ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

保守政策では日本の衰退が続く

2021年04月16日 | Weblog
安倍晋三前内閣もそうでしたが、菅義偉内閣も、政策に関する説明が不十分です。国民がわかるような政策ならいいのですが、どうしてそんなことをやるのかと思うような政策が多いと思います。しかも基本政策が意味不明ですから大問題です。

エネルギー政策: 脱炭素はいいが、原発再稼動は、原発保有電力会社のことを考えた政策で、人々のことを考えていない。再生可能エネルギーを重視していない。省エネルギーも中途半端。

経済政策: カジノを含む統合型リゾート建設は投資効果がない。不法不道徳。オリンピック、万博など一時的なイベント経済重視。観光立国は愚策。脱炭素の時代、外国人観光客は増えない。貧困化が進行中。すでに先進国から脱落している。後進国(文字どおり後ろ向きに進んでいる)。技術開発・生産立国の方がいい。

産業政策: 金融緩和だけで、技術開発・生産軽視。地方創生には第1次・第2次産業重視の政策が重要だが、第3次産業・マネーゲーム重視で、都市部が肥大化し、都市部で貧困化が顕著。都市部の住環境基準が低く、町は狭小住宅密集地化。ワクチン開発力が弱く、新型コロナウイルスに効く国産ワクチンがまだなく、輸入に依存している。世界に輸出しておらず、世界貢献度ゼロ。

外交: アメリカとの同盟を基軸に外交を展開すると言うが、アメリカと日本は戦争に関する方針が異なり、同盟は不可能。アメリカの助けを求めると言うならまだわかる。経済交流重視ならそう言って公平に外国と交流した方がいい。

環境政策: 原発再稼動では放射能汚染の恐れが消えない。地球温暖化の問題も解決できない。環境改善意欲が乏しい。美しい日本に対するロマンを持った方がいい。

根本問題は菅内閣の保守政策にあります。問題解決型政策、未来に投資する政策がありません。保守は税金の無駄使い、借金政治を続けることになります。金融緩和で株高を維持しても経済がよくなったとは言えません。