平成19年4月28日(土曜日)、秋山兄弟生誕地に松山中央郵便局配下の一日臨時郵便局が開設された。
NHKスペシャルドラマ坂の上の雲の放映が決定し、これに合わせて各地で撮影ロケ収録が始まり、平成21年11月29日(日曜日)第1回放送に向けて色んな事が動き出した。
その一つとして、秋山兄弟生誕地に松山中央郵便局配下の一日臨時郵便局が開局され坂の上の雲の記念切手二種類が発売された。
秋山兄弟生誕地臨時郵便局開設に伴い、東京在住の秋山宗家第10代・秋山哲兒さん(秋山好古の孫)が招かれ秋山兄弟生誕地臨時郵便局長から記念切手シートの贈呈式が行われた。
秋山兄弟生誕地臨時郵便局で発売された「坂の上の雲の」のまち松山の記念シートは二種類発売された。
その一つは、現存12天守の一つ伊予松山城天守を上部に配し、坂の上の雲の主人公3名の写真と坂の上の雲とかかわりの深い施設等々10枚の80円切手が織り込まれていた。
参考までに:現存12天守は、弘前城天守(青森県弘前市)・松本城天守(長野県松本市)・犬山城天守(愛知県犬山市)・彦根城天守(滋賀県彦根市)・丸岡城天守(福井県坂井市)・姫路城天守(兵庫県姫路市)・備中松山城天守(岡山県高梁市)・松江城天守(島根県松江市)・丸亀城天守(香川県丸亀市)・高知城天守(高知県高知市)・宇和島城天守(愛媛県宇和島市)・松山城天守(愛媛県松山市)でその内国宝指定の天守は、松本城天守・犬山城天守・彦根城天守・姫路城天守・松江城天守の5天守である。
もう一つの記念切手シートは「坂の上の雲のまち・いにしえの風景」として、明治28年時代の道後温泉の絵図と坂の上の雲に出て来る松山の当時の写真を50円切手とした記念切手シートである。
道後温泉本館は、明治27年に現在の本館に改築され、明治28年は、東京大学を卒業した夏目漱石が松山中学の英語教師として赴任、給料が校長先生よりも高く、毎日坊ちゃん列車に乗り道後温泉入浴に通い、入浴の帰りには湯ざらし団子を食べて帰るのが漱石先生の日課の一つであった。
今では「湯ざらし団子」は「坊っちゃん団子」と呼ばれている。
この切手シートが、いにしえ風景の切手である。
(記念切手シート提供:公益財団法人常盤同郷会・山崎 薫理事長)
臨時秋山兄弟生誕地郵便局を秋山兄弟生誕地の研究員たちが臨時郵便局員として手伝った。
坂の上の雲記念切手シートの名の通り良くできた切手シートだなーと食い入るように見る人たち。
秋山宗家第10代・秋山哲兒さん(秋山好古の孫)は沢山の記念シートを購入されていた。
親類縁者の皆様へ記念品として使われた。
松山中央郵便局配下の臨時郵便局が開局された秋山兄弟生誕地。
秋山好古騎馬像の前で、秋山兄弟生誕地臨時郵便局長(松山中央郵便局長)から、秋山宗家第10代・秋山哲兒さんに坂の上の雲のまち松山の記念切手シートの贈呈式が行われた。
坂の上の雲のまち松山の記念切手シートを贈られ、手にする秋山哲兒さんと臨時郵便局長(松山中央郵便局長)さん。
無事贈呈式も終わり秋山好古騎馬像の前で記念の集合写真を撮る。
向かって左側、現・公益財団法人常盤同郷会、山崎 薫理事長、右は秋山宗家第10代・秋山哲兒さん。
秋山宗家第10代・秋山哲兒さんと、仙波・秋山好古揮毫石碑先任調査員。
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