ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

横浜市が言う一時避難場所とは何か

2016年09月12日 | Weblog
私が住む町の町内会が秋の防災訓練を企画しています。
町の中の公園が一時避難場所になっているから住民は一時避難場所に来いとのことです。

防災訓練では一時避難場所(公園)に雨だけ防げる普通のテントをはるそうです。
防災訓練の日の定刻に、住民は、あらかじめ町内会から配られた紙に避難者氏名などを書いてテントに行き、町内会の担当者に提出するのだそうです。

いざ災害のとき、近くの学校は4日目ぐらいにならないと避難場所として使えないので、市は公園を一時避難場所に指定してきたそうです。
一時避難場所で3日間ぐらい生活する人がでるかもしれませんが、今回は一時避難場所運営訓練はやらないそうです。
第一、町内会には一時避難場所運営に関するマニュアルがないそうです。

もちろん町内会には雨風を防ぐテントはありません。
一時避難場所という言葉だけが広まっていますが、いったい一時避難場所とは何でしょうか。

一時避難場所については町単位で防災ボランティアも交えてもっと検討した方がいいのではないでしょうか。
市が勝手に言っているだけではかつての地域防災拠点と同じで、町がうまく動かないという問題がおこりそうです。

町をつくると考えよう

2016年09月08日 | Weblog
日本人は積み木を積むように土建構造物をつくり足していくことはできますが、計画的に町をつくることは下手です。
平城京、平安京などは、現代では信じられない町づくりです。

統一性のない土建構造物の集合体という町が多いと思いますが、人々がもうちょっと町をつくると考えるようになると、なるようになっただけの町もかなり美しくなるのではないでしょうか。
例えば庭の見えない囲いを取り除き、庭の道路沿いには草花を植えると、歩く人は狭い道路を広く感じます。
家の人は狭い庭を広く感じます。
歩く人も家の人も町が美しいと感じます。

近年は、庭が見えない囲いをつくるより、道路から庭も家も見える方が泥棒が入らないと言われています。
泥棒は人の目を気にするからです。

家をのぞかれるのは嫌だと言う人は多いと思いますが、庭を見られるのは嫌だと言う人は少ないと思います。
家は、昼間ならレースのカーテンをしておけばまず中は見えません。
窓を開けておく場合は、見られてもいいような身だしなみをしていればまず問題はおこらないと思います。

自分の家の前の道路の掃除は、毎朝やるといいと思います。
L字溝は草が生えたり、泥がたまったりします。
犬のふんが道路にある場合があります。
早朝犬を散歩させた人が、ずるをしたか、急いでいて処分する時間がなかったかでしょう。
不愉快ですが、家の人が処分するしかありません。

公園、広場などの公共の場所は、町で班単位当番制で、あるいはボランティアを募って、草取り、草刈り、掃除をやるといいと思います。

あとは町の人々が、自分の家や庭の美化に留意すれば町は大幅に美しくなります。

地球温暖化対策前進

2016年09月04日 | Weblog
2020年以降の地球温暖化対策の国際的枠組みとなる「パリ協定」は地球温暖化を防止する重要な国際協定ですが、炭酸ガス排出量世界一の中国が協定を批准しました。
中国は1人当たり経済水準がまだ低いので、炭酸ガス排出問題は先進国の問題と主張して抵抗すると思っていましたが、自国の排出も問題と認識したようです。
環境問題で中国が先進国と協調する路線を出したことは素晴らしいことと思います。
アメリカも批准しました。
アメリカと中国の2か国だけで世界の炭酸ガス排出量の40%を占めます。
協定年内発行は実現するでしょう。

アメリカと中国は、経済力、軍事力で張り合いながら、両国で相談して世界を指導しようとする動きを示してます。
世界のことを考える「よい国」としてではなく、世界の2強として世界をことを考える「強い国」として動いています。
人間主義、民主主義から考えるとこれは望ましいことではありませんが、当面は、強大国がいい方向で世界のことを考えることはいいことだと思います。

しかし、両国は強大国ではありますが、ほかの国々を軽視して勝手なことができないことは経験的にわかってきていると思います。
世界のことを考える「よい国」としての動きが強くなれば、いっそう国連を立てることで協調するようになるかもしれません。

今日から中国ハンチョウ(杭州)で2日間の日程でG20首脳会議が開催されます。
中国は次第に世界との協調を学び、「よい国」を演じるようになると思います。

日本は「パリ協定」をまだ批准していません。
原発で炭酸ガス排出を減らすことを考えてきたが、今、放射能漏洩・汚染問題で原発が大問題になっており、国の方針が不明確になりました。
迷っている間に石炭火力発電が急増し、世界から非難されています。
省エネルギーでは日本はよく頑張っているのに、発電については迷いが続いています。

原発をすべて廃棄し、原子力利用を基礎研究段階に戻すべき

2016年09月02日 | Weblog
日本にある主な原子力施設は、原発、核燃料サイクル施設(東海村、六ケ所村)、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)です。

ほとんどの原発が、安全性が問題になっており、稼動していません。
少数の原発が再稼働を認められ、稼動しましたが、安全である保証がないため住民の反対が強く、裁判がおこされたりしています。
裁判所は原発の危険性を認めています。
放射性物質漏洩・汚染の危険性、避難計画のずさんさが問題になっています。

核燃料サイクル施設は、東海村にあるものは研究施設で再処理能力が小さく、六ケ所村の施設が本格的な核燃料サイクル施設になる予定ですが、問題続出で未だに完工していません。
別に事故がおこらなくても施設から放射性物質が自然界に放出されるため、この放出が周辺の生活環境、生産環境を破壊すると問題提起されています。
建設コストが、すでに計画の数倍になっていますが、完工の見通しがなく、コストはふくらむ一方です。
原発以上に非常に危険な施設です。
何としてでも核燃料、使用済み核燃料、放射性廃棄物などの処理機能を完成し、放射性物質の安全管理を可能にすべきです。

高速増殖炉「もんじゅ」はナトリウム漏れなど深刻な問題をおこしたり、安全管理が非常にずさんであったりして、運営している日本原子力研究開発機構は管理能力がないと判断されました。
それでは代わりに誰が管理するかですが、誰もいず、高速増殖炉は管理者不在の状態です。
この施設もコストがふくらむだけで、実用化の見通しはゼロです。
核燃料増殖をあきらめて廃止すべき施設です。

放射性廃棄物永久保管施設は、方針があるだけで、実験は何も行われていません。
政府は地下に埋設すると言いますが、実験施設建設を認める地方はまったくありません。
既存原発を廃棄処分し、その敷地に放射性廃棄物永久保管施設を建設するしか方法はないのではないでしょうか。

原発の安全性が神話にすぎなかったことがどんどん証明されています。
世界に人材を求めても、既存原発の危険性の問題を解決できる人はいません。

政府の原子力政策は行き詰まりました。
原発に関する政府の信用は失われました。

人々が放射性物質漏洩・汚染に怯えながら生活するなんて不幸なことです。
エネルギーが得られても放射線障害に苦しむようでは何の意味もありません。
政府は原発廃止を決断すべきです。
人々の不安を1日も早く取り除くべきです。

なお、原発処理処分は非常にむずかしい作業になります。
しかし、事故をおこす前、また放射性物質量が少ない段階の方が作業は安全で楽になります。

沖縄県名護市幸喜区は町づくりのロマンがない

2016年09月01日 | Weblog
沖縄県にあるアメリカ軍キャンプ・ハンセンのうち名護市幸喜(こうき)区の市有地55万㎡が8月31日名護市に変換されました。
しかし、この返還を受けて幸喜区長は「軍用地として継続使用を求めていたが、決まったことは仕方がない」と言ったそうです。
区長は日本の防衛を考えてこう言ったのではありません。
軍用地料というお金がほしかったのです。
お金になるならアメリカ軍基地でもいいとは町づくりのロマンのない区です。。

沖縄県としては、また名護市としてはアメリカ軍基地のない平和な県にしたい、市にしたいというロマンを持っていると思います。
ところが肝心の幸喜区が、お金のためにアメリカ軍基地に執着していました。

お金がほしいなら、返還された土地を使って何か生産して軍用地料以上のお金を儲ける企画をやってほしいものです。