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ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

車社会に限界

2008年02月09日 | Weblog
数年前岩手県の一関に旅行した時、道路が整備され、町が広がり、施設が駅から遠い所にあり、どれも大きな駐車場を持っていることに気付きました。
あまりにも分散型なので地元の人に不便ではないかと聞きましたら、みんな車を持っているから大丈夫だと言いました。
ただし、運転できない人は、誰かに車に乗せてもらえないと施設に行けないので不便しているとのことでした。

ところが、炭酸ガス排出削減の必要性、燃料の高騰を受けて、今、車社会は大きく揺れています。
車社会は炭酸ガス排出型であり、燃料消費型であり、非常に大きな問題になったからです。
一度は分散型にした町を早くも駅周辺に集中させる動きを示している地方都市がすでに出ています。

私達は永続性のある町の構造を考えるべきです。
私が住んでいる町を参考にしながら町の構造を考えてみると、住宅4000戸ぐらいを単位とし、住宅は過密にならないようにまとめ、町の中心部に人々がよく利用する施設を配置する構造が考えられます。
中心から離れた所に住んでいる人でも歩いて中心に行くことができます。
生活に必要な施設は、生活必需品店、小中学校、病院、公園、集会所ぐらいなものでしょう。

東京では職住近接が重要になり、中心部の高層集合住宅が人気がありますが、これは通勤距離、通勤時間が長くなりすぎた反動です。
中心部の高層集合住宅がいいかどうかはこれから情報データが集まってくると思います。
一人当たり炭酸ガス排出量は少ないのですが、過密が大問題と思います。
長い時間をかけ、東京は新しい都市像を模索することになると思います。