ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

狐と狸「合戦始末記」(3)

2015年01月25日 | 日記
ゴルフをするようになり、周囲に感じたことは、
歳をとるにしたがい若くなるレディース達(暴
走族ではありません)と、そのまま老け込んで
ゆくシニアの多くの男性たちです。この差はい
ったいなになのだろう?と思います。

今どきの派手なレディースの服を背中からみて、
若さを期待して前に回ると、年齢以上の「妙齢」
のおば様方にオドロキつつ、どこまでも元気が
あって良いものだと思います。
本人がスポーツを楽しんでいる!ってのが判りま
すからね。

反面シニアのおじ様は、日に焼け、色褪せした帽
子に同じく日焼けし茶色に見える、元は黒色だっ
たであろうベストを羽織り、下は裏フリースのシ
ャカパンという井手達。頬や口の周りの無精ひげ
は、ごま塩のゴマも半分白ごまになってしまった
もよう。前の状態を推理することが必要です。
コナン君に来てもらわなくちゃいけません。

寒風吹きすさぶ日は、水っ洟たらしつつパター
をするものだから、あーあ、なんとも汚らしく
なり、我ながらイヤ気がさします。

年齢を重ねるということは、良いことは何一つ
あるはずなく、ほなさん狸のごとく、若いころ
から「服屋の子なんだから、きちっとしなさい」
と注意されてきたようなダラシナイ者は、さらに
気をつけないといけません。

それで今回の同窓会に来ていく服を考えてみると、
もう永く長ーく着ているものばかりでありました。
10年前と同じ服では、元服屋の沽券にかかわりま
す。
それで、ジャケットを買いに行くことにしました。
残り少ない年金の残額を気にしながら、、、。




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狐と狸「合戦始末記」(2)

2015年01月16日 | 日記
娘ぴよ、ほなson、ほなさん狐へと、温泉話が
伝わるには、ほんのわずかの時間があれば十分
でした。

LINEという現代のホットラインが、ほなさ
ん狸の知りえぬところに敷かれているからです。
家長の知らぬところで話がささやかれているこ
とは、今回始まったことでありません。そして
それは、ホワイトハウスとクレムリンの間以上
の速度と情報量のことが行き来しておることで
ありましょう。知らぬは、家長ばかりなりであ
ります。

ほなさん狸の収入源は、頼みの綱の年金です。
口を滑らせてしまった以上、12月に入ってくる
であろう2か月分の年金から使うほかないなぁ
と覚悟を決めたのでした。ほなさん狸の苦心算
段など、家族は興味がありません。知りたくも
ないようです。

ほなさん狸の心配は、まだあります。
お正月には同窓会もあります。会費がいくらで、
二次会、三次会と流れていくとなると、それな
りに用意せねばなりません。今回は幹事なので
す。せっかく行くのに、見栄が張れないようで
は、幹事の権威がないというものです。

若いころのように、おしっこに勢いがなくなっ
て、時折、出ているかどうか判別つかなくなっ
ていても、お金を出すときは、さっと出さねば
「幹事」の権威は失墜します。たとえ恍惚の人
となっても、通りすがりのお姉ちゃんに口笛を
吹きたい、男の見栄を忘れてはいけないのであ
りました。

この正月は、何かと物入りになりそうですが、
家族に対しても、いったん口外した以上、金の
算段は見せてはいけないもの、親父は辛いなぁ
とそっと空を見上げたのでした。
夕暮れの空に、宵の明星が、くっきりと輝いて
いました。










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狐と狸「合戦始末記」(1)

2015年01月12日 | 日記
平成27年も年が明け、日々を粛々と過ごして
いるわけですが、これも女房殿=ほなさん狐
(妻)のおかげと言えるところが大であると、
本心より感謝いたしております、です。はい。

さてその顛末を、恥ずかしながらお伝えしますと、
いえ仇が取りたいと思っているではございません
よ。ほなさん家のドタバタ、相も変わらずの模様
をお伝えしたいだけのことであります。

それは昨年の秋も深まる頃のことでございました。
ほなさん狐が、ほなさん狸(夫)に、
「正月は娘のぴよだけが帰ってくるそうよ。」
と告げたところから始まりました。

娘の「ぴよ」という名は学生時代に、親鳥の後を
数羽ついていく雛鳥たちのお散歩の最後尾、一羽
だけさらに遅れたよちよち歩きの雛鳥に似ている
ところから、娘の友人たちが付けてくれた愛称で
す。ほなさん同様、ぽーっとしたところがありま
す。

大家族を良しとする、ほなさん家の影響からか、
ぴよが選んだ先は、祖父母夫婦までご健在の大所
帯です。ぴよは祖父母まで同居している大所帯に
かえって安心感をもつようで、そのあたりは、ほ
なさん狐が嫁いできた折にも、同じようなことを
申しておりましたっけ。少ないよりは多い方が、
何かと助け合いができますから便利ですしね。

「ぴよ」には、嫁いで2度目の正月になるのですが、
ここ数年ずっと旦那となった彼氏と一緒に、赴任
先より帰ってきて、正月を実家と夫宅で半々に過
ごしておりましたので、徳島に帰省するなら今回
も夫婦一緒だと思っておりました。

それには彼のお父様の配慮があったそうで、娘一
人が帰省するなら、こんな機会もないからと、
「家族で温泉にでも出かけようか。」
と、ほなさんはうっかりと口に出しますと、
「賛成!」
すかさず、ほなさん狐は返事をしました。

言ったあとで、
(費用はどうすんの?誰も出さないぞ、おいおい)
とほなさん狸は心の中で反省しましたが、もう遅い
のでした。メカ音痴のくせに、母娘のLINEは
常にオープンで、1分も経たないうちに、
「やっほーい、おんせん、温泉、日本食。」
ぴよからの返事です。


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謹賀新年(ツー)

2015年01月07日 | 日記
タイトル「謹賀新年」が続くとは思っておりませんでし
たが、「かなめ」さんが嬉しいカキコをしてくださった
ので、
懐かしの「三平師匠」にちなんで、
「おしょうがツー(2)」というつもりで、これを書きます。


かなめさん、
ご挨拶ありがとうございます。
遅々として進まない、ほなさんのブログを永くご贔屓に
していただき、誠にありがとうございます。

>今年はまた、別な仕事に就きました。
これまた新展開ですね。
おめでとうございます。
ご活躍してください、祈っております。


さて、
ほなさんは新しい事をはじめてもう2年になりました。
まったくの素人でしたから忙しさも楽しく、また一方は
年金受給者の片手間仕事、それも半分ボランティアと割
り切ってスタートしたことなんですが、間違いなく真剣
な2年間となりました。

手に職をつけたことのない商人の私に、資格仕事ができ
るかしらん? お客様は来てくれるかしらん?
と思いつつも、ほなさんができる程度の仕事がポツリ、
ポツリ、と。 ありがたい、ですね。

かつて若いころの自分の店の開店の前日と、そこに初め
てお客さんが来てくれた日を思い出しました。
サラリーマンなら、初出勤の日でしょうか。
少しでも誰かの役に立ちたい、そんな熱い気持ちが自分
にも流れていたことを。

亡くなったわが師は、
「本日開店」の日に思った熱い心と「おかげさまで」の
感謝の気持ちさえあれば、何事も必ず成功できるから忘
れるんじゃないよ、と言っておりました。
昨日のことのようです。

人生訓という、人生を送るうえでの「秘訣」(ノウハウ)
を教えてくれる方は、時代的に少なくなったようです。
若い時に悩みが深かったほなさんは、その苦しみのおかげ
で、自分自らが変わっていくことを知り、良い方々に出会
うことができました。

社会変革に時間はかかりますが、自己変革はすぐにできま
す。柔らかい頭と、しなやかな心で、ひょい、ひょいと自
己変革(おおげさに考えず)をしながら、逞しく生きてい
きたいですね。

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謹賀新年

2015年01月06日 | 日記
昨年もまたいろいろお世話になりました。

今年もご面倒をおかけしますが、

飽きずによろしくお願い申し上げます。

              ほなさん


平成27年 お正月
コメント (1)
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