ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

都知事選において脱原発は重要な争点

2014年01月13日 | Weblog
第二次世界大戦の戦争責任は軍部にあった、東条英機内閣にあったというのが通説ですが、人々にも戦争責任はなかったでしょうか。
大半の人々は軍部や東条英機内閣の侵略的動きを支持したのではないでしょうか。
破滅を予測した人は大勢いましたが、当時の大きな流れを止めることができませんでした。
あの地獄のような破滅の責任は政府と人々にあったと思います。

あの戦争で東京は廃墟になりました。

ところで現在の日本を観察すると、戦前と非常によく似た動きをしていると思います。
現在は侵略ではなく、原発です。
大勢の人々が原発による破滅を予感し、原発に反対していますが、大半の人々は原発や安倍晋三内閣を支持しています。
もしこの大きな流れを止めることができないと日本は再び地獄のような破滅を迎えると思います。
放射能汚染、放射能障害に長く苦しむという意味において第二次世界大戦より破滅的と思います。

安倍総理は、都知事選では脱原発は争点にならないと言いましたが大間違いです。
東京の危険とは、大震災のほかに放射能汚染があります。
東京は、東京電力福島第一原発(事故原発)、第二原発、東京電力柏崎刈羽原発、中部電力浜岡原発に囲まれていることを忘れてはいけません。
福島第一原発事故による放射能漏洩・汚染では都民は全員微弱放射能を浴び、さらに微弱放射能で汚染された水や食べ物を体の中に取りこんで微弱内部被曝を受けてきました。
微弱放射能だから安全ということはありません。
それなりの放射能障害発生の恐れがあります。
微弱だって不幸です。
もし強かったら東京は地獄になったかもしれません。
原発中毒状態の安倍総理は原発の危険を何も知りませんし、考えません。
侵略に夢中だった東条総理と同じです。

軍部に相当するのは原発推進派原子力学者・技術者、原発会社・関連会社、原発を持つ電力会社、原発推進派政治家・公務員からなる「原子力ムラ」です。
東条内閣に相当するのが安倍内閣です。
軍部などを支持した戦前の人々に相当するのが原発を支持する現代の人々です。
侵略による破滅を予測した人々に相当するのは原発による破滅を予測する現代の人々です。

福島事故原発による放射能障害多発の情報がインターネットで流れています。
やがて政府は障害発生を隠しおおせなくなると思います。
人々が原発の危険を一日も早く認識するようになることを祈ります。
侵略に終わりが来たように原発にも終わりが来ることを祈ります。
しかし破滅後に来てもしょうがありません。