“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書<新刊情報>●「脳をどう蘇らせるか 」(岡野栄之著/岩波書店)

2016-04-11 10:46:20 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:脳をどう蘇らせるか 

著者:岡野栄之

発行:岩波書店
 
 神経が大人になっても作られていた。衝撃の発見は研究に没頭していた著者に臨床への夢を呼び覚ます。治らない脳や脊髄を蘇らせたい。その思いがiPS細胞を使った脊髄損傷の再生治療として実を結ぼうとしている。発見までの紆余曲折と治療への長い道のりで培ってきた技術と絆を礎に、中枢神経系再生の構想は大きく広がる。 

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◆科学技術テレビ番組情報◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「奇跡の地球紀行」他

2016-04-11 10:45:54 |    ◆TV番組◆

 

<テレビ番組情報>

 

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分

4月17日(日) 1兆分の1秒を見よ!ハイスピードカメラ最前線(再放送)

 ミルクのしずくが落ちた瞬間に作られる王冠状のリング、カワセミが小魚を捕える一瞬の動き。超高速の世界を切り開いてきたハイスピードカメラに、今、さらなる革命が起きている。なんと毎秒1兆枚。この撮影により、「熱が波となって伝わる様子」が世界で初めて捉えられたのだ。その速さは秒速5万キロ。実に、光の6分の1の速さで起こる現象だ。世界をリードする日本の高速撮影研究の最前線を紹介する。

ゲスト:合田 圭介 (東京大学大学院理学系研究科教授)

出演者:竹内 薫 (サイエンス作家)/南沢奈央 (女優)

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

4月17日(日) 中学二年生の実態

 大人と子どもの狭間に位置し、受験や恋愛、友人関係、様々な悩みを抱え始めるのが中学二年生の頃だといわれる。インターネットやスマートフォンの普及によってコミュニケーション環境の変化も大きく家族のあり方まで変わりつつある。そんな彼ら・彼女らの実態をつかむために大規模なアンケート調査が行われた。その分析結果から見えてくる中学二年生が抱える悩みや問題とはどのようなものか?「今どきの中学二年生」の実態に迫る。

主な取材先:本田由紀(東京大学大学院)
        鈴木翔(秋田大学)
        芝浦工業大学中学校

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT   毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                   再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

4月14日(木) 宇宙の古代都市 球状星団のミステリー

 狭い範囲に100万を超える星々が、密集しているといわれる球状星団。これほど星が密集している場所は広い宇宙に球状星団以外存在しない。中の星々は、生まれてから100億年以上たっており、太陽が誕生して46億年であるため、倍以上も古いものばかりだ。まるで宇宙空間の古代都市だ。宇宙の悠久の歴史を物語る、遺跡とも表現されている。球状星団は天文学において貴重な存在、古生物学で言う化石のようなもの、とある研究者は語る。今、球状星団の誕生と進化の謎に、世界各地の研究者が取り組んでいる。球状星団は、どのような条件で生まれ、なぜそんなに古くから今まで存在しているのか。そして星達がなぜこれほど密集しているのか。宇宙の歴史と共に生きてきた、球状星団のミステリーを解き明かす。

BS朝日 ワイルドネイチャー いきもの大紀行    毎週土曜日 午後6時54分~8時54分

2016年4月16日(土) 知られざる「海岸ジャガー」の生態~極彩色の楽園コスタリカ~

 ジャガーは、北アメリカ南部から中南米諸国に広く分布する、最強最大のネコ科肉食獣。オスの成獣は、たった一撃で、体重500キロの牛を倒すといわれ、マヤやインカの古代文明でも、神秘的な力を持つ神の化身として恐れられる対象だった。しかし、森林伐採と開発、美しい毛皮を狙う乱獲などにより、多くの国で、今、絶滅の危機にひんし、人と野生の共存の難しさを示す象徴にもなっている。そんな中、「ジャガーを守れ!」と立ち上がったのが中米のコスタリカ。

NHKテレビ Eテレ  地球ドラマチック    毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

2016年4月16日(土) 動物はなぜ眠るのか~睡眠の科学~

 大海原の上を何日も飛び続ける渡り鳥は一体いつ眠るのか?答えは「飛びながら」。また、首が長く、横たわると起き上がるのに時間がかかるキリンは、襲われてもすぐ逃げられるよう立ったまま眠る。キリンは脳を左右交互に眠らせているのだ。また、イルカなどの海洋哺乳類は眠りながら会話をしていると考えられている。ホエザルのように子どもが大人の3倍眠る種もいる。知られざる睡眠の世界を科学する。(2015年スペイン)

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●科学技術書<新刊情報>●「五〇億年の孤独」(リー・ビリングズ著/早川書房)

2016-04-11 10:45:19 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:五〇億年の孤独

著者:リー・ビリングズ

訳者:松井信彦

発行:早川書房(ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス)

 F・ドレイク、C・セーガンら先駆者から、近年のJ・カスティング、S・シーガーまで、政治家の思惑に振り回されながらも活路を見出し太陽系外に生命を追う試みの最先端を、詳細に紹介する科学解説。

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