トランプアメリカ大統領は、アメリカのことしか考えていないというよりは自分のことしか考えていないというのが正しいと思います。
大統領の地位を利用して自分の考えを実行したいと思っているが、有力な反対者が多くて思うように実行できていません。
有力な反対者を負かすため自分を大統領に支持してくれた国民を頼りにしているでしょう。
しかし支持しなかった国民も半分ぐらいだったのでトランプ大統領は不自由です。
従来のアメリカのグローバリズムの中で自由主義は重要な主義であったと思います。
G7国は自由主義を重視する先進国であったと思います。
そのG7の中から十分な根回しもせず、一方的にアメリカとイギリスが出て、自由貿易を捨て、保護貿易をとると言ったことはほかの5か国にとって驚きでした。
G7協調がなくなったからです。
トランプ大統領が言うアメリカファーストは、アメリカは外国のことを考えないことを意味します。
ギブアンドテイクも通用しません。
現時点ではトランプ大統領の考えがアメリカの考えとは言えない状態ですが、アメリカは用心すべき国となりました。
前から指摘されてきたように世界は多極化が進んでおり、アメリカを中心とする世界という世界観は過去のものとなりました。
世界中の国は新しい世界観、国のあり方を考えなければなりません。
安倍晋三内閣にも不可解な動きが観察されます。
矛盾した言動になっています。
現状で安倍総理などが思い付きであれこれ言うことは望ましくありません。
世界から不評を買うだけです。
日本の信用を落とします。
3年ぐらいかけてもいいですから世界の動向をちゃんと調査研究すべきと思います。
安倍晋三内閣はよく考える内閣との印象を受けません。軽率な内閣との印象です。到底世界の変化に対応できないと思います。