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ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

観客席にいて観ているだけでは役立たない

2018年09月23日 | Weblog
経済発展した国の特徴は非常に大きな観客席を持つ会場です。
小さな舞台に立つ人は少数、大多数の人は観客席にいます。
大半の人は観るだけで興奮しています。
 
政治で言うならば、少数の人が政治を担当し、大半の人は政治劇を観るように政治を観るだけで興奮しています。
特に政治家が対立すると政治は大変面白くなります。
安倍晋三氏と石破茂氏の自民党総裁選がしばらく面白かったと思います。
今度は安倍総理とトランプアメリカ大統領の貿易交渉が面白くなりそうです。
安倍総理とキムジョンウン朝鮮労働党委員長の交渉もどうなるかみものです。
 
少数の人が演じ、大半の人は観るだけという国は国力はどうなるでしょうか。
衰退するのではないでしょうか。
 
戦後の経済発展は大半の人が主役でした。
自分の周りは戦争による荒廃で無の状態でした。
自分がプレーするしか生きることができませんでした。
自分の役を実感できる時代でした。
 
1990年頃を境にして大半の人は経済成長時代の惰性に乗って流されるような生き方になりました。
少数の人が主役を演じ、大半の人は観るだけです。
 
しかし実は観るだけでは真の満足が得られません。
自分に空しさを感じます。
不満の原因がよくわからないままいらいらして変なことをする人が増えつつあるのが現状と思います。
 
どうすればいいでしょうか。
野球で言うならば、野球場の観客席に行くことをやめ、自分が野球をやって楽しむようになると自分が主役と感じるようになるのではないでしょうか。
観客席に座って他人の野球を観ているだけでは一時的な興奮は得られても、生き生きした自分を感じることはできません。