“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書<新刊情報>●「『統計』の読み方・考え方」(神林博史著/ミネルヴァ書房)

2016-04-19 09:44:33 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:1歩前からはじめる「統計」の読み方・考え方

著者:神林博史

発行:ミネルヴァ書房
 
 その思い込みは危険!常識に囚われて勘違い発言をしたり、成功体験に頼りすぎて、ビジネスチャンスを逃したり。そんな失敗をしないために、これからは「証拠にもとづいた議論」が必要。それを支えるものが統計である。でも、使い方を間違えれば、かえって有害。だから、統計情報を正確に読み、理解し、情報を正しく他者に伝える力を身につけよう。皆が統計のことをもう少し理解すれば、世の中はもっと良くなるはず。

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★科学技術ニュース★理研、リチウムホウ素化合物の新しい合成法を開発

2016-04-19 09:44:16 |    化学

 理化学研究所(理研)の研究チームは、銅触媒を用いて、二酸化炭素(CO2)やホウ素化合物など入手容易な原料から、新奇な構造を持つ「リチウムホウ素化合物」を簡便に合成する手法を開発した。

  同研究チームはこれまで、CO2を利用する有機合成反応について研究を進めてきた。今回、銅触媒を用いることにより、CO2、ホウ素化合物、アルデヒド類、リチウムアルコキシドといった複数の入手容易な原料から、1段階で多様なリチウムホウ素化合物を合成する新しい手法の開発に成功したもの。

 この手法を用いることで、従来のリチウムイオン電池の電解質とそれを溶かす溶媒が一体化した、新奇なリチウムホウ素化合物を合成することができる。

 同研究は今後、溶媒を必要としない、新しいリチウムイオン電池の電解質の開発へ展開することが期待できる。また、これまで合成困難であったリチウムホウ素化合物を合成できることから、CO2の新たな有効利用法の開発にもつながると考えられる。

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●科学技術書<新刊情報>●「FinTech 2.0」(楠 真著/中央経済社 )

2016-04-19 09:43:56 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:FinTech 2.0~金融とITの関係がビジネスを変える~

著者:楠 真

発行:中央経済社 

 ついにFinTech2.0(スタートアップ企業)がやってきた。FinTechとは何のなのか、企業はどう対応すればよいのか、FinTechの経緯から今後までがわかる。

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