ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

自意識過剰の行き着く先は

2008年04月29日 | 日記
「おーい、雲」
と叫びたくなるような快晴です。
ゴールデンウィークをいかがお過ごし
でしょうか?

平日しか休めない、ほなさんは、今日
も仕事であります。だから、仕事以外
で、人ごみの中をどこかへ行ったこと
など、めったにありません。
だから、映画館に入場できないことが
あったときはとても驚きでした。

ゴルフ練習場でもそうです。
平日の練習場はとても閑で、タイムサ
ービス時間以外なら、どこでも打てま
す。それが最近、週末の夜などゆくと
駐車場がほぼ満車、それを観ただけで
帰ってきました。混んだ中で練習した
ことないから、とても気を遣いそうで
すからね。

ギッチョのほなさんは、右利きの人と
向き合いながら打ちます。お見合いの
状態です。いちいち相手が打ったのを
見て、合いの手をいれるタイミングで
ボールをセットすることになります。
これって、セットしたら相手に早く打
てと頼んでいるようで、お互い、けっ
こう気になります。

後ろの人とは背中合わせになります。
長いクラブがからみあわないように、
これまたタイミングが気になります。
だからギッチョは、前の人と後ろの人
の両方を見てゆくことになるので、混
んでいるときは、そればかり気になり
練習どころでないのです。

練習場で右端の場所になると、アドレ
スすると、全員がこっちを向いて、私
を見てます。

あたしゃスターですか、
自意識過剰に拍車がかかります。
こういう時は、へんな癖にさらに磨き
がかかりますから、練習しないほうが
いいのです。

変な癖-->思ってもみない球筋-->
慌てる-->原因を追求する-->対処策を
講じる-->さらに酷くなる-->焦る-->
信じられない球筋になり治らない-->体
が痛くなる-->諦めて、泣きながら帰る
-->夢でも泣きすぎ、翌日、目が腫れる

これがいつものパターンです。
そう思って、混んでいるときは練習し
ないようにしてます。これも自分とい
う人間を知ってきたからです。
ゴルフは、己の性格がでますからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都合の悪い真実

2008年04月25日 | 日記
松コース5番(348Y、パー4)の記憶を
蘇らせることはできない。
普通は、たいていのコースの特徴に沿って、
あとで図を観ると、だいたいこうだった、
あそこで失敗したとか思い出すものだ。

ところが5番は、グリーン上の衝撃が強す
ぎて、その前後の記憶がとんでしまったよ
うだ。
そのさまは、初恋の告白をしたかどうか
と同じで、その瞬間をどうしても思い出せ
ないのだ。

初恋は、小学校でのことだった。
好きで好きでいたはずなのに、何を話した
か、どんな風だったか、今も思い出せない
でいる。
あなたの場合はどうだったでしょうか。

結論からいうと、ほなさんは、あれほど好
きだったのだから、告白をしたんじゃない
かと思いますね。
だが、記憶にないのは、ふられたショック
が、苦しい過去を押しやっているのじゃな
いか、想像している。たぶん、拒絶された
んだ、と思うしね。

そうやって悲しい記憶や、都合の悪い真実
を、絶対に思い出せない脳の奥底へと沈め
て、今日も生きてゆこうとしてるうようで
す。

松の5番は3、4打目がオーバーし上のラフ
に転げ込んだ。おわん状のグリーンだから、
いやだなぁと思いつつ打つと、今度はグリー
ン下まで転げ落ちた。以後はピンボールゲー
ムだった。パットしたボールは、また元のラ
フへともどる。4打かかってカップイン。

その間に、Tさんが調子を上げてきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヨイショ君』誕生

2008年04月25日 | 日記
ユーティリティ5番のクラブは、別名「
いつでも快音くん」という名にしようか。
いやいやそれだとナイスショットを連想
してしまうから、
「音だけ君」か、
イッコーさんなら、
「どんだけー」か?

ほなさんにしてみれば、タイコもちの
「旦那さん、ナイスショットでゲスよ。
あんなに良い音させたら、周りの女性が
ほっとかない。この色男、ツネツネしちゃ
う。うーん、でもよく観たら方向が違う
でゲス。もう1球ですな。」
というのに近いから、ここはそのまま
『ヨイショ君』にしよう。

自信の無い方、またこのところ自信を
喪失気味の、そこのあなた!
ほなさんのように友達が少なくラウンド
しても、誰も声をかけてくれない方など
にも、○○フ5の『ヨイショ君』をお勧
めします。製品の品番ついては、ここで
書くと営業妨害と言われかねないですか
ら、ほなさん宛にメールをください。必
ず返信いたします。

さて、4番ホールは6打目でグリーンに
オンし、2パット。計8打となってしま
ったのでした。

朝の出だし、ボギー(+1)、ボギー(+
1)、パー(0)というかつてない絶好調
が崩れていったのでした。
そして次のホールでは、もっとひどい
ことが待っていたのでありました。

あー、ぐやじい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「朝、殺人に気づく」

2008年04月24日 | 日記
ある人の情報をネットで検索していたら、
同姓同名、プロフィールまで似ていたものだ
から、ブログに了解もえずコメントを入れた。

すると全くの別人であることがわかり、丁重な
説明をうけた。
いつものおっちょこちょいな性格が出たのだ。
突然の乱入という失礼なことをしてしまったも
のだと思うのだが、まぁこれもネット社会のご
縁と割り切っていただくことにした。

世の中に知人は多い方が良いし、第一、べっぴ
んさんの知り合いは一人でも多くいたほうが、
人生は豊かになる。

べんちゃらでなく、神戸・北野の異人館や三宮街
の写真がのっていて、女房や娘と行ったことを、
懐かしく想い出したのだった。
神戸へまた行ってみたいなぁ、そんな気持ちに
させてくれたブログだ。ジャンプして下さいね。

  ブログと公演のお知らせ

劇団G-フォレスタ「6月公演」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「転ばぬ先の杖」はどこで売ってる?

2008年04月23日 | 日記
「転ばぬ先の杖」ということわざがあるが、
このホールのほなさんは、
「転んだ後から落石」になってしまった。

待ちくたびれたあげくのティーショットは
右の谷を本能的に嫌い、左の林を越えてい
った。そこは広い空き地となっていたが、
目の前には背の高い林があり、グリーン方
向をさえぎっていた。

林を越えてゆくことはできないから、林を
右に迂回して行こうと思った。うまく飛ぶ
ならグリーンの右側のラフがある、そう計
算したのだ。

右足下がりの前あがりにボールはあった。
5番ユーティリティを出し、頭から叩き込
むように打てればと思ったのだ。
「キーン!」
と音が周りの山にこだました。音は良いが
方向が違う。

「あら、、、」

良い音がしたから、同伴者は早々と
「ナイスショット!」
と叫ぶ。

しかし球は、前の林どころじゃない、もっ
と左の林の向こうへ、球は消えていく。
その後は、みんな無口になった。

このユーティリティというクラブは、ゴ○
フ5の製品だ。フェアウエイウッドがあま
りに当たらないものだから、買った代物だ。
なにせアイアンだけでは、ゴルフにならな
い。
いやもっと正確にいうなら、フェアウエイ
ウッドを買いにいったら、ほなさんのスイ
ングを見ていた販売員が、一言、
「まだ打てない。」
からと、ユーティリティというクラブを
勧めてくれたのだ。

それ以来、このクラブをいつも入れている。
この特徴は、ヘッドのどこかに当たると、
会心の音が出るのだ。気分よくなるから
大好きになった。

でもそれで困るのは、今回のような時だ。
あまりに良い音がするから、飛んでゆく
方向も本人の意思を反映していると、誰で
も想像するのだが、実際は、
そんなの関係ねぇ!だった

気分を良くさせる「太鼓もち」ような芸当
でキーン!という音が出ているに過ぎなか
ったのだ。
さっきの球は、間違いなく OB だ。
ええーっと、次は何打目だっけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人事とは、、、

2008年04月22日 | 日記
とても他人事とは思えませんね。

「それでもしたい」

(もとみやあゆみさんの第114話)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初パー

2008年04月22日 | 日記
ボールの地点までゆく。そこから見える
景色は、まさしくTVで観た光景だった。
お、やっぱり間違いなし!
フェアウエイは大木を背に直角に曲がり、
その先は下り、グリーンは受けていた。

ほなさんの二打目は、グリーンへ向けて
打つことができる場所だった。Mさんの
球はフェアウエイにあるのに、木を越え
てゆかねばならなかった。
Tさんは、左の林で格闘していた。

ほなさんは、ショートアイアンでグリーン
を狙う。届かなかったが、それでもすぐ傍
だ。乗っても乗らなくて良いのは、とても
気がらくだ。
ウグイスが元気に鳴いている。風もやさし
く感じられる。

グリーンの傍で待っていると、Mさんが
ピンの奥に乗せてきた。Mさんの寄せは
さすがにうまい。
「ナイスオン!」
とほなさんは大声を出した。Mさんは、
傍にきて、
「4オンじゃ。」
と言い、疲れた顔をして見せた。

Tさんがグリーン近くにくるのを待って
ほなさんが寄せをする。
十分な時間があって練習できたせいで、ザ
ックリもなく、ボールはピン傍20cmに停
まる。
「うまい、ナイスじゃ。」
とMさん。そして、
「思っていたよりうまいわ、ほなさん。」
と付け加えてくれた。

ゴルフ友達の少ないほなさんは、それを聞
いて、ほっとした。この調子なら次回も呼
んでくれそうだからだ。
このホール、ほなさんは初めてのパーをと
る。Mさん6、Tさん7。

こいつは幸先良いぞ!と思われた瞬間、幸
運は、ポロリと手から逃げたのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニ打目を考える

2008年04月21日 | 日記
初めてきたコースが、どこかで観たと思え
るのは、奇妙で複雑な気持ちだ。
ティーグランドから見える景色の中に、打
ち下ろしのコースと左側に大きな木がみえ
た。

本コース体験の少ないほなさんであるのに、
なぜか、平面のコースガイドが、左カーブ
をきったとたん、直角にそのまま落ち込む
ように思えた。

それでようやく、あれ?このコース観たぞ!
立山光弘プロが、バックティからあの
木の上を狙って打ったことを思いだした。
レイクフォレストのツアーにもなっている
「ゴルフ武勇伝」のコースだった。
立山プロは、大木を越え、グリーン手前の
段のところで止まったはずだ。あの木のと
ころまで行ってみなければ、本当にそうな
のか、単なる思い違いか、判らない。
でも、ここは、自分の予想の通りに打って
みよう、と思った。

このコースは、ほなさんの飛距離では、右
サイド狙いが、ニ打目のことを考えるなら
正しいと思われた。コースの左側からは、
その大きな木がドッグレッグの根元にあた
るため、グリーン方向がブラインドになり
狙えないのだ。

二打目のことをおもって、ティーショット
をしようとしたことは、ほんとに初めての
ことだ。そんなことを考えている自分が不
思議だった。

Mさんが打った。まっすぐ飛んだ。フェア
ウエイ中央。でも、距離が出ない分、あの
大きな木が邪魔になりそうな予感がした。

ほなさんは右側のラフに突っ込んでゆくつ
もりで、ひっかけかげんにティーショット。
球は上がらず、見事に右側の傾斜面にあた
り、転げ転げてフェアウエイ近くのラフで
止まった。

Tさんは、当たりは会心のもの。しかし、
方向が悪い。いってはいけない左の木の手
前。林の中に転げ込んだもよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コース攻略のひらめき

2008年04月20日 | 日記
パー5のロングホールを4打でグリーン
オンし、2打でカップイン。Mさんも同
じだった。Tさんは本調子でなく、気が
焦ってダフリ、8打となった。

2番ホールは145Y、パー3。

Tさんは池に入れ、このホール6打。
ほなもMさんもグリーンに届かず、手前か
らアプローチした。2オン2パット。
第一組なので、各賞の準備の旗を持参して
いるが、そっとグリーンの外に立てるだけ。

ニアピン賞がかかるホールであるのに、仲
間はずれとは根性ナシだ。三人ともうな垂
れて次のホールへ。

3番ホールは、急激な下りドッグレッグだ。

「あれ?このホールTVで観たぞ。」
と、ほなさんはティグラウンドで呟いた。
サンTVのゴルフ番組でプロ達がやっていた、
その光景が、頭に浮かんだのだ。
この攻略方法は判った!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男まつり

2008年04月19日 | 日記
Mさんは70歳なんだから前のゴールドテ
ィ(?)から打つべきものを、どうした訳
か、白ティから勝負する。球筋はきれいな
真っ直ぐだった。前から打ったら、きっと
スコアは良くなるはずなんだが。
そして、
「飛ばなくなったもんだ。」
と嘆いているところをみると、まだまだ
本心では飛距離を諦めていないようなのだ。

齢70歳になろうとも、まだ前には行かぬ、
というMさんの意気込みに、現役の「男」
の闘志が燃え滾っていた。

大きな体のTさんは、若いときは野球をや
っていたというから、まともに当たればそ
うとう飛びそうだ。だが、しばらくクラブ
を握っていなさそうだった。ゴルフおきま
りの、その手の「言い訳」をいっさいしな
い人だった。その分、負けてなるものか、
と思っているのは間違いない。

ほなさんはほなさんで、日頃は絶対に自慢
できることない「ドライバーの飛距離」に、
はじめてライバルが生まれたことへ、大層
な充実感を感じていた。

それぞれが「負けてなるものか!」と心に
抱き、勝負する、これがゴルフの真髄だ。
こうでなくっちゃ面白くない。
今日は、
56歳、65歳、70歳の男の祭。
男の意地が、ぶつかり合うケンカだ。
まっこと、よう見ときんしゃい。

 (どこの生まれだ?
  皆ええ歳して、体悪くしないでね)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする