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アマチュア無線「全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会」

2009年10月06日 | 伊予松山歴史散策
アマチュア無線「全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会」

金銭上の利益のためではなく、 無線技術に対する個人的興味から自己訓練、通信、技術的研究のために開設される無線局をアマチュア無線局といい、「ハム」という通称で親しまれています。
世界中に約230万局、また国内でも約56万局が開設されており、活発な無線交信が行われています。また無線科学の進歩、国際親善等にも寄与してきており、更に非常災害時には、人命救助等にも活躍するなど社会的にも大きく貢献しています。
アマチュア無線のなかでもバンドの使用区分があり、135KHz帯から10,4GHz帯までは使用目的によて詳細に区分されている。今回の運用は、マイクロ波帯愛好者の運用会で年2回開催している。今回は第15回目である。以前は各エリア事に移動運用をしていたが、8年前に北海道支笏湖でマイクロ波帯北海道支笏湖大会が開催され此処で全国一斉の移動運用に統一してはと、私が提案して始まった。発起人は、JA8BAV・ 伊藤 博之氏(札幌市):JH1UGF・槇岡 寛幸氏(横浜市):JR5EEK・仙波満夫(松山市)の三人で起案した。平成14年9月28日・29日に第1回目を開催して継続中で、今回が第15回目です。
全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会、開催の趣旨と運用事項
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◎趣旨
アマチュア・マイクロ波バンドの利用が少なく、バンドの削減が国家的に進められる機運があり、アマチュア・マイクロ波バンド愛好・利用者は大きな危機感を持っております!この際、マイクロ波帯の活性化とバンド防衛に寄与することを前提として、全国のマイクロ波を愛好するアマチュア局の実験と運用と相互の友好を積極的に進める事が何よりだと考えます。
そのための一つの有力で、有意義な行動として、表記の”全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会”を企画し、全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会” を実施し継続しています。全国各地では悪天候のなか、各地の多くのマイクロ波愛好会、クラブ、愛好者の皆さんの絶大なるご協力得て、大きな成果を得ています。
開催実行委員事務局は、横浜市のJH1UGF:槇岡 寛幸氏です。
註:マイクロ波帯とは、一般に周波数が1~10GHzのUHF・SHF・EHFを含む周波数の総称がマイクロ波と呼ばれその中でもSHF「Super High Frequency」の略語で波長は1~10cm未満、3GHz~30GHz以下の周波数を言う。主に衛星通信、衛星放送、市外電話回線、各種レーダーが用途で、勿論アマチュア無線も含まれる貴重なバンドです。全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会はSHF帯が主である。

画像は、10月3日・4日に行われた第15回・全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会に参加運用した、JR5EEK「私の」設備です。
設備:62cmのパラボラアンテナは、5600MHzと10,1GHz共用アンテナで、左に1200MHz帯の8エレループ八木アンテナ、左端は、2400MHz12エレループ八木アンテナです。移動場所は、松山自動車道上り伊予灘SAです。

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