ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

生活水準が向上したのは戦後

2006年12月27日 | Weblog


ノロウイルスの蔓延は問題ですが、日本は生物の楽園だと思います。
つまり人間にとっても日本は楽園です。
1億3千万人が生活できる日本は素晴らしいと思います。

戦後国内生産消費だけでなく輸出入や海外事業が発展し、豊かな生活が実現しました。
国内外で自由に事業や仕事をする人が日本で育ったからです。
それは戦後の自由尊重の教育がよかったからだと思います。

私は非常に貧乏な家庭に育ちましたが、奨学金を得ることができ、大学を卒業して技術開発型会社に就職しました。
会社は世界と交流しながら発展しました。
そして私も貧困から脱出しました。

戦後の教育のよかった点は、世界から最高の学問を学ぶことができたこと、世界の会社から最高の経営を学ぶことができたことだと思います。
そして何よりも自由を尊重したことです。
自由の精神で問題解決に取り組むことができました。

ところが政府は、戦後の教育は、外国から押しつけられたものだと言って否定し、伝統と文化を尊重すると言い出し、とうとう教育基本法を変え、自由の尊重を捨てました。

私は戦後の教育が外国から押し付けられたと感じたことは一度もありません。
反対に、戦前の教育は間違っていた、戦後の教育が普通と思っています。
現代の自分のことしか考えない風潮は修正されるべきですが、自由の尊重は教育の基本的精神であるべきです。

政府が主張する教育は、あまりにも復古的です。
よき伝統と文化を尊重するなら結構ですが、人命より自分(政府)の考えを重視する悪しき伝統と文化を尊重するような古臭さを感じます。
私達は戦前の生活水準がいかに低劣であったか、いかに人命が軽視されたか、歴史をよく勉強して知るべきです。