ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

戦争を始めるのは権力者

2015年06月09日 | Weblog
私は、子供の時、戦中戦後の生活を経験しました。
死ぬ思いをしました。
したがって孫の年代の子供達が戦争に巻き込まれることを欲しません。

戦争とは権力者が自分の野望を満たすため、国民を騙し、国を利用して行うものです。
民主主義の国では戦争派より平和派の方が数が多いので通常は戦争しません。
そこで権力者は敵をつくり、敵の侵略的行動を利用し、平和派に怒りの感情を起こさせ、戦争への道に誘導します。

現在の情況を見ますと権力者にとって好都合なことに中国が東シナ海で侵略的行動をとっています。
ロシアが北方の島々を返さないと言っています。
好機到来と権力者は平和派に怒りの感情を植え付けています。
戦争派は平和派を平和ボケと批判しています。

しかしここで短気になって戦争すると私が子供の頃経験した戦争の悲惨を味わうことになります。

平和派は信念をもって戦争を避けるべきです。
いざとなったら戦争するぞと張り合わなくても中国やロシアとの戦争を避ける方法はあります。
外交とは国だけが行なうものではありません。
翁長沖縄県知事がアメリカ政府を訪問して交渉しようとしたら、アメリカ政府は、自分は日本政府と交渉していると言って県知事を冷遇したそうです。
真実ならアメリカ政府は民主主義を知らないということになります。
民主主義国では民が主ですから国民はすべて外交を行う権利を有しています。
総合力として外交が成立します。

権力者は、自衛隊を強くするには実際にアメリカの戦争に参加させ、戦争を経験させるといいと考えているようです。
少数の戦争プロは育つと思いますが、大半の自衛隊員は苦悩します。

真の防衛力とは、本当に日本が侵略されたとき、家族が敵に殺されるなどした時、押さえがたい感情となって発揮されるものです。
権力者など関係ありません。


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