ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

高齢化した町の老人会の問題点

2015年03月08日 | Weblog
日本は人口が減り、老人割合が増えます。
私が住んでいる町は老人が40%以上です。
老人が増えると老人会が繁盛するかと思うとそうはなりません。
町の住人は老人が普通です。
事業や仕事を続けたり、家事をやったり、庭仕事をやったり、つれあいが病気だったらつれあいの世話をしたりします。
自分は老人と思っていないので老人会に入りません。
自分は老人になったと思う頃には体が不自由になっています。
そうなると老人会に入っても楽しくありません。
介護サービスの方が重要になります。

つまり町内会が実質老人会です。
このような町が昔ながらの老人会を維持すれば、老人が町内会費を払って老人会の老人にサービスすることになります。

私は老人会から是非入ってくれと頼まれて入りました。
年に5,6回ですが集会があってお昼の食事が出ます。
無料です。
誕生日にはお祝いの品がいただけます。
無料です。
その他サークル活動をやりますと、かなりのサービスを受けることができます。
無料です。

老人が町内会費を払って老人会に入っているごく一部の同じ老人に食事や誕生祝やその他のサービスを無料で与えていることになります。
ほとんどの人が老人会に入っていません。
入ってない老人は食事も誕生祝もその他のサービスも受けていません。
町では老人間で不平等が生じています。

実態がわかればわかるほど、町内会費を払っているだけの町の老人に申し訳なくなります。
町内会が実質老人会なら、既存の老人会は町の人々にいろいろな活動の場を提供するボランティア団体に脱皮した方がいいのではないでしょうか。
それなら町内会から補助金をいただいて活動しても町の人々から批判されることはありません。
いろいろな老人会のサークル活動も町の人々が自由に参加できるようにした方がいいのではないでしょうか。
老人会という名称はやめ、交流会にしてはどうでしょうか。
老人が集まっておしゃべりする会は、軽いお茶菓子を出す程度にしてはどうでしょうか。
飲食会は参加する人が払うようにすればいいのではないでしょうか。