました。
今回は、仲良しのよよっ?ちゃんが4年越しの企画プロデュースということで、参加させていただきました。
まず、会場のJamesBluesLandは、神戸市中央区波止場町無番地 篠崎倉庫3Fにあります。
広いゆったりとしたスペースに大きなソファーがたくさん置いてあって、窓から港が見えたり、ライブ会場としてはとてもムードのあるところです。


リハーサルを終えた東京バンドのメンバーとローリンが、私たちが食事をしていた近所の中華料理店に来てくれて、再会を喜びました。
彼らは、昨日、東京のラ・カーニャでツアーの第1日目をしてきたということでした。
「それなら、リハーサルもバッチリね!!」



いよいよライブの開始です。
プロデュースしたよよっ?ちゃんが司会。

ローリン(阪本正義)。



東京から来たのに、大阪弁がうまい。
彼は、丹波篠山の出身です。
本職はデザイナー。



阪本正義&まじ

「東京バンド」左からまじ、シマ、ビル迎

私のアイドル「東京バンド」。
今回、バンド結成秘話をいろいろ聞いたけど、最初はピンで歌っていた男たちが、この独特な形のバンドになるまでには、いろんな偶然や運命的な出会いがあったようです。
結成は1997年。
彼らの演奏には、いろんな楽器が登場するし、ステージもとても面白いです。
聞くたびに、進化し続けてると思うなあ。



まじ=最近、いろんな人のサポートでライブ活動しているようですが、そもそも彼がラップギターをやりたくて、「東京バンド」を集めたということでした。



シマ=この人は、本物の江戸っ子です。べらんめえ口調がかっこいい。私は、彼が「東京バンド」メインボーカルだと心密かに思っています。



ビル迎=この写真は、「東京バンド」の名物コーナー「映画の小部屋」を語っているところ。岡山では「クレイジー・ハート」の紹介をしてくれました。無類の映画好きなので、会えば二人で話が盛り上がります。



最後は、この日登場したメンバーと。

「天晴れ土曜日in岡山」

翌日は、岡山へ。
私は新幹線でビューと行ったけど、彼らは在来線で神戸から岡山まで来たそうです。

岡山のコーディネイターはカミシン。
会場は「ブルーブルース」。



ここも広い会場でした。
ウエスタン調で、フォークダンスができそうです。
店主が手づくりで内装をされたそうです。
ここも、音が良さそう!!

いつもブログに遊びに行くはおさんにも会いました。
やんさんにも紹介していただきました。

バンドがリハーサルをしている間に、岡山在住の仲間にドイツレストランに連れて行ってもらいました。
ここで、珍しいビールのスピリッツ「フルルードゥヴィエル」を知りました。



こんなの見たこともない。
グラスもきれいでした。

他にも珍しいビールがいっぱい。
キャベツの浅漬けもおいしかったです。

そして、ライブ開始。

会場では、黒爺さんのチャーシューバーガーが売られていました。
これがめちゃうま!!
趣味で作っているそうです。
岡山の人って、美味しい物好きで、極める人が多いのですね。
すごい!!



と言っているうちに、ライブも無事終了!

お疲れさまでした。

そして次の日、みんなと別れがたい私は、最後の最後の「焼肉マンボ」までついて行って乾杯しました。
この焼肉屋さん、ホルモンがすごく美味しいの。
いままで、敬遠していましたが、びっくりしました。
はまりそうです。

B級グルメは岡山におまかせかなあ?



浪速温泉銭湯ライブ 石田長生ワンマンキャラバン2010

2010-07-12 16:51:37 | ライブ
ー銭湯ライブ 石田長生ワンマンキャラバン2010ー
浪速温泉(大阪市西成区花園町)


浪速温泉外観

去年の5月25日に、有山じゅんじさんのライブ「有山なお湯」で、初めて浪速温泉に行きました。
今年は、石田長生さんのライブに参加です。

私はすぐ近くの天下茶屋育ちなので、花園町はとても懐かしい感じがします。
いまも、当時とあまり変わらない下町らしい町並みです。


これがステージ


オープニングアクトはナオシンです。
ぐっと実力をあげてきましたね。
楽しかった。

そして、石田長生登場です。





ライブスケジュールを見たら、すごい過密で驚きました。
でも、いしやんはめちゃパワフルでした。
ライブについて回っている人もたくさんいるらしい。
とても楽しいステージでした。

最後に桑名晴子さんが飛び入り参加。
「たまたま立ち寄っただけ」と言っていましたが、すごく盛り上がりました。




2010年祝春一番(5月2日~5日)が終わったよ!

2010-05-07 10:02:52 | ライブ
ー2010年祝春一番(5月2日~5日)ー

今年も、盛りだくさんの内容でした。
私の写真で簡単に振り返ります。

かつて春一番のポスターを書いたり、アーティストとも信仰の深い、イラストレーターの沢田としきさんが、4月27日永眠されたので、コンサートを通じて哀悼の歌や、アイテムが捧げられていました。
沢田としきさんのHP

<5月2日>

オープニングは長田TACO和承と西條渉


ふちがみとふなと&遠藤ミチロウ。これぞ春一の醍醐味、不思議なコラボの世界。


我らが加川良。あべのぼるの名司会「石原裕次郎も亡くなり、勝新太郎さんも亡くなり、鶴田浩二さんもだいぶ前に亡くなりましたが、日本にはまだこの人がいます。加川良!」




LO-LOWS、かっこよさは年齢に関係ないね。プレイスタイルに現れるわ。


「噛めば噛むほど味が出る、するめのような」有山じゅんじ


お日様がさんさんと輝く中でペーソスを聞くなんて、「♪ビミョ~~」


桜川唯丸一座、歌っているのはカオリーニョ藤原さん。この後師匠のおでましまで、延々と演奏と踊りが続きますが、観客たちも大喜びで踊っていました。


ハンバートハンバート、遊穂ちゃん2人目のおめでたですね。美しい声は会場全体に澄み渡り、ますますいい感じです。


ベースの弾き語りで歌う藤井裕。すごくアレンジした「港のはなし」(作詞・友部正人、作曲・大塚まさじ)は、聞くたびに味が出て、藤井裕の歌になっていくようです。


本日のトリはザ・ラストショウ。

<5月3日>

オープニングはいつもさわやか、モーガンズバー。



去年は骨折で出られなかったながいようさん。今年は元気に「3つのあかいふんどし」で。



私は始めて聞きました。大介バンド。さこ大介さんっておいくつですか?でも、ハートのこもった歌、さすがです。左にいるのは「湾岸署のあの人ではないかな?」



御大・坂田明。ピカチューのドラムが炸裂。ギターのJimO'Rourkeと。



北京一・京二の漫才復活!!青空と新緑が目にまぶしい!!



若手のホープ、良元優作。西條渉と。



大塚まさじと長田TAKO和承。ファンにはおなじみですが、今日も故・沢田としきさんの絵がバックです。



木村充輝はバンドを率いて、ステージも客席も大盛り上がり。



金子マリさんと渋谷毅さん。ええわあ。



トリは、渋谷毅オーケストラ。こんな一流のミュージシャンを一度に見られるのも春一。贅沢だよねえ。



<5月5日>

4日はお休みして、5日のオープニングは芳養屋・結婚ジャンベ集団。
芳養屋は寺田町にある居酒屋で、私も昔から知っているお店ですが、その店のマスター芳養君が、とうとう結婚しました!!
61歳って言っていましたね。花嫁は30代とか。
とにかく、おめでとうございます。
そりゃ、お祝いせなあかんやろ♪♪



エルキュール上野とアフターアワーズSHOW。テレビで見たことのある人が、今日もはげネタで…。



三宅伸治バンド。今日も空にいる清志郎に歌います。伸ちゃん、素敵ー!!



AZUMIが始まると、客席には三宅伸治の姿が。



こんなふうにミュージシャンたちも客席でくつろいでいるのが春一番です。



トミ藤山。この人も始めて聞きました。女性に年を言っては失礼ですが、70歳ですって。でも、その歌声とパワーは衰え知らずです。すごいステージでした!!



押尾コータローと中川イサトの子弟競演。





大トリはMagic ANIMALS。ボーカル・あべのぼる!!



脅威の3ドラムス!!


あ~あ、今年も終わってしまいました。
楽しかった~。

福岡風太さん、あべのぼるさん、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
来年もやってね~!

<5月6日>

名残惜しい私たち夫婦は、6日は岸里のギャラリー「あしたの箱」で開催されていた「春一番ポスターと原画展」に行きました。
風太さんがいて、歓待してくださいました。

今年のセットに使われていたカーテンのようなものは、風太さんの実家にあった蚊帳ですって!!
蚊帳を三張り使ったそうです。

懐かしいディランノートや昔のミニコミ紙もあって、遠い昔にタイムスリップしたようでした。
1995年の復活「春一番コンサート」のDVDがかかっていました。
西岡恭蔵さんと大塚まさじさんの案内でした。

大塚さん、若い!!
全然変わっていないと思っていたけど、15年経っているんやねえ。

いつまでもいたかったけど、午後7時を回って閉館ということで、事務所に戻るという風太さんと一緒に、地下鉄で帰りました。

祝春一番2010ーNew Mornig

2010-05-01 23:09:36 | ライブ
ー祝春一番2010ーNew Mornig
いよいよ始まりました。
去年は、あまり行く気のしなかったニューモーニング。
今年は面白そうな出演者につられて、出かけていきました。
以外と言っては失礼ですが、たくさんのお客さんが、いつものように思い思いのスタイルで楽しんでいました。

「今年も始まったなあ」って、みんなのうきうきが伝わって来るよう。
私も一人で参加したんですが、一人できている人も多くて、それでも踊ったり口ずさんだり、退屈することがありません。

日差しが陰って来ると、風は冷たく、だんだん寒くなってきました。
でも、アーティストの人たちはそれぞれの個性の競い合いで、楽しませてくれます。

個人的には、ナオユキのスタンダップコメディが面白かったです。


夕暮れになって、ステージの色が変わりました。すごーい。演奏しているのは「踊ろうマチルダ」


はじめにきよし

そして、「やっぱり来てよかった」と思ったのが、センチメンタルシティロマンス+いとうたかお。



なんか、めちゃめちゃよかったなあって思っていたら、メンバー全員がセカンドステージに移って、キーボードの人がアコーディオン、他の人たち、ベースの人までがギターを持っての「ヤスガーズファーム」。
佐藤良成や光玄が加わって、とても素敵なハーモニーにうっとりしました。
それから「みんなで一緒に」って言われて、「♪春一番の風は♪」と会場のみんなで合唱しました。
いつのまにか、観客は小さなステージを取り囲むように集まってきて、祈りのような合唱になりました。



これが春一番やね。
今年も始まったよ。
明日も行きます!!


追悼 沢田としき

「還暦(60)VS後期高齢者(75)」大塚まさじと田川律

2010-03-24 09:57:39 | ライブ
ー知り合ってから40年!「うた」共作から34年!「還暦(60)VS後期高齢者(75)」大塚まさじと田川律ー
3月20日、西本町マザーポップコーン



ものすごく長いタイトル。
そして、その内容に驚愕。
おっちゃんやおじいちゃんのライブなんて行きたくもない、と思うかもしれないけど、このおじいちゃん田川律という人はいつ会っても面白い。

田川 律(たがわ ただす、1935年3月15日- )は音楽評論家、舞台監督、料理研究家。
1935年、大阪市生まれ。
関西フォークの全盛期に、鑑賞団体「大阪労音」事務局に勤務。1960年代末に東京に移り、「ニューミュージック・マガジン(現ミュージック・マガジン)」創刊に参加[1]。音楽評論、海外ミュージシャンの評伝の翻訳、料理本など著書多数。近年は、伊勢真一監督のドキュメンタリー映画「ゆめみたか~愛は歌 田川律~」に出演[2]。(ウィキペディアより)


 田川律さん

大塚さんも、篠山に落ち着いてから、さらに癒しのいい歌を歌われています。

 大塚さんと長田タコちゃん

この日はお祝いとあって、ファンからたくさんのお花をプレゼントされていました。

共演は、長田(TACO)和承、藤縄てつや。
藤縄さんは、田川さんのラップのような歌の伴奏に苦労されていましたが、それも彼の誠実さとギターテクニックの確かさが伝わって、楽しかったです。

 田川さんとギタリストの藤縄さん

 大塚さんと田川さんの楽しいおしゃべり。

 アンコール「プカプカ」

写真家の糸川燿史さんは、すごくたくさんのスライドを短時間に見せてくださいました。
恥ずかしながら、私と夫の若かりし頃の写真も!!
天王寺野外音楽堂の頃の春一番コンサートでの一コマです(30年前?)。
早く、写真集が出ないかな?

 糸川さん

最後は、二人のライブにつきものの田川さんのお料理。
この日のメニューはトリのつくねのスープ、フランスパン付きでした。
ごちそうさま!!




ライブ「梅田からナンバに来て15周年。熱い魂でぼちぼちいこか」

2010-02-08 16:03:58 | ライブ
ー梅田からナンバに来て15周年。熱い魂でぼちぼちいこか。ー



という、アメリカ村でのライブに行ってきました。
「どうも、『上田正樹とサウストゥサウス』のメンバーが全員集まって、なんかやるそうやで…」と噂が広まり、ああっというまにチケットはソールドアウト。
私はエジプトまで!!、親しい友達からチケット情報が回ってきて、この日のライブに参加することができました。
よしみちゃん、ありがとう!!

主催はナンバ三津寺会館にあるバー「えん」のママのひろこさん。
「えん」がナンバに開店してから15周年の記念パーティのつもりだそうです。
ひろこさんは、「上田正樹とサウストゥサウス」のマネージャーだったじゅんさんの妹さんだそうで、メンバーひとりひとりにひろこさんが自らコンタクトを取って、このライブ出演を承諾してもらったそうです。

チケットをもらいに「えん」に行ったときに、ひろこさんからスタンディングだということを聞いていたので、開場1時間前に行ったら、2番目でした。
やった!!



チンドン屋さんがお出迎え!?

舞台の最前列に陣取って、スタンバイはオーケーです。

この日は、いろんなゲストがめまぐるしく出演して、休憩時間もないほどでした。

まず、オーナーのひろこさんの挨拶。



ひろこさんのおかあさんからもご挨拶。



両端に移っているのは、若いミュージシャンの「ナオシン」の二人。
ナオくんは有山じゅんじさんそっくりー。



Lo-Losとコラボ。
クールなくんちょうさんかっこいいです。



桑名晴子が飛び入りで。

休憩時間に、あずみけいこが飛び入り。



2部の始まりはチンドン屋のさっちゃんの歌から。



藤井裕。
エレキベースで弾き語り、すごい!!



有山じゅんじと中西康晴。





中西さん、相変わらずすごいピアニストだと思ったら、すごいひとたちの助っ人やスタジオミュージシャンとして大活躍をされているようです。
有山さんはあいかわらずのマイペースでした。

金子マリ。



アカペラで「センチメンタルジャーニー」を熱唱。
浅川マキさんが乗り移ったかのような、いつにも増しての存在感でした。

そして中西さんのピアノ伴奏で上田正樹も熱唱。



最後はサウスのメンバーが全員集合で!!



やっぱりやってくれたやんか!!
最前列過ぎて、写真のフレームにはステージが入り切らず、あの熱気を伝えきれません。
残念ですが…

ひろこさんの力は絶大でした。
みんなが「ひろこさんおめでとう」の大合唱。
昔のヒットメドレー。
会場もおお盛り上がりで、みんな前に詰めてきて、歌うわ踊るわ、大騒ぎ。
舞台の袖も、こんな感じで盛り上がって、楽しいライブとなりました。



「月のまつり in 基山'09」

2009-09-28 13:32:27 | ライブ


大塚まさじの追っかけである私たち夫婦は、大塚さんから何度も「月のまつり」のお話を伺って、ぜひ機会があれば参加してみたいと思っていました。
今年は9回目で、当初の予定で10年で終わるということなので、今年こそ、と思い立ち、夫婦そろって参加しました。
大塚さんのお話から、「場所は、山全体がお寺というところで、そこの敷地のいろんな場所で月のまつりを開催して来たけれど、集まってくる人たちがとても温かく、また、主宰している人が完全手作りでやっている」という理解でしたので、どんな田舎かな、と想像していました。

住所を見ると、博多から行くというのに佐賀県基山町宮浦!!
さらに田舎という先入観が深まりましたが、着いてみると在来線で30分、博多のベッドタウンという感じの町でした。
そこからタクシーで10分ほどの、因通寺のたけのこ広場でおまつりは行われていました。

夫の仕事を半日終えてからの出発となったので、着いたのは4時半くらい、1部は終わっていて、5時から2部が始まるという休憩時間でした。

このおまつりは、因通寺内にある児童施設「洗心寮」の調さんとドラゴンバザールの東さんが、文字通りの手作りで作られているおまつりです。
9年前から始まっていますが、きっかけは徳島で続いている「月のまつり」に調さんが触発されて、自分でもこんなまつりがやりたいと思い、大塚さんに相談したそうです。
大塚さんは、「焦ってもあかん、機が熟したらやろう」と、一時保留になりました。

調さん(右)と徳島の「月のまつり」主催者の伊勢達郎さん

その数年後、調さんから「準備が整いました」と連絡があり、西岡恭蔵さんと大塚さんを巻き込む形で始まったと言うことです。
ドラゴンバザールの東さんは、いろんな地域で「月のまつり」を企画して来た人で、その二人が結びつき、文字通りの手作りで作られているおまつりです。

 東さん

恭蔵さんは亡くなりましたが、大塚さん初めミュージシャンもスタッフも、手弁当で熱い思いを持って続けていることが伝わって来るようなイベントでした。

お彼岸も過ぎたと言うのに、日中はとても暑い日でしたが、2部が始まる頃には涼しい風が吹いて、歌声も心地よく通り抜けるようでした。
半月でしたが月もきれいに顔を出していました。
驚くべきことに「月のまつり」というのに、月が出たのは初めてとのこと。
スタッフの皆さんもとても喜んでテンションが上がっていました。



屋台では、飲み物はもちろん、手作りのカレー、おでん、焼き鳥やお好み焼きなどが豊富に売られ、とても美味しかったです。
バーベキューセットを持ち込んでバーベキューをしているグループもあって、ほんとうに自由に楽しんでいるという感じでした。

夜空には月が…

小さい子供から、お年寄りまでが、それぞれの楽しみ方でコンサートを満喫していました。

 たき火も燃え上がり…

夫が狂喜乱舞したのは「フライングエレファント」の登場。



知る人ぞ知るビートルズのコピーバンドで、「筑豊の宝」呼ぶファンもいるそうです。
1973年ごろから活動しているサラリーマンや自営業者ら四人のグループ。
メンバーは安部米央さん、木村康治さん、手島武文さん、林徳夫さん。
1992年には、ニューヨーク市のカーネギーホールでの公演を成功させ、音楽関係者から高い評価を受けています。
その後も地元九州を中心に活躍しておられて、この前日はホールのコンサートを成功されたとのこと。
こんな小さなステージでも手を抜かず、楽しい演奏を聴かせてくださり、アンコールにも応えてくださっていました。



そんな大盛り上がりのステージの後でしたが、「大塚まさじ」は別格で、熱い声援に迎えられ、歌い終わってもアンコールの後も、ファンの名残惜しい声が飛んでいました。
サポートは長田TAKO和承。

何度も大塚さんのライブには行きましたが、お客さんが踊っているのを見るのは初めてで、「これはすごい!」と、変な感動で胸がいっぱいになりました。
この一体感は何なのでしょう!?



この日のトリは「モーガンズバー」。
一昨年は秋本節と井山あきのりだけで参加したそうですが、今回はフルメンバー岡島善文も加えての、楽しいライブとなりました。

フィナーレは、出演者全員の「プカプカ」と「月のまつり」。
調さんや東さんもステージに上がって、コーラスに参加されていました。



あとの打ち上げで小耳に挟んだのですが、フライングエレファンツの人たちは、大塚さんとは初共演で、「プカプカ」も「月のまつり」も全くの初演奏だったそうです。
それなのになぜ、ぴたりとはまったかというと、モーガンズバーの岡島ぶんさんが、アイコンタクトで指示を送っていたそうです。
ベテランのミュージシャンて、すごいなあと思いました。

また、ぶんさんは「KYOZO&BUN」の結成秘話や、今後のモーガンズバーの活動に関する夢なんかを、楽しくお話ししてくださいました。
気さくなお人柄に大感激しました。

この日は、洗心寮のゲストルームに泊めていただいきました。
朝ご飯のときに、10月3日に徳島で行われる「月のまつり」を主催している伊勢達郎さんとお話しさせていただいて、そちらもまた違った感じで楽しそうでした。
来年はぜひ、徳島にも行かせていただきたいと強く思いました。
伊勢さんは、徳島でフリースクールを主宰されています。
徳島フリースクールのホームページ

心温まるイベントを開いてくださったスタッフの皆様、本当にご苦労様、お疲れ様でございました。
また、来年の最終回も参加しそうです。
そのときは、よろしくお願いします。