ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町の住環境を考えていない建築協定運営委員会

2006年04月16日 | Weblog
町の住環境保全・改善運動をやっていますと、いろいろな情報が入ってきます。
今日はある町の建築協定運営委員会の実態に関するお話しをご紹介します。
にわかには信じがたいお話しですが、どうも事実のようです。

お話しの内容は次のようなものです。

1. 建築協定の穴抜け地・隣接地で建築協定内容に反する建設が行なわれるとします。
2. 委員会は、これは穴抜け地・隣接地であるから委員会の問題ではない、近隣住人の問題であると言って、近隣住人を扇動して反対運動をやらせます。
3. 近隣住人が反対運動を始めると、委員会は、まず協力の姿勢を示し、やがて反対運動を率先します。
4. 反対運動がうるさくて困った業者が、委員会に和解金を払うと、委員会は建設・販売を認め、近隣住人には、これ以上運動をやっても結局負けるので運動の継続は無益だと言います。
5. 委員会は業者からお金を受け取り、住人の反対運動から手を引きます。
6. 委員会の指導を失った近隣住人は弱いもので、反対運動を中止します。
7. 問題の家は建設・販売され、怒った近隣住人は建築協定反対者になります。

これでは委員会は町の住環境保全のために役に立ちません。
穴抜け地・隣接地の存在を利用し、業者からお金をゆすりとっているとの印象を受けます。

事実は小説よりも奇なりと言います。
どの町にも欲と金が絡んだ人間模様があり、小説やドラマの脚本が書ける種がごろごろあるのかもしれません。

なお、最近の業者は、この種の委員会を馬鹿にして和解金を1円も払わないそうです。


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