ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

避難訓練をやれば原発は安全はウソ

2018年08月29日 | Weblog
原発や使用済み核燃料再処理施設などの原子力施設で配管の腐食などによる水漏れが高頻度で起こっています。
原子力施設の維持管理がいい加減です。
原因は、お金をかけていないこと、維持管理要員が不足していることだと思います。
 
実は原発も含め、原子力施設は収益性が悪く、経営者は十分な維持管理費を予算に組めていません。
将来廃棄に莫大なお金がかかることを考えるとできるだけ維持管理にお金を使いたくないと考えます。
お金をもっと節約したいと考えます。
 
原子力施設は放射線、あるいは放射性物質がもれる恐れがあり危険な労働環境です。
ほかにいくらでもいい仕事があります。
労働者が集まりにくい職場です。
どうしても管理要員不足になります。
また経営者はやはりお金を節約するため十分な維持管理要員を配置しません。
 
原子力施設では維持管理不十分による事故は今後ますます高頻度で起こると思います。
大地震が来ると、小さなことが原因となり、大きな事故を誘発する恐れが大きくなります。
節約による手抜きが大事故の原因になります。
東京電力福島第一原発事故も、安全な場所に第二電源をつくることを手抜きしたことが原因でした。
経営者は安全にお金をかけるほど原発に収益性がないことを知っており、手抜きを決めました。
大津波がなければ、別のことが原因でいつかは大事故をおこしたでしょう。
 
原発を含め、原子力施設は今から廃棄に入ることが一番経済的かつ安全なことだと思います。
稼動すればするほど維持管理がむずかしくなり、大地震などで大事故になる恐れが高まります。
 
人々が大きな声で廃棄を求めないと、原子力推進の方針で来た政府は稼動をやめないと思います。
国会で原子力反対の議員が支配的にならないと原子力施設はとまりません。
危険に無知な政府のために人々が危険に陥ることはあってはなりません。
 
政府主導で福井県で二つの原子炉でメルトダンが同時に起こったという想定で避難訓練をやったそうですが、メルトダウンが起こると想定することは政府が原発の危険性を知っている証拠です。
避難訓練をやれば人々が助かると思うのは甘すぎです。
大規模放射能漏洩・汚染で広域が汚染されれば、避難中、さたには避難先で放射性物質と接触したり、体の中に放射性物質を取りこむことになります。
安全ではありません。