病を回復させる情熱

23/2/13
今日の成績
新春マスターズスイムミート
場所:千葉総合国際水泳場
時間:11:08スタート

１００m背泳ぎ・１分３５秒97・２着・銀メダル。
５０m背泳ぎ・４１秒50・２着・銀メダル。

S先輩が１着になるのは昨日からわかっていたので、
今日は失敗はなく、落ち着いて泳ぐことができた。
このタイムはベストタイムに近く、気分は悪くない。

S先輩は昨年の夏に膝の手術、秋には前立腺ガンで手術をしたと聞いた。
それでも水泳への情熱が病を回復させるのだろう。
以前と同様に新幹線で仙台から来て、レースに出ている。
今日のタイムは以前よりも落ちたとはいえ、自分のはるか上を行っていた。
そして来年は８０歳なので、また世界記録に挑戦するという。
何とも驚異的なことだ。後輩としてはただ頭が下がるのみだ。
もし自分が入院するようなことになったら、
はたして、水泳を続ける意欲が出るかどうか疑問だ。

さて、S女子は今日もまた１００と５０で日本新記録を２つ出していた。
年齢区分が良い位置になっているせいもあるだろうが、
泳ぎは力強く華麗であり、素晴らしいスピードだ。
潜水の切れがよく、その距離も長くて速い、まるで人魚を見ているようだ。
いつまでも元気で記録を出し続けてほしい。

Yコーチは５０ブレストで活躍していた。
例によって高い飛び込みスタートかと思ったが、今日は低い飛び込みだった。
やはり５０の場合は空中で時間を取りたくないのかな。
タイムはエントリータイムよりも良かったから、御本人はさぞかし…だろう。

ライバルのI氏は昨日も今日も来なかった。
昨年は泳いでもかなり難儀な様子だったので、その影響かとも思う。
そして、いつも見慣れた顔が少なくなっていた。
敵がいなくなるのは、喜んでいいのか、悲しむべきなのか、
ワ　カ　ラ　ナ　イ

それではレースも終わったので、ゆっくりと芥川賞でも読んでみようかな