ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ひとり参加のゴルフで(3)

2020年07月20日 | 日記
男性は自分だけの世界に陥りがちなのかもしれません。
年寄りだけに限りませんが。

某週刊誌の記事には「高齢者は孤独を楽しめ」とあり
ましたが、そうでなくとも「ひとりだけの世界」に閉
じこもり、死亡して数日間してから発見された、とい
う話はどこの過疎地にでもある話となりました。

週刊誌の記事にある通り、「同窓会は自慢と見栄の張
り合い」「成功者が大きな顔で参加」とあります。こ
ういう批判的な書き方は事実でしょうから理解できま
すが、人間のする話というものの多くは、たぶん80%
以上は自慢話か愚痴でないだろうかと思うのです。

自慢話を聴くのが嫌なら、誰とも会えません、どこへ
も行けません。それこそ独りで居なくてはなりません
ね。しかしわが身を振り返ってみると、これもまた自
慢話のひとつやふたつ、思わずやっているのじゃない
でしょうか。遠慮せずに、堂々と自慢話をやってみま
しょうよ。同じするなら、大きい方が話は面白いもの
ですね。

高齢者の「デイサービス」での会話は、ほとんどが子
供や孫自慢、病気自慢です。
人は高齢者になるばなるほど「見栄やプライドが大事」
といいます。それから「色気」も必要です。
若い時以上に、これらのものが必要なのです。
それはそういう装飾が無くなれば、醜悪さがモロに見え
るからかもしれません。

自慢と見栄、色気を失わずに生きて行きたいものですね。




ひとり参加のゴルフで(2)

2020年07月16日 | 日記
同伴のお二人は実に上手い、上級者でした。
ほなさんは、ひとりあっちのラフやバンカーをいく
「測量ゴルフ」を展開しています。
それでもインの10番ホールは2打目をバンカーに入
れながらも、3打目をカップ近くに寄せ、パーを拾
ったのでありました。

「今日は行けるぞ!」
密かにこころを強くし、あとの二人のパターを待ち
ました。2オンの好々爺じいちゃんは難なくパーをと
り、もうひとりのパターを待ちました。
慎重な構えから繰り出したパターヘッドは、ボールを
順回転で押し出しカップめがけて転がってきました。

「来い、あ、おしい!」
ほなさんが思わず声を出したほど、ほんの2cmばかし
手前でボールは停まったのでした。

「喧しい!黙っとれ!いちいち煩い。」
と〇〇さんはホール中聴こえるほどの声で叫んだのです。
ほなさんは驚きました! そして
「声を出してすみません」
と謝り、次からは遠くから見守ることにしました。

その光景に何か言わねばならないと感じたようで、
好々爺じいちゃんは、
「あの人はいつもは上手いんじょ。今日から前のティグ
 ランドへ移ったもんだから、ベストスコアが出るもん
 だと、、、、。ほんとうは上手いんよ。」
とほなさんに教えるような、言い訳をしたのでした。
 
もうそれからは、ナイスショットしてもパーセーブがあ
っても、終日無言のゴルフでありまして、なお付け加え
るなら、ほなさんはカートの運転もすることなく徒歩ゴ
ルフに徹することができました。
おかげで目標歩数を大幅に達成できた!ので、健康には
良い有意義な一日でありましたが。

この〇〇さんという同伴者を離れて見ると、身なりはい
いが、いかにも難しそうな顔つきで、長年、客商売をし
てきたほなさんが気付かないとは「迂闊」と反省しまし
たが、この日以来、ひとりゴルフに参加を申し込むこと
はなくなりました。
ちょっと怖いな!と正直思います。

それもどこかのネットから申し込んでいたなら、こうい
う失敗もあるでしょうが、フロントに頼んで入れてもら
った結果ですから、ねぇ。

年金生活の少ないこずかいの中から、月に一度か二度し
か行けないゴルフ、貴重な福沢さんや野口さんにお出ま
しいただきながら、気ばかり使わなくてはならないのは
困りますから、このゴルフ場に次の年会費を払うことは
辞めようと思いました。

そうかといえば、昨日は、某ゴルフ場のキャディさんの
家族の方に偶然お会いしたら、
「いつもありがとうございます。△△ゴルフ場のキャデ
 ィ〇〇の母です。」
とお礼を言われ恐縮してしまいました。
滅多にいかないゴルフ場なのに、ほなさんを覚えていて
くれてありがたい限りです。

キャディさんがほなさんを覚えているのは、
〇「ファーーー」の回数が断トツに多かったから、
〇コースの行っていけない場所を教えると、どうしたわけ
 か必ず行く性質(たち)だから、
〇ティグラウンドの10米先に球がある時点で、すでに10打
 を超え打数を覚えていられなかったから、
〇年に一度しか来ないのに、いつもここの社長と一緒に廻
 ったぞと偉そうな態度だから、
〇ほなさんが風呂を使うと石鹸とトニックの減りが異様に
 早いから、
〇口が臭い

さてどれでしょうか。
あ、そうそう
〇笑えないギャグを言うから、
これもありました。では。

ひとり参加のゴルフで(1)

2020年07月15日 | 日記
ゴルフの申し込みは、最近は一人でも参加させてくれ
るようになり、気儘なほなさんにはありがたい限りで
す。

ゴルフは三人の友達がいるよ、と言われてきたスポー
ツです。でも最近は一人参加の者たちが三人集まれば
スタートさせてくれるところもあったりで、急に閑が
できても大丈夫になりました。

ほなさんは高脂血症、高コレステロールを改善するた
めにゴルフというスポーツをするようになりましたか
ら、できるだけカートに乗らず、歩きを楽しんでいま
すと、同伴者と一緒に居るのは、ティーグランドとグ
リーンだけ、とかいうこともよくあります。

年末のこの時は、フロントに一人参加でお願いしてあ
ったので、当日の朝、スタートで同伴者と会いました。
ひとりは80代の好々爺のおいちゃん、
「女房をデイサービスにおくり出してきたわ。わしの
 ゴルフはデイサービスだわ。」
とこの場の掴みはバッチリ。

もうひとりはほなさんより少し上、今日から前のティ
から打てると勇んでいますし、そういえば朝からひと
きわ熱心にパター練習をしている方が、この方のよう
でありました。
残るほなさんは月に一度のゴルフで、ドライバーが当
たるかしら?と不安と期待を交差させつつカートに乗
りこんだのでありましたが、、、、。