ただいま懇談中

2009-11-19 14:26:36 | 塾あれこれ
NTTには「只今来客中」とお断りするテがありました。
本当のときもあり、ウソもあり。
でも、いつも同じことばかり言うのも変です。


で、只今ほんとに懇談期間中。

年に5度こういう期間をもちます。
まるで、潰れそうな店の特別セールですねえ。

4月~夏休に二度。冬休までに二度。年明けて一度。

塾を始めた当初は2ヶ月に一度でしたがシンドイ。
一回減らしてこういう形に落ち着いています。

懇談は一日に一人か二人ですが近年はその期間中に
腰が痛くなります。
トシですな、疲労が溜まる。
一人30分で終えたいのですが平均1時間でしょうか。
過去最高は3時間半!これは異常でした。

てっきり塾を辞めるという話と思っていたら、いろいろ
聞きたいことがあっただけでして。。。

カミサンは「よくそんなに話があるね」と仰いますが
なに、私の話が長いだけ。
年寄り特有の同じ話を何度もしかも焦点が定まらない
というヤツです。

ほぼ毎回、5年も6年もお出でくださっている方もあり
二回に一回とか、年に一回とか、様々です。

これも話が面白いからではなくて、多分、子供を人質に
取られているので仕方なく、が多そうです。

回数が少ない方は、「別にエエねん」または「お任せ」
もしくは本当に忙しい、いずれかだろうと思います。

別にエエネン、が成績が悪いか?

・・その相関は小さい。


毎年9月10月は学校が塾を対象に説明会などを開かれ
10月11月は業界が説明とかセミナー、展示会が
多くなります。

明日も何かあったはずですが、私は懇談で行けません。

個人塾のようなところは忙しい時期に何か催されても
参加が難しいですね。

ということは、一般の塾はこの時期はまださほど忙しく
ないと思われているのでしょう。

多分そういう塾もおありでしょう。
12月に入って、志望校決定の懇談で忙しくなる?

ずいぶん以前は私もそうでした。
でも12月では懇談をしても遅いのではないか?

受験先を決めるには確かに大切な時期ですけれども
その時点では、すでに選択の巾が狭くなっています。

私に言わせれば「もう終わっている」

本来ならばもっと上がありえたハズ、ということには
つながらない懇談になります。

いくら情報などを話しても最後は本人が決めることです。
そこまでに積み上げたものでの結論。

では少しでも「入試は終わっている」前に、より有効な
懇談をと考え、現在のスタイルになりました。

もっとも、何度話をしてもそれで上手く伝わるかどうか
コミュニケーションの難しさは残ります。

今も昔も、こちらが一生懸命に話をしても、
まったくわが意と正反対のことを「受け取られる」方すら
おられます。

無力感に陥りますが、本当はこちらが反省しなくては
いけないのですね。

また、話が伝わってもご家庭でよい結果に結びつけ
られるかどうか、これも大問題です。

「勉強しなさい」というだけで済む話ではないですから。

話が先に進みすぎました。

懇談の回数が多ければそれで全て上手く行くわけでは
ありません。
けれども常に意思疎通をする機会を持たねば
必要がある都度に話をすればよい、では塾の手抜き!