Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

OL' IRONSIDES no.20

2018-02-14 | PEANUT SCALE MODELS

誤算その2・・・ランディングギア

0.4mmのピアノ線だけで支えている機体はちょっと不安、6グラムの負荷を支えるにはそれなりの処置を施さないと傾きそう・・・


実機はグラスのモールドで作られ頑丈そう、どこかしら色もそんな感じの繊維が薄く見えています。黒に見えますが実際には透けて茶色のグラス繊維がほのかに見えています、さ~これをど~するか?





横目のバルサじゃ曲げやすいけど剛性はおろかショックにもポロッと行きそうですから、ここはハードな縦目で貧弱なピアノ線を助けることに。それならばプロペラ・ブレードに使ってる腰のあるブツを水で濡らし曲げながら乾燥させます。





見た目をそれなりに似せるのならばこんなデカールを貼ってから半透明の塗料でカバーするのもアリでしょうが、デカールじゃ衝撃でピシッと割れる恐れがあります。それにグラスの雰囲気とはちょっと違うケブラーだし・・・ 
結局使わないことにして他の手を。ならば黒と茶色を微妙に混ぜてそれらしく?
こんなところで凝っていると誤算が本当の誤算になりそうですが、「乗りかかった飛行機」。





乾燥したら思ったようなカーブがつきましたぜ、しかもかなり頑丈!押さえてもちゃんと元に戻るまるで板バネの様、重いけどコレで行きます。





雰囲気はこんな感じ、これにクリアー塗ったらまずは合格。
でもあまりテカテカにしたくないし・・・ってことで、タミヤの力を借りてファンデーション攻撃、行けるんじゃね?





光の当たり具合でそこそこ実機らしくなりましたね、良かった。

そして恐る恐る主翼を取り付け、支柱を取り付け、尾翼を取り付けたら、が~~~~ん・・・





まだペラ無いし! どーするよ?

ここでノーズの内側に接着しないまま残してあるストリンガー8本、製作中はかなり力を入れて持つので怖くて外せなかったんですが、取り除きます。

でもどーやって?ノーズ・ソケットからカッターナイフの刃を小さく折ったものを瞬間で竹串に挟みそれを手で掴んで中で回す、当然リスクあり。

ピンセットでむしり取ることも出来ないことは無いけどそれも恐ろしや、表面のプランクが紙と一緒に取れちゃったら立ち直れないし。


そして他に思いつかず強行しました。んが、結果オーライ・・・

もう一度ソケットの裏側も削れる所は削ってね。
しかしそれだけやっても5.8グラムってこの苦労は何?


そして最後のプロペラに! どう考えても0.2グラムじゃ無理でしょ!!!!!


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