ウイルス禍が延々と続き、とうとう第3波を迎えたようです。With coronaの考えではウイルス禍はやまないのではないでしょうか。コロナ撲滅が正解と思います。Go toキャンペーンはウイルス禍収束を遅らせていると思います。この補助金行政は効果が上がらず、観光産業、外食産業などは縮小の修正を強いられると思います。貧困層はGo toキャンペーンを利用しないのではないでしょうか。一部の金持ちが利用しても産業が回復することは望みがたいことです。Go toキャンペーンで延命している店も、キャンペーンが終われば、経営が苦しく、店じまいになる恐れが大きいと思います。政府の補助金行政に頼ってなんとなく営業を続けず、大胆な合理化近代化を行うか、あるいはウイルス禍に耐性のある産業に乗り換える方が賢明と思います。政府の借金政治が続き、その信用は落ちる一方です。
人々が生きるのに必要な産業は現在も健闘しています。スーパー等はものがいっぱいあります。現在は輸入品が非常に多いと思います。この輸入品を国内生産できないかと考えてみたらいかがでしょうか。改めて海外生産という考えを再検討する必要があると思います。製造会社が海外生産するなんて資本家思考です。収益主義です。技術開発は生産国で発達します。日本の技術開発力は低下する一方です。海外生産で中間層が拡大しないことはすでに証明済みです。今は貧困層が拡大しています。労働力は第三次産業に流れ、そこで過当競争をやり、薄給でみんな苦しんでいます。投資・投機などで儲けるといっても成功するのはほんの一部の人でしょう。
人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供は、実は手堅い事業・仕事だと思います。新技術・新製品開発は非常にむずかしいことですが、成功すると大勢の人々に仕事をもたらします。資本家も国内に投資先ができたと喜ぶのではないでしょうか。
自動車産業のような古臭い産業が、常に改善主義で自動車そのものも部品も輸出ができていることは大いに勉強になります。技術開発は終わった、現在の技術で儲けると考えるのではなく、技術開発は永遠の課題と考えて成果がなかなか上がらない技術開発を忍耐強く続け、新技術・新製品を産む製造会社になってほしいと思います。
日本の伝統家具は非常に精巧な技術を持っていたが、伝統に縛られ、合理化近代化ができませんでした。人々の好みの変化、使われ方の変化にも対応できませんでした。その結果、輸入家具が増え、日本の家具技術が国内生産に十分生きていないことは残念なことです。輸入家具に学び、輸入家具をこえる家具を国産材を使って国内生産すると、木材産業が復活します。木工に使われる道具類も日本製は古典的すぎます。原因は伝統に縛られていることだと思います。
住宅産業は国産材を使う動き、集成材技術が発達し、強くて狂わない構造材ができてます。機械器具、情報技術の応用も進んでいると思います。残るは快適な住宅設計ではないでしょうか。狭小住宅ブームでは将来いいことはないと思います。狭小住宅設計を競うなんて愚かな住宅産業です。