ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

森優子さんの朗読(続)

2009年07月29日 | 日記
目から入る情報により、想像力、集中力は
かえって邪魔されることを知りました。
古来より人が楽しんできた想像の世界は、
視覚情報により、貧弱なものになってしま
ったのではないかとさえ思いました。

日本語の言葉のもつ力が、そのまま反映さ
れ、文章のすばらしさを伝えることができ
るのは、朗読ならではのことだと思いまし
た。

もちろんこれらは森さんの朗読技術による
ところが多いのでしょう。「杜子春」はか
なり遣りこんだ作品と、われわれにも判り
、いい仕事してるなぁ、とほなさん夫婦で
話し合ったのでした。

さて、そんな森優子さんの次回作は、
泣いてしまいそうですね。

「朗読劇場

    愛される 太宰 治 」

      於 徳島県文学書道館

日  2009年9月5日(土)
PM1:30から

 「海」 「おさん」

日  2009年9月6日(日)
PM1:00から

 「走れメロス」

PM3:30から

 「きりぎりす」


さらにその次は、
これがまた面白そうです。


「朗読活劇

   江戸川乱歩 」


2009年11月1日(日)

徳島県郷土文化会館大ホール

開場 15時30分

後援 東京労音 ギター文化館 NHK徳島
  四国放送 徳島新聞社 松戸演劇鑑賞会

 お申し込みは、杉本さん迄
   shoko_2005_sugimoto@ybb.ne.jp

森優子さんの朗読

2009年07月28日 | 日記
この春、森 優子(旧姓 大田)さんの朗
読会が、徳島県立城東高校の○○○周年記
念行事として行われたそうです。

ほなさんには、さっと頭に浮かぶ、会いた
い人が数人居ましたが、その一人が森さん
でした。
最後に話したのが30歳ぐらいの時で、立ち
話をした記憶があります。それ以前は小学
校の地域児童会です。
地域児童会では、同級生はわれわれ二人し
かおらず、家族中で親しくさせていただい
てきました。

この歳になると、今のうちにぼちぼち会っ
ておかないと誰しも思うのか、親交がもど
り、わざわざ尋ねてくださる方もいて、と
てもありがたいと思っています。

女房曰く、
「父さんの友達は、いつ会っても変わらな
 い、落ち着いた良いひとばかり。嫁も安
 心して会えるわ。」
と誉めてくれますが、これは女房だけじゃ
なく、母からも、
「息子はダメでも、おまえの友達はみな人
 柄が良く、そこだけは信用できる。」
と言われてきました。

昨年、地元で600人も集めた「怪談」の公演
を見せていただき、がんばっている姿勢に勇
気をもらい、一番小さな広告欄を引き受けま
したら、今回の母校(森さんの)での公演C
Dを頂戴しました。

 驚 く ほ ど 

        良 か っ た !


演目は、芥川龍之介の「杜子春」です。

カーステレオから流れる話に、夫婦が思わず
聞き入りました。頭の中をかけめぐる想像の
世界、映像がないだけに、その想像には際限
がありません。耳だけで聴くという集中力、
耳は心に直結していると思いました。これが
朗読の魅力ですね。

それをここで再演できないのがとても残念で
すが、昔、ラジオから流れる朗読が、なぜあ
れほど待ち遠しかったのか、その理由がわか
った気がしました。
機会があればぜひお耳を傾けますよう、必ず
や至福の時間になること、ドーンと請合います。

待ち遠しい、そう遠くない日のゴルフ

2009年07月26日 | 日記
いやあ、ものすごい雨が降っています。
7月もあとわずかだというのに、このところ多
いですね。
早く梅雨が明けて欲しい、そう願ってます。

お見舞いの翌日、癌手術の彼からメールが来て
「うれしかった。またメールください。」
とありましたから、
「治ったらゴルフやろうよ。去年末に大腸がん
 の手術をした○○さんとも約束してるから。」
と返事を書きました。

○○さんとも長い友達です。
東北のある町で、10坪程度の小さな店をやってい
た頃知り合い、お家で泊めてもらったことがあり
ます。南国生まれの私のために、布団を乾燥機で
温めておいてくれました。それを知らないほなさ
んは、東北の布団はどこも暖かいのだと思って
しまいました。優しい心遣いのできるご夫婦で、
あの布団の温もりは忘れることができません。

今は数店舗に増え、息子さん、娘さんもお店に就
職して繁盛しておられます。

今年の春、○○さんの奥さんにお会いし、降って
湧いた大腸癌に、苦労されたお話を伺いました。
そのとき、私は、
「ゴルフに誘っても構わないか」
と尋ねましたら、奥さんと傍にいた子供さんたち
が、
「ぜひ、誘ってやってください。」
と声を弾ませて言ってくれました。
彼とはゴルフしたことがありません。それだけで
もとても楽しみです。

それで○○さん本人に会う機会があり、その時、
「ゴルフやろうよ。関西でもいいし、四国でもい
 いよ。」
とほなさん。
「ゴルフなんか当分やってないから。実は鳴門の
 某ゴルフ場の会員券、持っているんだ。やって
 みようかな。」
とちょっと自慢めいた顔をした○○さん。
うれしそうでした。

いつになるか、そう遠い日ではないだろうと思い
ます。
待ち遠しい日がまたひとつ増えました。

日食見ました?

2009年07月22日 | 日記
日食をみました?
四国では部分日食しか見れないそうで
したが、曇り空を見上げると、雲の合
間に太陽が顔を出し、それが半分以上
も月に隠れているのが判りました。
薄暗くなるのは、日食のためなんです
ね。

それでどなたも見たであろうB級映画
の一場面を思い出しました。

場面は、アフリカ大陸、密林の奥。
捕らえられた白人数人(グラマナスな
女性を一名含む)
魔術師か王か判らないが、黒人の長が
手下に命じる
「この者たちを火あぶりにせよ」

今まさに燃え盛る火、腰蓑と白いペン
キを体中塗りたくった黒人たちは、槍
をもって踊る、不明の言葉を吐きなが
ら。
太鼓の音はさらに大きく、これ以上大
きくならないまで鳴り響くと、白人の
ひとりが、
「われらを殺すと、神はお怒りになる。
 あれを観よ!」
という瞬間、太陽が月に隠れ、辺り一帯
が真っ暗になる。恐れ入った野蛮人たち
が平伏して大団円を迎えた。

この手の話は、小学校で、日食遊びとし
てやったことを覚えています。

またもう一方のB級ドラマも、

「わららを殺すと、神はお怒りになる。
 あれを観よ!」
と白人が言うと、槍をもって踊っていた
黒人の若いひとりが、
「日食がはじまるね、今回のは15分20秒
 続くよ。それがどうした?」




お見舞い

2009年07月21日 | 日記
これは大変!ということで、翌日慌ててお見舞
いへ。
直腸がんということでしたが、周りを見渡すと
商友で大腸がんの手術した人がちらほら。ほな
さんもそういう年齢になったんですね。患者の
彼が自分とオーバーラップしてみえ、とても他
人事と思えませんでした。

人生の中で、病気は異常事態、癌は緊急事態発
生です。死ぬ時はお天道様が決めることと思っ
ていても、すべての計画がストップします。

ただ彼の目は、生き抜く気力に満ちてましたか
ら、ほっと安堵しました。
彼曰く、癌の原因は、食生活によるところが多
いとのこと。うーん、食べ物にまったく配慮の
なかった私には背筋に冷たいものが走りますね。

彼は家族に言えないようなことを、シスターに
聴いて貰ったそうです。(ここはキリスト教系
の病院です。)
シスターは何の意見も言わないで、ずーっとに
こやかな表情でうなずくだけだったといいます。
ただ聴いてもらうだけで、気が楽になったそう
です。

「私が彼の立場だったら、、、。」

「私がシスターの立場だったら、、、、。」

帰りの車中、頭の中を駆け巡った想いでした。
答えは今も出ていません。

上手なってはいけない

2009年07月19日 | 日記
先のタイトル「暗算できない(続)」の話からする
と、賢明なみなさんは、気分をリセットするため
には、腕を上げては効果がない、むしろヘタなま
まの方が良いとお気付きのことと存じます。
そうなんです、ゴルフの腕なんぞ上げてはいけま
せん。

男性シングルさんは悩みに比例しハゲが増し、ア
ンダーで周らねばならないゴルフのプロは、神経
をすり減らすあまり病むことになります。ゴルフ
ァーとは誠にお気の毒な人たちです。

たとえばドリームのメンバーでいうなら、
ヒロシさん、梅さまらは、本人の自覚とは異なり
ゴルフに行ってもリラックスできないと思われま
す。リラックスしているように見えるだけで、誠
にかわいそうな人たちです。
ご本人たちの優しさは、心の奥に深い悲しみがあ
るからなんですよ。
賞品のキャディバッグのひとつも持って帰っても
らわなきゃ、申し訳ないのです。

さてある日の夕方、一通のハガキが舞い込みまし
た。手書きの文面で、今年は主人が癌で手術せね
ばならないから、申し訳ないがしばらく虚礼廃止
させてもらいます、とあった。

暗算できない(続)

2009年07月16日 | 日記
今月のシニアで一緒に周ってくれた芝Tさんと
大会終了後、もう1ラウンドしました。1ラウン
ドといっても、12ホール約2時間弱で周れます
から、運動のためなら2ラウンドは必要です。

その時のほなのスコアは、ティーショットで1番
はネットに当て、2番では2発OB出すわ、本当
にひどいものでした。ハンデのおかげといいな
がらよくこの腕で5位に入れたものだと思います。

他人様からは、
「腕を上げた ほなさんを見よ」と言われたがい
ったいどこを見ればよいのか、全くもって意味不
明である、と。
ほな実物を知る多くの方は、このタイトルをみて、
「ほなさんは五十肩を患っていたのですか。
 治って良かったですね。」
と思われたこと間違いなしです。

さて、
ありがたいことにコメントをいただきました。

私も暗算できないとkakoさん、

「センターまで残り○○○ヤードでピン位置はマイ
 ナス××で上りの分プラス△△で・・・・
 足して引いて足して・・・うわ~~~ん

 みたいな 」


これよくわかります。もちろん私にはできません。
しかし、ほなからみればkakoさんは数倍賢い!
三桁の計算ならできなくて当たり前。それが人とい
うものです。ほなさんは、一桁の計算ができなくて
困っているのです。繰り上がりになると、スコア表
と目の周りがぼーっとしてきます。

それでパーを基準として「+○」「-○」打と書い
たらどうか?
と懇切丁寧に説明してくれた先輩ゴルファーがいま
す。そのやり方も何度も実践してみましたが、同じ
でした。
要は、打数を数え始めると、脳が酸欠を起こすよう
です。

これらは困ったことなんですが、それも悪いことば
かりでないと、最近、気付きました。この脳の酸欠
状態は主にゴルフに限って起こることなので、精神
的に参ったときや、ストレスが貯まった時、行きづ
まった時は、ゴルフをすれば、脳が酸欠を起こして
考えられなくなる、ある意味「自動リセット」でき
るということです。

人生には考えても仕方ないこと、いやむしろ考えな
い方が良い、流れに沿って生きるというか、与えら
れた環境で日々をひたむきに生きることが大事なの
ですね。

考えない時間がある、空白が生まれることはとても
生活にとって良いことです。
ゴルフは脳を酸欠状態にするから、結果としてリフ
レッシュできると思いませんか。

そこで、さらに脳の酸欠状態を加速する方法をお教
えいたします。(経験による)

●10打以上の打数

●初パーの後、2連続OB

●「お先にパット」の30cmが入らない

●バンカーショットの打数でホールのバンカー数が
 わかる

●100切り後の125

などなど。

人生に悩める諸君、まずはお試しあれ!
人生のリセットはできずとも、脳をフリーズ、気分
のリセットを計ろうではありませんか。

腕を上げた?ほなさんを見よ

2009年07月14日 | 日記
文豪五木先生の「蒼ざめた馬をみよ」だったか
な、そんな小説も読んだ記憶があります。

そして次のシニア杯が、今日ありました。
暑かった!気温34度の中を手引きカートで行
くのは。

またもや5位入賞、自分で言うのもなんですが
なんともはや、ほなさんも腕を上げたものです。
ウォッホン、ブゥホン。
そこの君ら、少しはリスペクトのまなざしをし
ても許すぞ。苦しゅーない、無礼講じゃ。

見上げたもんだよ、風呂屋の煙突!
なんてのもありましたね。


が、しかし、でも、、、どぼじで、、、


なんで本コースでは、「107」 なんだ。


情けないぞ、ほなさん。

うわーん。

シニア杯(終)ハンデのおかげ

2009年07月12日 | 日記
ほなさんの打った球は旗めがけ一直線にいき
ました。一直線に行った場合、いつもならこ
こで、方向は良くても距離が足らず、みなの
期待に反するのですが、今日は違います。
朝練ラウンドをするなど、力の入り具合が異
なりました。

打ち下ろしですからボールは旗の上からドス
ンとカップのやや左に落ちるように観えまし
た。そこからスルスルと右上へ転がりながら、
カップの真向こう側で停まりました。60m手
前のティーグランドから観ると、白い球がピ
ンと重なり、カップのすぐ上に見えています。

受けグリーンなので、
「そのまま転げて入ってくれ!」
と思いましたが、ボールは我関せずと知らん
顔してます。でも、バーディ確実です。

「女性陣とダンディS原さん、そしてほなさ
んまでもにバーディをとられるとは!」
一番成績が良いと思われた芝Tさんは、がっ
くり肩を落としました。芝Tさん独り、バー
ディなしだったからです。

それでも芝Tさんは
「全員50を切るスコアとは、みなが良い
成績だったのは初めてだ。」
とグループ全員を賞賛しました。その人柄が
でますね。紳士のスポーツ、ゴルフならでは
言葉です。

「結果」
シニア杯(パー39)、ほなさんとダンディ
S原さんは同スコアの48、芝Tさんは49。
S原さんが実力を出せばどこまでスコアが伸
びるのでしょうか。

レディースのK藤さん44、M木さん49で
ありました。
ハンデ戦ですから、レディースではK藤さん
が優勝。ほなさんはハンデ10もらっている
ためアンダーとなり、5位入賞。メンバーに
恵まれたおかげです。
賞品に1日無料券をいただきましたので、そ
のうち使うのが楽しみです。

なににもまして前回スコア60を払拭でき、
ほっとしています。

シニア杯(6)暗算できない

2009年07月09日 | 日記
女性陣二人それぞれが2バーディをとり、意気揚々
と盛り上がる中、競技もいよいよ最終ホールへ。

11番グリーン横に12番ティーグランドはありま
した。このホールは、1番・2番・11番ホールと
隣接しているため、どこもかしこも球避けのネット
に囲まれた打ち下ろしの60mパー3で、狭いのが
特徴です。まずはネットから外に出さないようにす
るのが肝心です。

ダンディS原さんのショットは、旗をめがけて一直
線、カップ横にダイレクトに落ち、少し奥へ転げま
したが、あわやホールインワンでした。
「惜しい!」
みなが口々に叫びます。

比べて芝Tさんは、もうあきません。当初気負って
スタートしたのが裏目に出て、思ったようなスコア
にならなかったので、終わればいいやと投げた感じ
です。こうなるとこの狭いホールの力加減はさらに
難しくなります。ゴルフは集中力を切らした者にき
びしいのです。

ほなさんは暗算ができないので、立ったままスコア
集計をようしません。椅子に座わり机がないと、何
度しても数字が狂います。女性陣は、
「新記録のスコアが出そう。」
と喜んでますが、計算ができることが羨ましいとい
うか不思議です。ほなさんは三度したら三度とも異
なる合計になります。女性陣のひとりは、確実に今
回の首位をとることでしょう。

ほなさんは出だし好調だったので、合計スコアがわ
からんでも、最後のショットまで気を抜くわけにい
きません。ここはティーショットがすべてなのです。

芝Tさんが
「このグリーンは左から右に流れるなぁ。」
と言いました。なるほどと思いました。左へ押し出
し気味のほなさんのショットは、いつもグリーンの
手前から右に転げていきます。ということは、ピン
より左に落ちれば、カップに流れるからナイスショ
ットなのだ、と思いました。

後ろでは女性たちが、
「うれしい!こんないいスコア、最後もがんばろう
 な。」
と言い合ってます。
ほなさんは力を抜いて打った最後のショット、ピン
方向へ飛んでゆきました。
「これも良いぞ!」
みなの声があがりました。