ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

不思議な日本

2016年11月06日 | Weblog

安倍晋三内閣は一生懸命インフレにしたいと努力しています。
人々は一生懸命物価が上がらないように努力しています。
現状は、人々の努力が功を奏して物価は安定しています。

安倍内閣と人々の価値観が違っているのに安倍内閣に対する人々の支持率が高いというのは不思議なことです。

安倍内閣の積極的平和主義という力の均衡による平和維持を重視する外交が評価されているかもしれません。
大半の人々は強い日本が好きです。

しかし積極的平和主義は力による対立外交です。
防衛費、工作費が大変かかります。
対立国との経済交流が不調になります。
(注)アメリカを見ていると、今後、アメリカはどこへ行くのかと思います。力による外交が、あちこちで破綻し、アメリカ流グローバリズムが失敗に終わり、アメリカと対立する国・組織は増える一方です。アメリカは真の平和主義に戻れない泥沼にはまっていると思います。日本も危険な道を歩み始めました。

借金による国のあえぎがさらにひどくなると、異次元金融緩和、財政出動どころでは済まないでしょう。
人々の努力で供給や物価を制御できるかわかりません。

国と銀行が危ないと思います。
国は金欠による機能不全がおこりそうです。
金利ゼロですから銀行業が無傷ということは考えがたいことです。
次は異常金融緩和、財政出動ではないしょうか。

安倍内閣は収めどころを失った感じがします。


迎え酒では二日酔いは治らない

2016年11月03日 | Weblog

東京電力福島第一原発事故については国はてきぱきと問題に対処していません。

事故現場から放射性物質漏洩・汚染が続いているのに、事故原発を密閉系に入れる作業が出来ていません。
地下水の流入流出を防ぐため凍土壁をつくったのですが、流入流出が続いています。
横も下も開いているから当然のことだと思います。
凍土壁も完全ではないかもしれません。
どうして次の手を考えないのでしょうか。
少しずつ放射性物質を自然界に拡散させ、事故現場の放射性物質量を減らしたいと思っているかのようです。

汚染地の除染も、優先地の除染をやっただけで、森林草地、湖沼、海底などはやっていません。
汚染地の自然産物をとることはもちろんですが、行くことすら不安です。
除染で集まった放射性廃棄物の処理処分が不十分で、集積地からまた放射性物質が自然界に拡散する恐れがあります。

微弱汚染廃棄物を焼却炉で焼却すると、灰は結構放射能が高いそうです。
この灰の処理処分もいい加減になっていないか心配です。

放射能障害の発生が大きな問題になりましたが、医療業界は、事実を隠蔽する傾向があるそうです。
国が医療業界に圧力をかけ、放射能が原因ではないかと言うことを押さえていると言われています。
国に睨まれると医師は‏仕事が不自由になると言われています。
これでは医師は暗くなり元気を失います。
事実を隠蔽すると、対策が後手に回ります。

国が事故対策に優柔不断である原因はお金の心配をしているからです。
経済成長や防衛力のためには、躊躇なく大金を使うのですが、放射能汚染対策にはいやいやお金を出している感じです。

経産省は、福一の廃炉は東京電力の負担、被害者に対する賠償は、新電力会社も含めて全電力会社の負担とすることを考えています。
東京電力が倒産すると大変ということで電力事業を続けることができるように手配しています。
しかし東京電力の責任を明確にするため、東京電力は原子力事業部門以外の施設を売却してお金をつくり、原発事故の責任を全面的に負い、お金がつきたら残った仕事は国が行うのが筋ではないでしょうか。
新電力会社に東京電力の大失敗のしりぬぐいをさせるのは間違っています。

東京電力は国策会社でしたが、国がいつまでも指導し、助けていると会社の責任があいまいになり、会社はやがて人々の重荷になります。

ところで事故原発処理もできないのにどうして国は、東京オリンピック、リニア新幹線と矢継ぎ早に大プロジェクトを打ち出したのでしょうか。
外交では国威を発揚することに熱心で、やはり大金を躊躇することなく使っています。
こうすると人々が元気になると思っているようです。
(注)確かにそういう効果はあります。
しかし迎え酒ではないでしょうか。
日本は病気ではないでしょうか。


もと東京通勤者はなかなか町の人にならない

2016年11月01日 | Weblog

私の町(横浜)の町内会長は活動的な人でよく外出します。
いつも、この町は人気がないと嘆いています。

老人割合は45%ぐらいです。
ほとんどの老人男性はもと東京通勤者で、町の仕事をすることも町の人と交際することも慣れていません。
町の人になりません。

住宅の町で店は生協とコンビニだけです。
生協には女性は来ますが、男性は来ません。
コンビニは、町の人はあまり行っていません。

町の中に4000㎡ぐらいの緑豊かな公園がありますが、いつも静かです。
老人は家の中にいるか、外出しても町の外に出るのでしょう。

町内会の役員は1年交代当番制ですが、老人男性は出てきません。
奥さんが出てきます。
奥さんは家事など忙しいのでしょう、町の仕事を嫌がります。

男性老人の方が暇と思いますが、町の仕事をやりません。
たまに町内会の役員になる老人男性がいますが、もとの職務での経験知識を持ち出して、ああすべき、こうすべきとうるさいことを言い、女性役員に嫌われています。町内会がわかっていません。
奥さんから、あなたは威張るだけで家の評判を落とすから役員にならないでと言われているかもしれません。

若い人は、道路から庭がよく見えるフェンスをつくっていますが、老人は庭の見えないフェンスをつくっています。
フェンスの中でひっそりと生活しています。

町内会長が嘆く町の雰囲気は、現在の老人男性世代が消えないと消えないかもしれません。