オリンパスＥ－１０

　カメラにもずぶの素人の仙太がなんと、一眼レフデジカメを買いました！

　ピアノ発表会で全体の集合写真を頼まれてしまいました。引き受けるやつも引き受けるやつですが、こんな素人に頼む人も頼む人だと思う。なにはともあれやらねばならんのですが、いつも使ってるバカチョン（死語か？）のコンパクトデジカメではろくなものにならないのは経験済みなので、それなりのちゃんとしたカメラをなんとかしないといけない。とはいえ新品をまともに買うと１０万あるいはそれ以上すると思われ、いくらなんでもそんなものは雲の上の話です。なので、型遅れの中古をオークションで２週間くらい追いかけてやっと手に入れました。いくら中古でも１万円以下で探すのはなかなか難しいのですがなんと４，８００円！いい買い物でした。

　詳しい人ならご存知と思いますが、１０年前に発売された骨董品らしい。調べてみると、「未だ色あせない名機」と賞賛する人もいれば「あんな古いものは問題外」と突き放す人もいます。
でも初心者の僕にとっては素晴らしい道具です。たとえば・・・



手前のもの越しに奥の景色を撮りたいとき、または・・・



奥の景色をぼかして手前のものを引き立たせたいときの切り替えが非常にスムーズできれい！それにズームレンズなので、今までのように被写体にのこのこ近寄ったりよたよたと離れたりしなくてもファインダーの画面がぴたっと決まる。ずっしり重いのとディスプレイの動きがびっくりするほど遅いのは大目に見ます。
　
　誰かに自慢したくてしょうがない。「ええやろ？これ。４，８００円やってん！」
安さを自慢したがるところは大阪のおばちゃんと同じです。

　ところで、冒頭の写真は当然ながら今までのバカチョンコンデジで撮ったものです。散髪屋さんと同じで自分の写真は撮れないのです。

エクセル

　新カテゴリー登場です。「最近見つけた素晴らしいもの」。第１弾はエクセル。

　普段ごく当たり前にエクセルを使いこなしておられる方（大多数の方がそうだと思いますが）には今日の記事はあまり読んでほしくないです。恥ずかしいから。
　
　元来機械オンチの僕は今までずっとエクセルは見て見ぬふりをしてきました。表をつくるのもワードでいちいち罫線を引っ張って。今年、膨大な会計事務に明け暮れているときに人にこの話をすると不思議な生き物を見るような目で見られ、「悪いこと言わんからエクセル覚えろ。」と諭されました。言われてやってみたらこれはすごい！またたく間に表ができるし、行や列の幅も思いのまま！何よりも数字を打ち込んだら瞬時に合計が出る！しかも数値が変わったら即座に合計も対応する！

　今これを読んでいただいている方々もきっと不思議な生き物を見るような目で読んでおられることと思いますが、初めて覚えた者にとっては驚異のツールです。初めて棒を使ってバナナを取ることを覚えたチンパンジーみたいなもんです。
　世の中には意外に身近なところに素晴らしいものがあることを再認識した、という話でした。