“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「メタバース未来戦略」(久保田 瞬、石村尚也著/日経BP)

2022-07-01 09:53:53 |    情報工学



<新刊情報>



書名:メタバース未来戦略~現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤~

著者:久保田 瞬、石村尚也

発行:日経BP

 現状のメタバースは「フェーズ1」にすぎない? 4つのレベル進化と業界構造を学べる。今後のメタバースの進化を見通し、業界構造を正しく把握することがビジネス成功の第一歩。メタバースにおけるビジネスポジションと期待収益、投資コストを大胆予測する。業界別に最新のメタバース活用事例を多数収録、ヒントはここにある。サンリオ/三越伊勢丹/ローソン/NIKE/博報堂/日産自動車/KDDI/三井不動産/JR東日本/角川ドワンゴ学園N/S高等学校/現代自動車/ウェンディーズ/ヘルシンキ市/ソウル市、ほか。たった3つのステップで「メタバースの始め方」が分かる。メタバース関連の豊富な企業コンサルティング実績を誇る著者が、正しい体験の仕方、プラットフォーム選びの勘所を指南する。キーパーソンが語る「メタバースの未来」収録。<対談>「セカンドライフ」全盛期の仕掛け人が語る過去、現在、未来・デジタルハリウッド大学杉山知之氏 × Psychic VR Lab渡邊信彦氏<インタビュー>「メタバース×○○」、トップランナーの描く未来は?
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●科学技術ニュース●ルネサス エレクトロニクス、インドのタタと半導体ソリューションの開発で協業

2022-07-01 09:53:03 |    電気・電子工学
 ルネサス エレクトロニクスは、インドおよび新興市場向けのエレクトロニクスの進化を加速するために、ルネサスの半導体ソリューションの設計・開発・製造面において、いずれもTataグループ企業である、Tata Motors Ltd.(本社:インド・ムンバイ、TML)およびTejas Networks Ltd.(本社:インド・ベンガルール、Tejas)と戦略的な提携関係を結んだ。

 2022年3月に、ルネサスとTataグループ企業のTata Elxsi(本社:インド・ベンガルール)は、次世代EVイノベーションセンタ(NEVIC)の設立を発表したが、今回の取り組みは、こうしたルネサスとTataグループの技術・ビジネスパートナーとしての長年にわたる関係性を発展させるもの。

 自動車システムの設計は今後、ドメイン型から中央集権型やゾーン型のE/E(電気/電子)アーキテクチャに進化している。ルネサスとTMLは、次世代車載エレクトロニクスの開発で協力し、クルマのパフォーマンス改善やスケーラビリティの確保を進める予定。

 半導体技術に関する豊富な知見を有するルネサスとTMLが協業することで、クルマの電動化やコネクテッド化を発展させ、TMLのインドおよび新興市場での卓越したポジションをさらに高めることとなる。ルネサスとTMLはADASなどの新技術開発において、非独占的な協力関係を結び、顧客の要望に効率的・効果的に対応していく。<ルネサス エレクトロニクス>
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●科学技術ニュース●NEDO、再エネの主力電源化に向け次々世代の電力ネットワーク安定化技術の開発に着手

2022-07-01 09:39:58 |    エネルギー
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「再生可能エネルギーの主力電源化に向けた次々世代電力ネットワーク安定化技術開発(STREAMプロジェクト)」事業を立ち上げ、新たに二つの研究開発テーマに着手した。

 同事業では前身事業の成果を踏まえ、慣性力や、新たな課題である短絡容量の低下への対策に関する技術開発を行うとともに、小規模な電力系統でこれらの効果を検証する。

 同事業を通じて、再エネの主力電源化に向け、制約となる電力系統のさらなる課題を克服し、「電力インフラのレジリエンス(強じん性)向上」や「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスの創出」を目指す。さらに「第6次エネルギー基本計画」で掲げられた2030年の再エネ比率36%~38%程度の実現に貢献する。

 配電系統が主なターゲットとなる電流制御方式(GFL)および電圧制御方式(GFM)の疑似慣性PCSについて、慣性機能と単独運転検出機能が両立する機器を開発する。また、電力変換装置(PCS:パワーコンディショナー)から生じる事故電流は回転系発電機よりも小さく、事故を適切に検出できないおそれがあることから、事故電流の供給機能などの解決策について検討し、必要な機能を開発する。

 また、開発した疑似慣性PCSが複数台導入された際にも、安定的に動作することを小規模な系統において検証し、系統連系規程などへの反映に必要となるデータを取得する。<新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)>


(1)事業名
再生可能エネルギーの主力電源化に向けた次々世代電力ネットワーク安定化技術開発(STREAMプロジェクト)

(2)事業期間
2022年度~2026年度

(3)2022年度事業規模
1540百万円(予定)

(4)実施テーマ
【研究開発項目1】疑似慣性PCSの実用化開発
【研究開発項目2】M-Gセットの実用化開発
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「IT知識ゼロからはじめる情報ネットワーク管理・サーバ構築入門」(田中 清、浦田 昌和著/科学情報出版)

2022-07-01 09:39:00 |    通信工学



<新刊情報>



書名:IT知識ゼロからはじめる情報ネットワーク管理・サーバ構築入門~AlmaLinuxによる実践~

著者:田中 清、浦田 昌和

発行:科学情報出版(エンジニア入門シリーズ)

 【目次】<基礎編>1.情報ネットワークとは? 2.情報ネットワークの構成 3.IPネットワークのサービス <サーバ構築編>4.サーバの種類と仮想環境 5.Linuxのインストール 6.サーバ環境の構築 7.システムの設定と管理 <共通編>8.トラブルシューティング
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