EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

伊予松山城本丸の石垣「五芒星」魔除けの印

2009年10月12日 | 伊予松山歴史散策
伊予松山城本丸の石垣「五芒星」魔除けの印

五芒星(ごぼうせい)
五芒星は、陰陽道では魔よけの呪符として伝えられている。印にこめられたその意味は、陰陽道の基本概念となった陰陽五行説、木・火・土・金・水の五つの元素の働きの相克を表したものであり、五芒星はあらゆる魔よけのお札として重宝された。 京都の安倍晴明神社では、晴明桔梗印と言って五芒星マークが沢山ある。
明治時代に弾除けの意味から、旧日本陸軍・軍服の階級章マークとして採用されていたのは有名なエピソードである。
現在100名城紀行をしているが城郭の石垣に魔除けの印が石垣に刻印されているのは伊予松山城しか見た事がない。松山城は沢山の石垣があるが一箇所だけである。場所は、ロープウエイ山頂駅舎から本丸広場に行く途中で最初に眼に入る石垣にある。坂の上の雲の主人公である、秋山淳五郎「幼少時に」(眞之)が上った石垣で、本丸の石垣の内一番高い17mその中にある。

伊予松山城は、1602年1月15日に築城開始、完成までに26年を要した。家臣の中に陰陽道を研究していた者が石工に命じて刻印したのか、それとも石工その者が刻印したのか謎である。

五芒星は、一筆書きで魔物が入る余地がない。松山城の石垣は全て花崗岩である。

画像は、伊予松山城本丸の石垣に刻印されている魔除けの印(五芒星)非常に珍しい。(今日、400mmレンズで撮影)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする