原発を保有する電力会社は原発で働く労働者の募集に苦労しています。
東京電力福島第一原発が大規模放射能漏洩・汚染事故をおこした前からすでに原発で働く経験知識のある労働者はいませんでした。
大きな事故がおこらなくても原発は放射能がこわい労働環境であるからです。
経年劣化したパイプなどを交換する作業でも数分で年間被曝許容量をこえてしまうような場合があります。
経験知識の豊富な労働者ほど一生懸命仕事をしますから被曝量が多くなり、放射能障害を受ける恐れが大きくなります。
家庭を持っている人でいったい誰がこのような危険な環境で一生働きたいと思うでしょうか。
否、一生働きたいと思っても、心も体もぼろぼろになり、働き続けることができません。
こうして原発で働く労働者は素人だけになりました。
仕事がない人が経験知識もなく集まってきます。
労働者不足ですから会社は十分訓練を施す暇もなく、素人に仕事をお願います。
会社は、作業マニュアルを用意し、被曝許容量をこえないように労働者に働いてもらっていると思いますが、労働者は仕事に関する経験知識が乏しいですからどうしても仕事が遅く、またいい加減になることが多くなります。
つまり原発は事故をおこしやすくなる一方と言えます。
すでに原発稼動は限界です。
稼動原発を増やせば増やすほど、大規模放射能漏洩・汚染事故をおこす恐れが大きくなります。
最近は、隣国からミサイルが飛来し、着弾する恐れがあるとのことで政府は着弾したら地下鉄に逃げろとか、家は雨戸を閉ざして家に閉じこもれとか、恐ろしいことを人々に言っています。
核弾頭が爆発して放射能を浴びる恐れだけでなく、ミサイルが原発に着弾して、原子炉の核燃料等が飛散し、大規模放射能漏洩・汚染をおこす恐れがあるそうです。
原発を肯定する安倍晋三内閣や自公による政治担当は日本にとって危険です。