重松農園さんから、鉢植えで育てた「ジャカランダ」があると伺い、いま花が咲いておりますと連絡を頂き、6月14日鑑賞に行って来ました。
鉢植えのジャカランダは非常に珍しく、私は初めて見ました。
画像のジャカランダは、10年程経つそうですが、鉢植えのため大きく育ってなかったです。
ジャカランダを育てるには、実生で育てる方法と、接ぎ木で育てる方法があり、実生の場合は花が咲くまでに10年以上掛かるそうです。
接ぎ木の場合は、4~5年で花が咲くそうですが、それでも月日が必要です。
重松農園さんには、愛媛県内で一番大きくて樹姿の綺麗なジャカランダありましたが、愛媛国体開催に伴い道路が建設されることになり、ジャカランダがあった土地が用地買収にかかり伐採する事にしていましたら、エンゼル幼稚園さんから譲渡したいと申し出があり、2年前に移植され第二の余生を送る事になったそうです。伐採されなくてよかったです。・・と重松さんは語られた。
重松農園のハウスの前にある、鉢植されているジャカランダで、ちょうど花が咲いていました。
鉢植されているジャカランダ、低木ですので眼前で花の鑑賞ができます。
鉢植されているジャカランダ、低木ですので眼前で花の鑑賞ができます。
鉢植えで低い所で花が咲いているので、目線の高さで花を見ることが出来、接写も楽です。
マクロレンズで撮れば、ジャカランダの花に秘められた、自然の美しい描写が出来ましたが。残念!!
これから咲く蕾があったので撮ってみました。開花前の花蕾姿もいいものです。
重松農園さんのハウスで、水田とハウスの間に盛り土がありますが、その左側に愛媛県内で一番大きくて樹姿の綺麗なジャカランダありました。
重松さんは、重松農園のシンボルの樹であったので、伐採は忍び難く思っていましたが、エンゼル幼稚園さんに貰って頂きよかったですと話された。
平成26年6月24日、重松さんが撮影。
樹姿が綺麗なので、剪定や有機質肥料等々施し手入れをされたのではと伺うと、何もせずして画像の様な樹勢になったそうです。
平成27年6月25日、エンゼル幼稚園に移植する朝に重松さんが撮影した最後の樹姿。
移植前には、県内は勿論、県外からも最後のジャラカンダの花を見納めしたいと、多くの愛好者がカメラ持参で訪れたそうです。
平成27年6月25日、エンゼル幼稚園に移植された重松農園のシンボルの樹であったジャラカンダ。平成29年6月23日現在の樹姿。
特別に、重松農園の重松さんが見せてくれました「キング・プロテア」で、普通は薄いピンク色の花だそうですが、白は珍しく「キングホワイト」と呼んでいるそうです。
私は初めて見る花でした。
キング・プロテアは、一般名で、学名は、Protea cynaroides(プロテア・キナロイデス)、別名:プロテア・キナロイデス(Protea cynaroides)・キング・プロティア(King protea)、といい、原産地は、南アフリカで、キング・プロテア(King protea) と呼ぶそうです。
南アフリカ共和国の国花だそうです。
出荷時には、このラベルを付けるそうです。
ラベルの裏面。
ハウスの中には、キングホワイトや、鑑賞植物が沢山育っていました。
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