ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

使用後のストレッチ

2007年04月30日 | 日記
ときおり不安が先走って、鬱かなと思うことがある。
数年前に亡くなったホームドクターの先生によると、
「ほなさんのようなしゃべりの鬱はいない」とか、
「少し疲れているだけで、その程度はよくあること」
と言われたが、年齢がいってくると、そういう状態で
あったりすることも不自然でなくなくなってくる。

若い頃は、病気との境がはっきりとしていたのに、
成人病もそうだし、いつの間にか、病気と共に生きて
いることを知るようになった。

ほなさんのゴルフスタイルは、ショートコースにし
ても、普通のコースの夕焼けゴルフにしても、2-3
千円握っていればの安いところが多いものだから、徒
歩でカートを引きながらの、きわめて健康的なゴルフ
だ。
あと1千円出すと、さらに9ホール回れるから、日暮
れまで回ることにしているが、徒歩で回ると、さすが
に疲れヘトヘトになる。汗をかいた筋肉は冷えて硬く
なり、萎縮している。

萎縮すると、いわゆる凝った状態になり、気持ちが悪
くなる。この前、TVが、
「筋肉は使う前と、使った後と、ストレッチをしなく
ちゃならない。」
と言っていた。使用後も伸ばしてやると、柔らかい筋
肉になるのだそうだ。

それで、この前から、ゴルフの後のお風呂では、
湯船でゆっくりと筋肉を伸ばすことをはじめた。
すると、風呂から上がる頃には、もう1ラウンド回れ
るぐらい体が軽く、疲れがとれている。汗を流すだけ
じゃなく、十分にストレッチする。湯船の中なら、体
も伸びる、どうぞお試しあれ。

障害者ゴルフ

2007年04月27日 | 日記
「たけちゃんの4パット日記」でsugarさんのブログを知り
ました。障害者ゴルフを支援する団体の方なんだそうです。

ゴルフをするようになって、障害者ゴルフ大会があること
を知り、マスコミなどでも時折目にしてきました。
日頃、ほなさんが通うショートコースにも、障害者の方がい
て、この2年ぐらいは、コースで会うといつも話すものです
から、とても親近感をもっていました。

ゴルフのスゥイングに悩んだ時、障害者の方のスゥイングを
みて、いつも感心させられ励まされてきました。
sugarさんのブログは、障害者ゴルフ大会を主催する側から
選手のひとりひとりをよくご存知です。読んでいると、自然
に涙が出てきます。人間って素晴らしいなぁ、と思います。

どれもこれもよいのですが、
「ある奇跡(その1)(その2)」をぜひお読みください。

「ほなさんの汗をかかねば?日記」

2007年04月26日 | 日記
ゴルフをするようになってこの3年間、周りの人たちが認める
ぐらいとても元気になった。しかし、その分、仕事をしなくな
った。ゴルフをするから仕事をしないんじゃなく、仕事そのも
のがだんだん無くなってきたのだ。収入はもちろん比例して減
り、このまま先行き不安があるのは事実だ。

でもそれも、子育てが半分以上終わると、少々食えなくなって
もいいじゃないか、と楽観して思えるようになった。
今から20年ほど前のこと。
ある講演会で、「宿無しのフーテン」にも成人病が見られるよ
うになった、これからは健康に金を払う時代だと聴いた。

昔は公園で野宿する人々をフーテンとよんでいた。その日が食
いつないでゆけるかどうか分からない人たちが、過食の成人病
とニュースになったのだ。(成人病は大昔、金持ち病だったの
だ。)
それから20年以上たち、この傾向は加速度的に進んだ。その
中でわが県民は特にスピードを増し、糖尿病では日本一になっ
た。今ではいたるところにその患者がいて、落ちる地場産業に
反比例して隆盛をみせている。気をつけなければいけない事態
になっている。
そんな折だから、食いすぎて病気になる時節だから、少々食え
なくなったほうが健康によいと開き直ることにした。
これからは、「ほなさんの汗をかかねば日記」にしようかな。

夫婦について考える(結論)

2007年04月22日 | 日記
「夫婦について考える(3)」までにお話してきたよ
うな過去の’悪夢’は多かれ少なかれお父さんにあり、
その思いから
「女房が、ようゴルフへ行ってくれたな。」と
言葉を言わしめたのであります。

こういう事態を承知している賢いお父さんは、女房に
ゴルフをさせないでおこう、と考えているのでありま
す。自尊心の高い女性をゴルフに引きずりこんで、ま
かり間違って負けず嫌いの性格に火をつけ、レッスン
通いに拍車がかかり、きづいたときは80台の腕前。

女房殿の資金源は豊富にあり、閑な時間を持て余して
いるぐらいですから、練習には事欠きません。週2回
のレッスンだけではものたらず、夕食時、おたまを持
ってのアドレス練習するにいたっては、メキメキとそ
の頭角をあらわしてきているに違いありません。

賢明なお父さんは、家庭の力関係にも、ゴルフの結果
が左右されることとなるのであろう、ことを危惧して
いるのであります。いやこれは危惧ではなく、夫婦の
長い歴史が事実そうなることを証明しております。

女房から
「ゴルフ、してみようかな?」
と問われると、
「いやぁゴルフなんて、僕は接待ゴルフしかやってな
いから。朝は早いし、肌は黒くなるしね。女性には
あまりお勧めできないな。僕も何かやろうかな。」
と、しらん顔で答えてきたのでありました。

その結果奥さんは、手芸やガーデニングに興味をもち、
今日もサークルの奥様と2千円の豪華なブランチで、大
いに日ごろのストレスを発散する予定なのであります。
「お父さん、今日も○○の集まりがあるの。悪いんだけ
ど、お昼ひとりで食べてくださらない。」
お母さんのその場かぎりの甘えた口調にも、
お父さんは、ゴルフを勧めなくて良かった、と胸をなで
おろしていることでありましょう。

一方、ゴルフ場へはじめて行ったお母さんは、ゴルフ
の醍醐味を味わうこともなく、自衛隊の演習か?と間
違えるほど、怒鳴られ走り、くたくたとなった一日で
ありました。
日ごろは、あまり語らない夫が、ことゴルフ場では、
これほど口やかましくなることなど、見てはならない
ものを見てしまったと思ったのかもしれません。

しかし、このお母さんが一念発起し、お父さんの稼ぎ
を財源に、ありあまる時間を利用して、どんどんと
腕を上げて、やがてお父さんがぐうの音も出せない
ほどになるか、どうかは、それはまた
あしたのココロだ。

夫婦について考える(その3)

2007年04月15日 | 日記
お母さんは、借りてきたクラブに傷が入るから遠慮して
打っていると、
「そんなんじゃダメだ。初心者が使うんだから心配せず
にやれよ。オレが責任もってやるから。」
と、交際始めた頃のように頼もしい口調のお父さんに励
まされ、お母さんはこの日3時間も練習したのでありま
した。

緑色のマットをゴンゴン叩きながらも、最後のほうには
お父さんの
「ナイスショット!」
という合いの手も入るようになりました。もちろんどの
クラブでもというわけではなく、「S」「P」「7」と
書いてあるアイアンクラブのみでした。

学生時代と会社の運動会でしか体を動かすことのなかった
お母さんも、
「初心者にしては筋がいいよ」
と誉めてくれたお父さんの言葉に押されて、明日のゴルフ
を夢見たのであります。

翌日の朝は、晴れていました。
通勤途中にみたことのある河川敷のコースですが、クラブ
ハウスに入るとリゾート気分でいっぱいでした。今日一緒
にまわってくれるのは、お父さんの部下の山田君と佐藤君
、二人ともお父さんが可愛がっている好青年です。こども
達もなついている人たちです。
「うちの女房は、今日がコースデビューなんだよ。迷惑か
けると思うけど、よろしく頼むよ。」
とお父さんが言い、お母さんも横で頭を下げました。
「コースデビューに立ち会えるなんて光栄です。」
と佐藤君は言い、
「任せてください、楽しくやりましょう。今日の奥さん
の服、とてもお似合いですよ。」
と山田君もニコニコしていたのでありました。お母さんは
この日のために、デパートのスポーツ用品コーナーで、ピ
ンクと白がシマになったポロシャツとピンクのサンバイザ
ーを買ってきたのであります。胸にワンポイントの刺繍が、
今人気の女子プロゴルファーと同じブランドです。

さて、1番ティーグラウンドに行きますと、数台のカート
が一列に並び、10数人の人たちでにぎわっています。女
の人のグループも居ました。

お父さんに
「大きなクラブは練習してないから、どうするの?」
と尋ねると、
「今日初めてだから、最初のティーショットはやめて、プ
レイング4から打つことにしよう。」
お父さん、山田くん、佐藤くん、みんながティーショットし
そのたびにお母さんは、ガンバッテと拍手しました。

「プレイング4(フォー)」ってはじめて聴く名前です。
ナイスショットしたお父さんの後ろについていくと、芝の上
に黄色の目印があって、そこから打つのだそうです。
7番アイアンを出し、ボールをセットし、お母さんはスゥイ
ングするのですが、ボールに当たりません。ボールの上の方
を空振りばかりしていると、お父さんの
「頭、動かすな!」
と大きな声が聞こえました。
みんなの前で大きな声をだすなんて、恥ずかしさで顔を真っ
赤にしていると、さらにお父さんの声が聞こえました。
「さっさと早く打て。後ろが待ってるぞ。」

後ろを見ると、次のグループ全員がお母さんを見ています。
すぐ打たないといけないと、急いで打つと、ボールの上を
叩いたのか、5-6メートル先に転げただけでした。
慌ててお母さんはそこまで走りました。2回空振りしたのち、
当たったボールは、左の方へ飛び出して、土手の中腹の草む
らに飛び込みました。
「あそこはOBだから、今の地点からもう1発打て」
とお父さんは言います。

出発時やさしかったお父さんは、いつのまにか命令口調に
なっていました。

「トロトロしないで、さっさとやれ!」
「そら、頭 動いた」
「体が右を向いてるぞ」
「クラブは3本持っていけ!」
「クラブを忘れるな!」
「ボールマークを直せ!」
「グリーンは走るな!」
「グリーン上でスコアをつけるな。さっさと降りろ。ほらみ
 ろ、次のグループが打ち込んできた。危ないぞ!」

お母さんは思いました。
こんなに怒られる(威張られる)んだったら、もう来るもの
か。自衛隊の演習みたいに命令される忙しいゴルフは、ノン
ビリなんかできゃしない。
もう二度とお父さんのゴルフなんかに付き合わないわ!

と、お母さんの心に刻まれた傷跡は、日本海溝の底より深か
ったのでありました。この日を境に、マイホームでお父さん
がする話から、ゴルフネタが消えていったのであります。
お父さんは今も後悔してるのであります。
あの日、お母さんに言ったことは、どれも真実のこと、ゴル
フをするものなら、何人たりとも知らねばならないルールで
ありました。
悲劇は、部下の手前、お父さんがお母さんに教えなければな
らなかったということです。

その後悔は今も続いているのでありました。
夫婦の間では、いや、奥さんの前では、時効という言葉は、
なかったのでありました。

夫婦について考える(その2)

2007年04月10日 | 日記
家でゴロゴロしているお父さんが、今日はとても
テキパキとしています。練習場の受付の方とも顔
なじみなのか、気安く挨拶し、
「今日は女房も一緒なんだよ。はじめてだから、
どっか邪魔にならない打席をとってよ。」
と少し気恥ずかしそうです。

練習場の責任者らしい人が、
「奥様ですか、これは失礼しました。いつも○○
さんにはお世話になっています。じゃあ、今日
はレッスンが休みですから、二階はどうですか。
まだ一人しかいませんから、ゆっくり練習してく
ださいね。」
と丁重に迎えてくれ、旦那もゴルフバッグを運ん
でくれ、ちょっとしたゲスト気分を味わったので
した。

練習場の二階打席は、ゆったりとしていました。
見渡すと、30、50、100の大きな数字が置
いてあり、一番奥のネットには150というプレ
ート板がかかっていました。
「おい、体ほぐしておけよ。」
と旦那は言い残して、ボールをとりに行きました。

打席のゴムマットの上でお母さんは背筋を伸ばしな
がら、
「運動するなんて学生時代いらいだわ、バレー部で
一緒だった、ミー子とヨッちゃんどうしているかし
ら」
などと青春時代の思い出の一コマが頭をよぎったの
でございます。深呼吸した練習場の空気がおいしく
感じられたお母さんでありました。

「ぼちぼちやるぞ。」
とぶっきらぼうな言い方でお父さんは、お母さんを
うながしました。
手をクラブに添えて、なんだかややこしい握り方を
しろというのでした。野球のバットの握り方とまっ
たく異なります。
こんな窮屈なかっこうで、ゴルフってやってるの?
テレビで見るゴルフと違うのかしら、とお母さんは
思いました。

お母さんは、お父さんに見守ってもらいながら、も
くもくとボールを打ちました。
「そんなにキツク握るんじゃない」
とお父さんは言いますが、手の平はすぐ痛くなり、
紅くなっています。
でもお父さんが、
「同期の山田くんの奥さん、ゴルフのハンデ20に
なって、みんなの人気ものだよ。」
と言っていたことを想いだし、ムラムラと闘志を沸
き立たせたのでありました。

このあと、お母さんの闘志とは裏はらに、夫婦の
危機を迎えることになったのであります。
いかしてそのようなことになったのでありましょうか。
それは、あしたのコ・コ・ロだ!

夫婦について考える。(その1)

2007年04月07日 | 日記
(ちょいと今回は、懐かしの小沢昭一さんのDJ風で、
 お読みください。)

何かの折、女房とショートコースを回ったことを、男の
同級生たちに言うと、
「女房がようゴルフしてくれたなぁ」
と羨望のまなざしでした。
いい歳をした一家の主たちが、女房との関係では、意外
と気弱な面をもっていること現しています。

ゴルフをしている同級生の女子は、すべて旦那もやって
「いる」、または「いた」のでありまして、ゴルフを我
が家に持ち込んだのはご主人様でありました。

で、先の野郎どもは、なぜして、羨望のまなざしをした
かと言いますと、奥様を一度や二度はゴルフを誘ったの
でありました。子育ての真っ最中、お父さんだけがゴル
フに夢中になる言い訳もかねて、
「おい、今度の日曜日、ゴルフ場へ行ってみないか。ゴ
ルフ場は広くて、のんびりしていいぞ。」

お父さんからの意外なやさしい言葉に、お母さんも、
「じゃぁ、一回ぐらい行ってみようかしら」
いつもはお父さんばかりで、私なんかゴルフなんてした
ことなかった。青い空の下で、のんびりと白球を追うな
んて、想像しただけで気持ち良さげです。

はじめてコースを回るのもなんだろうからと、土曜日の
午後、練習場へ行くことになりました。お母さんはもう
ウキウキです。日ごろは着ない赤いTシャツなんか着たり
して、
「ちょっと派手よ、お母さん」
と長女から言われても、気にすることなく
「あんたと出かけるんじゃないんだから、今日はオ・ト・
ウ・サ・ンと、ゴ・ル・フなんだからね」
と返事したのであります。

お母さんのクラブは、お父さんが友人から借りてきてく
れた白い色のバッグです。ひょいと車のトランクに詰
め込んで、20分ほど離れた練習場へと、出発進行。
日ごろは頼りないお父さんが、今日はなんだか頼もしく
感じられるのでありました。

この後、どうなったのでありましょうか。
それは、あ・し・たのこころだ。

「女房マネージメント」

2007年04月06日 | 日記
店を2軒もっている友人の店主に
「なぜ店を出店したの?」
と尋ねたら、そんなこと判っているじゃないかとばかり
こう答えた。
「女房がいる店に、いつも居たくないじゃないか。」
おせっかいな話だが、この友人の夫婦仲は悪くない。

若い頃受けた経営コンサルタントの講演の言葉に、
「経営マネージメントの最初は、女房である。」
とあった。
初老のコンサルタントが言った言葉を、まだ二十歳代に聴
き、へぇ?と思ったが、紳士然とした有名なコンサルタン
ト先生も、女房マネージメントに苦慮した時代があったの
だろう。

男女同権は当たり前で、しかも夫婦別姓が普通のこととし
ている時代になっても、まだ若干、男が強い立場にいるも
のとみえる。立場的に強い立場、上のポジションに居る人
物の癖は、下の立場、弱い立場に居るものが良く知ってい
る。
理由は簡単、それだけ被害をこうむるからだ。
社長の癖は従業員が知り、旦那の癖は女房が知っている。
社長は3年経っても従業員の癖を知らないが、従業員は3日
でボスの癖をしるところとなる。

男と女が居て、それが長年夫婦ともなると、お互いの手の
うちを知り尽くしている。夫婦でどちらが上だということ
はない。ただ世の中の仕組みが、旦那の署名やハンに意味
を持たせているから、なにか用事となれば旦那が必要にな
るだけの話だ。いろいろ起きる”用事”に対処していくに
は、どうしても旦那の手が無くてはならない。そのことを
ご存知の女房殿は、旦那の癖や性癖を利用して操縦してい
くから、家庭はなにごともなく存在できている。

弱い立場にいるものは、したたかでなくては生きていけな
い。大企業で育ったサラリーマンより、零細企業の従業員
が、逞しくなるのは、そういう訳だ。良いぶどう酒は、や
せ地にしか育たない。
これを男と女の間に当てはめると、そりゃ女、ましてや
女房に勝てる男など存在できるはずがない、と、きわめて
当たり前のことにきづく。

「女房マネージメント」
こんなもの誰が考えたのか。
夫婦の戦いに連戦連敗の男が、空想した絵空事にしか
過ぎない。すべては春の夢だ。

そうは思いながら、ひとりでゴルフはできないから、女房
にもゴルフをやってもらおうと、マネージメントじゃなく
お願いした、ほなさんでありました。

5円玉練習機

2007年04月01日 | 日記
「5円玉のパター練習機」が面白いので、そのネタ元を
勝手に、本人に断りもなく、無断でみなさんにご紹介し
ます。

塩田 幹雄さんのブログで紹介され、
「たけちゃんの4パット日記」でその実践模様が描かれ
ています。

塩田さんという方は、ゴルフのインストラクターを本業
にされ、ブログの3月27日「横揺れ防止帽子」
に紹介されたものです。
塩田さんのブログ

「たけちゃんの4パット日記」