理化学研究所(理研)計算科学研究センター(R-CCS)に設置されているスーパーコンピュータ「富岳」を利用した共同研究成果が、高性能並列計算を科学技術分野へ適用することに関してイノベーションの功績が最も顕著と認められた成果に与えられる米国計算機学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。
受賞したのは、CEA(フランス)、Lawrence Berkeley National Laboratory(アメリカ)、ARM(フランス)、ATOS(フランス)、CNRS(フランス)、GENCI(フランス)、理化学研究所(理研)の国際共同研究チームが進める研究成果で、理研からはR-CCSプログラミング環境研究チームの佐藤三久チームリーダーが参加している。
海外の研究機関が参加するチームによる研究成果が、日本のスーパーコンピュータを利用して「ゴードン・ベル賞」を受賞するのは初めてのことで、「富岳」の国際的な利用の広がりを示すもの。
今回の受賞は、プラズマシミュレーションのアプリケーションであるWarpXについて、「富岳」を始め、最新の米国のスーパーコンピュータ「Frontier」など最先端のスーパーコンピュータの性能を比較する中で、「富岳」の総合的な性能の高さについて国際的な評価がなされており、今後、世界の研究者が「富岳」を使って様々な社会課題やSDGsの達成に貢献していくことが期待される。
「ゴードン・ベル賞」の発表は、米国テキサス州ダラスのケイ・ベイリー・ハッチソン・コンベンション・センター・ダラスおよびオンラインで開催されたHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「SC22」において、現地時間2022年11月17日付(日本時間11月18日)に発表された。<理化学研究所(理研)>
受賞したのは、CEA(フランス)、Lawrence Berkeley National Laboratory(アメリカ)、ARM(フランス)、ATOS(フランス)、CNRS(フランス)、GENCI(フランス)、理化学研究所(理研)の国際共同研究チームが進める研究成果で、理研からはR-CCSプログラミング環境研究チームの佐藤三久チームリーダーが参加している。
海外の研究機関が参加するチームによる研究成果が、日本のスーパーコンピュータを利用して「ゴードン・ベル賞」を受賞するのは初めてのことで、「富岳」の国際的な利用の広がりを示すもの。
今回の受賞は、プラズマシミュレーションのアプリケーションであるWarpXについて、「富岳」を始め、最新の米国のスーパーコンピュータ「Frontier」など最先端のスーパーコンピュータの性能を比較する中で、「富岳」の総合的な性能の高さについて国際的な評価がなされており、今後、世界の研究者が「富岳」を使って様々な社会課題やSDGsの達成に貢献していくことが期待される。
「ゴードン・ベル賞」の発表は、米国テキサス州ダラスのケイ・ベイリー・ハッチソン・コンベンション・センター・ダラスおよびオンラインで開催されたHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「SC22」において、現地時間2022年11月17日付(日本時間11月18日)に発表された。<理化学研究所(理研)>