ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

横浜市の町づくりは貧相

2018年10月21日 | Weblog
地方に行きますと、社会施設が充実していると思う町が数多くあります。
通常、子供については保育所、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校などの社会施設があり、子供の養教育に役立っています。
働く大人については町の食堂づくりが行われて、夫婦共働きでも食事の心配をしなくてすむような仕組みづくりが行われています。
老人については行政が老人のたまり場づくりをやっています。
広くて明るい空間を設け、老人が集まって囲碁将棋を楽しんだり、テーブルを囲んで軽食をとりながら雑談したり、新聞雑誌を読んだりすることができる公共施設をつくっています。
 
私は横浜市民ですが、横浜はこの種の社会施設づくりが非常に遅れていると思います。
広い土地を確保できないことが原因かもしれませんが、町が貧相であるだけでなく、社会施設まで貧相です。
町づくりに計画性がないため、広い土地の確保を計画的に行えていません。
地方より都市が社会は進歩しているなんてうそだと思います。
 
横浜市には標準的な町のあり方に関する考えがありません。
町づくりが住民および不動産会社任せになっており、なるようになった貧相な町がほとんどです。
市は横浜港の再開発、大規模公園化、主要道路づくりには力を入れましたが、町づくりはいい加減でした。
 
老人のたまり場づくりでも、市は空き家が増えたから空き家を借りて老人のたまり場を町内会がつくれ、家賃を補助すると言います。
そんなしみったれたやり方で老人が行きたくなるたまり場ができるでしょうか。
貧相な発想です。
 
老人のたまり場ぐらい、これが横浜の標準施設だというものを設計し、市が計画的に町に少なくとも一つ設けるべきです。
施設づくりまで町内会にやれと言うのは行政の義務放棄と思います。
市民税の納め甲斐がありません。
 
一方で、埠頭の一つを使ってカジノなどのレジャー施設をつくることに力を入れようとしています。
市は、税収を増やすため、外国などからの観光客を増やすことを考えています。
レジャー施設をつくって税収を増やして町の社会施設を充実させるという考えでしょう。
しかし十分な税収を期待するには大規模なカジノをつくり、世界に宣伝して、世界中から人を集めなければなりません。
埠頭の一つをレジャー施設用地にあてる程度の発想はあまりにも貧相です。
中途半端で税収は上がりません。
 
もし横浜港の広大な土地をカジノを含む大規模レジャー施設に当てるならば横浜市民が大反対するでしょう。
横浜をラスベガスにしたいと思う人は少ないでしょう。
ほとんどの人は健全な文化都市であることを希望すると思います。
 
横浜市は企画力が貧相で税金の使い方を誤っていると思います。
町づくりに計画性がないからです。
標準的な町とは何かと考えるといいと思います。


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