私の町では町内会が防災訓練を毎年企画実行しています。
しかし町内会役員は当番制で1年で交替しますから企画実行力に限界があります。
そこで過去の役員が防災協力員となって新役員の企画実行を助ける仕組になっています。
しかし正直に言いますと、私の町は防災訓練を企画実行するのがやっとという状態です。
町内会長は、町の高齢化が進み、訓練の企画実行すらむずかしくなったと言います。
恐らく会長の周りの役員に老人が多いこと、防災協力員も老人が多いことから防災活動の限界を感じるのでしょう。
しかしよく観察するとゆっくりと若い住民が増えています。
私の班は約25世帯で5年ほど前はすべて老人世帯でしたが、今は4世帯も若い世帯になっています。
それから老人と言っても元気な人はまだ大勢います。
そこで私は、すでに老人ですが、防災ボランティアとして町の防災に協力することを始めました。
防災機能は町の総合力です。
高齢化が進んでいる役員や過去役員であった防災協力員だけで防災を考えると限界があります。
そこで若い人や元気老人に参加してもらって防災を考えることが大切です。
防災ボランティアを重視し、町内会機能として取り込み、役員、防災協力員、防災ボランティアが協力する体制にすることが望ましいと思います。
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