ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町の消火訓練

2013年08月05日 | Weblog
私は町の防災ボランティアとしてよく家庭用消火器(訓練では水消火器)を使った消火訓練、消火栓を使った消火訓練を行っています。
水消火器を使った訓練では実際に火を燃やして消す訓練はやっていません。
町中の公園では火を使っての訓練は許可されていないからです。
目標に向かって水をかける訓練をやっています。

最近、ある町で平たい容器にアルコールを入れて火を燃やし、水消火器で消す訓練を行っていて、アルコールをつぎたした時、アルコールが爆発的に燃えて、つぎたした人、さらには数メートル離れたところに立っていた人が火だるまになったというニュースを聞いて驚きました。
アルコールは気化しやすい燃料で火に注げば爆発的に燃えることは常識です。
ところがアルコールは煙が出ないということで水消火器を使った訓練でよく使われるようになったというのでまた驚きました。
許可している当局に問題があります。

消火栓を使った消火訓練も危険です。
重いマンホールを開ける、重い金具がついたホースを延長する、延長したホースに足をとられて転ぶ、消火栓を開けるとホースに水圧がかかって筒先をしっかり持っていないと筒先、さらにはホースがのたくる、などの危険があります。
そこで二重の安全策を講じています。
ホースを2本接続して訓練を行う場合は、指揮者は防災ボランティア(指導員)とします。
住民に1番員、2番員、3番員の役を振りますが、それぞれに防災ボランティアをペアでつけます。
防災ボランティアが安全を確認しながら住民は操作を行います。
速さより操作の確実性を重視しています。
そしてさらに消防士をそれぞれの防災ボランティアの近くに配します。
危ないとみれば消防士がすぐ行動できる近さに配します。

このやり方でもひやっとすることがありました。
防災ボランティア、さらには消防士の対応が間に合わないような住民のミスがあるからです。
特に筒先が危ないので住民だけでなく、必ず防災ボランティアも同時に筒先を持つようにしています。

訓練でけがをすることはあってはならないのですが、消火訓練は何らかの危険を感じます。
無事に訓練が終わると、思わず、「神様、ありがとうございました」と祈ってしまいます。


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