EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

松山城特別ライトアップ「光の城」

2011年08月15日 | 伊予松山歴史散策
松山市では、平成14年から多色フィルムを使ったお盆の松山城ライトアップイベント「光の城」を続け来た。
今年2月3日から照明灯を水銀灯からLEDに変更工事を行い消費電力の削減を計画、4月からLEDに変更しライトアップしている。

今年から松山城ライトアップイベント「光の城」ではLEDによる初めての4色によるライトアップをした。なおLEDでのライトアップは、愛媛県内で松山城が初めてである。
8月13日・14日お盆で故郷に帰郷した方、県外から観光に来られた方々をお迎えするお持て成しの心を篭めて松山のシンボル「松山城」を白色・黄色・青色・緑色・紫色に変化させ様々な表情の松山城天守を醸し出した。

なお、松山城は平成19年「古都保存法」施行40周年に当たり、「財団法人古都保存財団」などが主催者となり、国土交通省や文化庁などが後援し、学識経験者等による選定委員会の審査を経て決定されたのが「美しい日本の歴史的風土100選」で、これは、全国に残るすばらしい歴史的風土の保存・継承や観光立国への貢献などを目的に、次世代に継承すべき

美しい日本の歴史的風土が良好に残されている地域(都市)を選定したもので、松山市は、「松山城」と「道後温泉」が情緒あるたたずまいが残されていると評価されました。美しい日本の歴史的風土100選(平成19年3月2日選定)に選定された。

お願い事項:4色変化のライトアップはいい企画であるが、見る側にとってはもう少し早く変化させて欲しい。・・県外から見に来られた方々から30分毎の変化は時間が長すぎる。せめて半分の15分毎にして欲しいと言われていた。・・私も同感である。

画像は、昨晩(8月14日)行われたLEDによる松山城ライトアップイベント「光の城」の画像。


午後6時40分雲の間から夕日が瀬戸内海に降り注ぐ。松山城本丸132mから撮影。


午後7時にLEDが点灯、先ず最初の色は、青色で照明。


午後7時30分黄色(オレンジ色)に変化。


午後8時には薄紫色に化粧替え。


午後8時30分に緑色に衣替えした。


本丸広場では、画像のような光の祭典、お城の盆踊り、民謡歌会、松山城志民の会による“夜の天守城門ツアー”、まつやま文化財サポートの会による“櫓特別開放” 隠門続櫓・野原櫓・乾櫓見学会、お伽座による“お城の昔語り” 夜の櫓の中で伊予弁の昔語り等々、松山城を保存に寄与している市内関係団体(奉仕活動)による行事を開催し県内外の観光者に楽しんでいた。


松山城本丸を攻め込もうとする敵兵を攻撃し侵入を阻止する「隘路」、遠く奥に天守を望み、手前に太鼓櫓が見える。
隘路を侵入する敵兵を左右前後から攻撃防御するよう構築されている。


全国の城郭で唯一城門に「戸」が設置されてない珍しい門、重要文化財指定「戸無し門」である。奥に太鼓櫓、それを支える石垣群。


ふと気が付くと、すっかり「夜の帳が下りていた」・・松山城本丸132mから見た松山城下町の夜景・・奥は瀬戸内海。

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