ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

対面販売がしたい(4)

2016年11月20日 | 日記
ほなさんの話は30分の予定が45分かかって
しまいました。後ろでビデオを回している
責任者の部長さんに一言お詫びを言いに行き
ましたら、
「聞いている会員さんの熱気がすごくて、
 まだ話を聞きたそうでしたよ。」
と言ってくれましたので、まぁ一安心です。

今回は旅費交通費という足代を出して下さっ
たので、自分の言いたいことだけというより
、会員さんが知りたいことが少しでも聴けた
かしら、というのが気にかかりました。

このあと数社メーカーさんから説明がありま
した。いくつかのメーカーにアポイントをと
ると、
「衣料品店では、福祉用具関連品などは
 売れないだろう。」
と断わられてきましたので、今日来てくれた
メーカーさんは貴重です。

ほなさんの提案は、地域密着でやっておられ
る小売店さんが、介護用品・福祉用具の商品
知識を身につけ、なじみ顧客のお世話をする
つもりで相談・選定するなら、売場に尋ねる
人のいないホームセンターさんや、商品に触
ることのできないウエブショップさんらとは
異なる商いができるのではないか、というも
のです。

団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題
を知るにつけ、政府や従来の介護関係者のル
ートだけでは足りないと考えるようになりま
した。それが介護保険外商品を扱うという品
揃えです。
要は2025年問題への対応策は、いくつもの
ルートと対応策が必要です。

これはほなさんの持論ですが、
「人が生きて行くためには、無駄も含めいろ
 んなものが必要で、選択肢は多いほうが良
 い。」
と思ってきました。しかしスモールビジネス
ゆえの苦しさはあり、それ単体では維持でき
ないと思いますから、従来の小売店の遊びの
スペースで展開しなければなりません。

そして商品販売を通じて、もっとも重要なこ
とに気付かされるようになります。

対面販売がしたい(3)

2016年11月19日 | 日記
話がそれますが、少し前に「地域連携会議」が
ありました。
国の方針「地域包括ケアシステム」、これに沿
って地域での「会議」です。熱心にやっておら
れる病院・施設があり、ほなさんも何度目かの
参加でした。

拠点病院の医者や看護士、療養病院の関係者、
施設の介護士や、在宅のケアマネジャー、デイ
やリハビリの担当者など、それぞれの専門職が
集まり、介助対象者を地域で支えるための横の
連携を作ろうというものです。

ほなさんのグループには、私の申し込みが早か
ったために、普段は絶対に顔を会わせることな
い大病院の院長先生、偉い女医さんらが陣取り、
来てはいけないグループに入ってしまった、、、
と思いつつ、話を伺いました。

この人らは、年収ウン千万、あるだろうなぁ。
それに比べてほなさんは、年金頼り、、身の置
き所がありません。
でも歳をとると、まぁしゃあないワイと諦めも
つきます。

この日もまたいろんなことを教えていただきま
した。

話の一部は、ここでおしえてもらったことを話
そうと決めてましたので、「地域包括ケアシス
テム」の周辺にわが店のポジションを置き、活
動的なシニアも、そうでないシニアも地域の中
でサポートしたいなぁということをお話ししま
した。

そして介護保険品は介護ショップさんに任せ、
保険外の福祉用具や一般の商品群をやりません
せんか、とお話しました。
介護の立ち位置からみると、そういうユニバー
サルデザインの商品もたくさんあり、値段も高
くないものがあります。


対面販売がしたい(2)

2016年11月10日 | 日記
大阪の会場へ行ってみますと、主催者から前もって10数
名参加と聞いていたので、車座でお話をしようと考えて
いましたのに、スクール形式で机が7列も並んでいまし
た。会議室が机とイスでいっぱいでした。

ええっ!そんなに参加申し込みがあったの?
申し込みが少ないもんだからと、気を遣って声をかけて
くれてたのかもしれません。そうだったら申し訳ないね
ぇ。

講演に慣れていないほなさんは、前もって何度も書き直
した文章を読めばいいだろうと考えていましたが、演台
があり、マイクを持たされ、ホワイトボードを背にする
と、書いたものを読んでいくことなどできません。

こりゃもう腹をきめ、ホワイトボードに書き込みながら、
出たとこ勝負で話を進めるしかないワイと、学生時代の
授業を想い出したのでありました。

持ち時間30分だけど、家での読み上げ練習では、ギリ
ギリいっぱいかかります。主催者に予定オーバーしても
堪忍してね、と頼んでおきました。時間通りにみんなが
続々と入ってきます。見知った顔が半分くらい。

主催者になってくれた役員さんが、一番前の左端で見て
くれており、会場全体の視線がほなさんひとりに集まる
ようになってはじめて、こんな話を引き受けたこと自体
を後悔したのでありました。

一年で一番の繁忙期に、ツマラナイ話だったら申し訳な
いなぁ、ほなさんの独りよがり話かもしれないしなぁ、
と思いつつ、ふと、最後尾のビデオカメラが廻っている
事にびっくりしつつ、、、司会者の紹介でマイクのスイ
ッチを入れました。