ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

長い友達(6)

2013年08月30日 | 日記
「3月になったら、、、、」
とBさんと話を決め、見合いの段取りを
進めてきた。
Bさんは、なにを置いても見合いはする
から、、、。とほなさんが念を押すと、
こう答えたからだ。

ただ、写真も釣書もこない。
いつまで待っても来なかった。
相手の美人の女性は、
「えらい先生のようですから、私に問題
 があるでは?もしそうなら、そうおっ
 しゃって下さい。」
と人を介して言われてしまった。

女性側からすればそうだろう。
Bさんはナシのつぶて、ほなさん夫婦は
困ってしまった。
でもお詫びし、謝るしかなかった。

この顛末をBさんを知っている、倒産し
たAさんに話したところ、Aさんは突然
大笑いをし、
「Bさんらしいな。奴のことだから悪気
 はないのだろう。」
とかばって、また大笑いした。

倒産して大変な立場に居るAさんを笑わ
せるために話したんじゃないけど、まぁ
Bさんの気まぐれとほなさん夫婦の困っ
た顔が、Aさんに一時の笑いを運んでき
たようだ。

それにしても、美人の見合い相手にも、
よい人(夫)が見つかるようにと、願い
つつ、、、。合掌

長い友達(5)

2013年08月29日 | 日記
こちらが見合いを切り出すチャンスを計って
いると、次にやってきたとき、Cさんは結婚
を決めてきた。彼女はすでに歩き始めていた
のだ。
なんと女は素早い、ほなさんはおそれいって
しまった。

事務局やら母親代表など当時の仲間が集まっ
て、小さな茶話会が行われた。面識のないう
ちの妻も参加して、総勢12名で祝った。最高
齢は90歳の元母親も、ホテルでおいしい肉料
理を食べた。
そこで今度の結婚相手とのなれ初めが紹介さ
れた。

話は学生時代にさかのぼる。
福祉の勉強をやっていた当時、教えに来てい
た若い教官だったという。この男性は結婚し
たが、子供を授かる前に、奥様を早く亡くし
たそうで、その後、独身を通していた方だっ
た。

Cさんは離婚後、ふとしたことから再会し、
一挙にゴールインとなったそう。
学生時代に、何かしらのサインがあったこと
は想像に難くないが、触れないでおこう。

うっかり告白などすると、女性は一生忘れな
い生き物だ。今回はそれがうまく生きたので
はあるまいか。
独身の男性諸君、
告白と意思表示は、どんどんやっておくもの
だ。人生は長い、相手の女性にも弱い時がく
るようだ。その時、救ってあげようではない
か。

親戚でもない人たちの中に連れ出されて、始
終苦笑いをしていたこの彼は、ものすごく良
い人柄だとわかった。

さて、ここで久しぶりにBさんの顔が浮かん
だ。Bさんもこういう風に幸せになってくれ
るだろうか?
まぁ、おっせっかいなことではあるが。

長い友達(4)

2013年08月28日 | 日記
Cさんに子供が産まれ、こちらも仕事と子供
のことでバタバタの毎日を送っていると、
ある日、
「○○ニイ」
とCさんが何か話しにやってきた。

昔、ほなさんだけが社会人であったところか
ら、グループ内で周りがほなさんを呼ぶとき
「○○ニイ(ちゃん)」
と皆が親しく呼んでくれていたのだ。いわゆ
る、あだ名である。

さて話の中身は、申し分なしの旦那様との関
係がうまく行ってないという、すでに、離婚
を申し立てていた。
Cさん自身は福祉関係の仕事をして、生計を
立てていると言った。離婚が簡単にいくもの
ではないとわかっているが、どちらに非があ
るかは別にして、彼女は本気なのだ。

イケメンに、ナイスガイ、好いた惚れたで、
お互い結婚したはずなのに、どこかでボタン
の掛け違いがあったのだろう。もとより夫婦
は他人だ。経済力の低い奥さんの側から三行
半を突きつけられれば、結婚生活の持続はあ
りえないことだ。

この掛け違いを、どうのこうの他人が言った
ところで、もとに戻るはずはない。夫婦のこ
とは、夫婦しかわからない。でも、その優し
い笑顔が特徴のCさんの、これほど厳しい顔
を観た事は無かった。

それから数年、離婚調停の修羅場を超え、
離婚が成立した。
「長かった、、、。やっと終わった。」
と、Cさんはすがすがしい顔で報告にきてく
れた。

この間、Cさんが病気や福祉に詳しいことか
ら、ほなさん夫婦も家族のことなど、ずいぶ
ん相談にのってもらった。
今、なんとか家族がやっていけるのは、彼女
のおかげでもある。
ほなさんは、まだ若いCさんに、そのうち結
婚をすすめようと思った。

彼女が女性として、本来描いたであろう平凡
な結婚生活をすごしてほしいと考えたからで
ある。大きな花、小さな花、名も無き路傍の
花も、いつかは大輪の花を咲かせようとして
いる。花の大きさは他人が見て決めるだけの
こと、精一杯咲こうとした結果に過ぎない。

長い友達(3)

2013年08月24日 | 日記
昔、ほなさんが若いころ、「子ども劇○」という
団体、サークルの手伝いを2年間させてもらった。
家業を継ぐまでの間、子供に見せたいの良質の演
劇や歌などを、あちこちの会場を借りて上演する
会費制の団体なのだが、この時代はこどもの数が
多く、運営に手が足りない状態だったからだ。

ほなさんは社会人になっていたが、大学や短大か
ら、教職を志す若い連中が応援に来ていて、教育
委員会なども後援していたので、純粋にこどもの
好きな若い人たちが集まっていたように思う。
子供を連れてキャンプやら歌をうたったりして、
ほなさんには学生気分を味わえた2年だった。

その中にCさんという女子大から来ていた学生が
いた。すらりとした身体に、優しい笑顔が特徴の
御嬢さんだった。あとで知ったのだが、お母さん
が、うちのお客様で、ほなさんが結婚し店をはじ
めた頃、挨拶にきてくれ、今度は、家族での付き
合いがはじまった。

Cさんは、教員の男性と結婚した。イケメンでナ
イスガイだ。文句なしだね。
申し分なしの結婚生活がはじまった。

長い友達(2)

2013年08月22日 | 日記
某氏、仮にBさんと呼ぶ。
彼は一流の大学の先生だ。ちなみに独身。
現在は県外で生活してるが、自宅には、年老いた母
が待っている。なかなか気さくなお母さんで、いま
だに意気軒昂のごようす。

Bさんは一度も結婚しなかった。
何が理由でそうなったのか知らないが、そういう浮
いた噂は耳にしなかった。それで、ほなさん夫婦は、
Bさんに一度は結婚生活をさせてやりたいと前から
考えていた。

あと数年で県外から帰ってくる自宅に、奥さんがい
たら、年老いた母と二人だけの沈んだ空気がなんと
華やぐことか、と想像したのだ。
母と二人の生活でも悪くはないが、シニアの息子と
母という組み合わせから、華やいだ声は産まれそう
にない。おせっかいをしなければ、と半ば使命感か
らはじまった。

気にかけて数年、ふとしたことから、彼より10歳も
若い美人の女性と巡り合うことができた。バツ1だ
が、子供はほぼ片付き、子供の意見も再婚に賛成し
てるし、本人は健康で闊達な方だ。
話し込むと、ほなさん夫婦の紹介なら、会ってもよ
いと言われた。しかも地元を離れることもよいとい
う。
こういう条件の折り合う方は今までに居なかった。

美人だけど、おきゃんな性格は親しみ易さを感じる
女性で、この女性をうBさんに見せるなら、
「イチコロ!」
で落ちることは間違いない、と思われた。
ほなさんはBさんに、本気で見合いをするかどうか、
二度念押しをした。

今日は、Bさんのシャツの下から肌着の袖口のゴム
が見えている。生活感丸出しだ。独りぐらしのノン
キで気ままなだけで、いかに色気の無い生活を送っ
ているかが透けてみえた。かつてなかった老けよう
だ。
これは急がないといけないとほなさん夫婦は思った。

Bさんは本気で結婚を考えるというので、簡単な経
歴などを書いた「」と写真を期限をきって
お願いした。

長い友達

2013年08月18日 | 日記
同級生のひとりが倒産した。(仮にAさんとよぶ

親友というまでの間柄ではなかったが、破産処理
についた弁護士も同級生がついてくれ、Aさんを
心配して周りが動き出した。

Aさんが破産になる数ヶ月前、ほなさんの店を訪
ね買い物をしてくれた方がいる。Aさんの店で長
年仕事をして、いわゆる番頭格の女性だったが、
身内の介護で仕事を辞めていた。
その方が帰りがけ、
「Aさんが大変みたいなので、ほなさんも相談に
 乗ってあげてください。」
と頼んで帰った。

何かあるのかなと、それで彼の店に立ち寄ったけ
れど、Aさんには会えず、携帯は繋がらなかった。
しかし、Aさんの社長としての仕事は、都会のデ
パートの即売会や、買い付けのために「市」に出
かけたりの出張も多く留守がちであったので、ま
た電話がかかってくるだろうと気にはとめてなか
った。

それから2ヵ月経った頃だろうか、Aさんがやっ
てきた。手違いがあり、この先、店をたたむこと
になるだろうと、告げにきてくれたのだ。
経営の詳しいことは知る由もないが、店は地元で
大きなものだったし、再建するには巨額の資金が
必要だと思われた。

再スタートできるのは、50歳が最後のチャンス
だと、一般的に言われている。60歳なら、ある
程度の資金がなければ、再スタートが切れない場
合が多い。60歳を過ぎて裸になるのは、さぞ辛
いことだろう。

経営者としてどうだったか?
どんな商売をやってきたのか?
と問う人々はいるけれど、彼自身はまっとうな人
柄であった以上、問うても意味がない。
彼は友達だ、破産しようが生きてる限り友達であ
ることには変わりない。

でも、貧乏人のほなさんには、できることはほと
んどない。申し訳ない、と思う。
これまで通りの付き合いを、変わらずやらせても
らいたい。
長い友達は失いたくない、大事にしたい。

苦難の最中のAさんには、調子よい奴だと思われ
るだろうが、体大事にがんばってくれ、と祈るし
かない。何もできない分、電話だけでよいものか。

あー、支離滅裂なほなさんだ。

ストレイシープ(続々続)

2013年08月14日 | 日記
ハンデとはいったい何なの?
への返答に、「ゴルフバム」さんが大波賞だがと
断りを入れつつ、

「ハーフ60、39」

だったこともあったと教えてくれた。
ナント!壮絶なゴルフをみなさんはやっているのだ
ろう。いやゴルフというものが壮絶なものなのだ。


この様子に「かなめ」さんは、

「恐ろしいことですね。 でも、これが現実です。
 私、前半、50を超しても全然慌てません。
 後半はきっと良いスコアが出ると信じているから
 です。」

という心構えを伝授してくれた。

ゴルフは一般にハンデ戦で戦うゲームである。
ハンデというものを頼りに、ほなさんのヘタッピ腕
でも、上手な人々と競い合うことができるのだ。と
ころが、皆さんのコメントにあるように、スコアが
これほど上下する、ある意味「出たとこ勝負」の世
界であるならば、ハンデの少ない上級者ゴルファー
は、とても大変だと初めて想像した。

ストレイシープ(続々)

2013年08月11日 | 日記
WINDさんのコメントです。

「私がラウンド中によくつぶやく格言です。
 パーやどうかするとバーディのあとは決まって
 大叩き。
 まさにのんちゃんの平均の法則で、ならしてみ
 ればいつものペース。それでも86の高?スコ
 ーを出した後、一週間後同じコースで116を
 叩き、天を仰ぎ涙したことも。
 善いことばかりは続かないし、かと云っても悪
 いことばかりも続かない。禍福はバランスよく
 糾える縄の如くやってきます。まさにゴルフは
 人生そのもの。」

WINDさん、貴重な体験をありがとうございました。
それから、いつも忘れずお誘いくださって、ありがとう
ございます。
残念ながら、そのうちにとしか、お返事ができず申し訳
ありません。ほながゴルフをするようになれたのは、W
INDさんらのおかげであることは、忘れたことがあり
ません。

さて、かなめさんといい、WINDさんといい、お二人
がまったく同じことを書かれています。80台が出ても
100台も出るよ、と。ショッキングな事実です。

じゃあ、ハンデとは、いったい何なの?
そういう疑問がもくもくと沸いてきた、ほなさんであり
ました。



ストレイシープ(続)

2013年08月05日 | 日記
かなめさんのコメントです。

「私が素人目で分かるのは、80台が出たり100を叩
いたりする方は、結構、キャリアのある方だと思いま
す。初心者は突然80台は出ませんもの。」

なるほど、かなめさん、ありがとうございました。
かなめさんレベルで、80台から100台までスコア
は動くのですねぇ、ホント驚きました。

ライバルの彼は、ご指摘の通り私などよりずっと長い
キャリアです。
ただハーフ39というスコア、私も知っているあの
ゴルフ場で出た!という事実に、衝撃を感じました。

ほなさんのゴルフは、110の王、ライオンウッズの会
に初めて参加させてもらった時、看護士?「のんちゃ
ん」に教えてもらった
「平均の法則」
から進歩することなくきています。

3連続パーの後、なんでここでと思うホールで大たた
き?
なぜ上がり3ホールが悪いの?
バンカーショット、今日は怖くないと思った日に限っ
て、最後のバンカーで5打も叩くの?
といった具合でありまして、良いと悪いの往復びんた
ゴルフ、または、ずーっとパー無しゴルフのどちらか
です。

ハーフよければ残りのハーフ悪し、でもハーフ40な
んてスコアは、まったく想像すらできません。
ハーフ45なら、できないまでもなんとか考えてみ
ることならできるかもしれませんが、
ハーフ40はまったくもって想像できないでいます。


ストレイシープ

2013年08月01日 | 日記
今一番の人気作家、というより私の中では、ゴルフバム
さん一押しお勧めの作家、「池井戸潤」さんが大活躍さ
れてますね。
これは面白いなぁ、と思ったらこの作家、油がのりにの
ってます。私のような朴念仁でも目が離せません。

さて、ここでひとつ質問です。
お答えいただける方なら、どなたもコメントにお書き込
みください。

ほなさんのライバルの友人が、昨年末に某ゴルフ場で
「88」といスコアを出しました。
それを聞いて、ほなさんは寝込みました。

以来、彼は、マラソンにはまり込み、その大会が4月に
おわりました。ゴルフをあまりできなかったとみえ、ほ
なさんと同じレベルまで落ちてきてくれました。
100が切れないので、苦戦しておりました。

その姿をみて、良かった、良かった、とほなさんは心か
ら喜びました。
ところがです、
また何がどうしたのか、つい最近、今度は
「85」
をたたき出し、大勢の参加するコンペで優勝してしまい
ました。ハーフ39が出たというのです。

どこから見ても、ほなさんと同じで、そんなスコアが出
ることのない彼のスイングと腕前です。
こんなことは、なぜ起こるのでしょうか?
そして、ほなさんがライバルだと思っている彼は、ライ
バルにはなりえず、ほなさんは置いて行かれるのでしょ
うか?

みなさんはどう思われますか?
あなたのお答え待ってます。
迷える子羊(ストレイシープ)を救ってください。